●プラシャンティニラヤムからのニュース 2001年12月27日 サイニュースを読まれているサイの兄弟姉妹の皆様へ
私達サイの帰依者達は「サイラム」と挨拶します。
「SAIRAM」は、救援と慈悲の自発的な社会活動(Social Action Initiative - Relief And Mercy)も意味します。
マレーシアのサティア サイ中央評議会は最近、SAIRAM−A(アフガンの為にサイラム)というプログラムを立ち上げました。これは毛布を寄付するプログラムであり、国中の帰依者達がわずかでもできうる限りの寄付をしました。またいくらかの支持者の助けで、18,000枚の毛布等4つのコンテナがカラチ港に輸送されました。マレーシア青年コーディネーターであるブラザー・シュリ・ ガネシュさんの指導の下、3人の青年達が、2002年1月1日 カラチへ向けて旅立ちます。彼らはカラチ港から救援物資の管理を行い、 マレーシアの政策主要団体の青年達によって設営されたチャナン(クエッタから130km)の医療キャンプに物資を送ります。 彼らはクエッタに滞在して、チャナンまで3日から7日まで毎日往復し、 8日に戻ってくる予定です。
サイラム プロジェクトは、マレーシアの外務省にも強くサポートを受けています。
これはマレーシアで組織した第2の国際セヴァ プロジェクトです。
(私達は1997年、飢餓に苦しむ北朝鮮に向けて同様のサイラム プロジェクトを行いました。1997年の北朝鮮へのサイラム プロジェクトでは、1千万マルク相当の7千トンの救援物資を輸送しました。私たちは、学校、大学、幼稚園、市場、仏教寺院といったあらゆる 社会層から強い支持を得、またメディア筋は、 このサイラムプロジェクトに驚異的な関心を持ったのです。北朝鮮政府はマレーシアのサイ オーガニゼーションに物資を運ぶ為の船を提供しました。そしてサイ オーガニゼーションの活動を素晴らしいと評価し、ブラザー ジェガ ホクールさんに友好勲章を与えました。これはおそらく北朝鮮への最初のサイの前進でした。)
ボランティア チームがパキスタンから戻って来た時、さらにニュースをお届けします。
愛を込めて
ビリー フォング
寄稿:Billy Fong / World Youth
訳:浅海 輝久
(C) Sathya Sai Organization Japan