●プラシャンティニラヤムからのニュース
   2000年12月4日   

みなさまへサイラム

  1994年11月25日、スワミは親切にも世界地区のコーディネーター(central coordinators)たち全員にインタビューをお与えになりました。そのときのコーディネーターたちは全部で15人でした。スワミはいろいろなことをお話になりましたが、そのなかにコミュニケーションの話がありました。

「最近の世の中、人々はまとまろうとせず、ますますばらばらになっています。これは、国家、都市、町、村などあらゆるレベルにおいてです。ばらばらになってきている原因はコミュニケーションの貧しさにあります。昔は、すべての村や地域が地理的にずいぶん離れていて隔絶されていました。しかし今では、最新のコミュニケーション(技術)によって世界がせまくなったのです。プッタパルティーで起こることはすべて、即座にアメリカで知られるようになりました。理解することがほんとうのコミュニケーションです。口で話したりおしゃべりしたりすることではありません。ほんとうのコミュニケーションとは理解することです。理解をもたなければなりません。ひとたび理解がおきたなら修復はたやすいのです。理解がなければ修復することは困難です。理解はポジティブなよい気持ちをつくりだします。これが、ほんとうのコミュニケーションをもたらすのです。もし、ほんとうのコミュニケーションがあれば、悪い考えの起きる余地もなくなるのです。」
                       (マレーシアのジャガデーサン氏のノートから)



寄稿:オーガスタス チャン





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