●プラシャンティニラヤムからのニュース
   2002年1月15日   

サンクランティ祭

 本日このめでたきマカラ サンクランティの祭日の朝、スワミは今年(2002年)最初の御講話をなさいました。本日の御講話において注目すべき点は、何があろうとインドとパキスタンの間で戦争とはならず、インドはとても平和であり繁栄していく、とスワミが強く言明されたということです。

 スポーツ大会は大成功で、スワミは大変にお喜びです。 おそらくスワミは高度専門病院1周年記念祭のため、1月16日にブリンダヴァン(ホワイトフィールド)へ向かわれ、またその途中でアナンタプールキャンパスにも訪問されることでしょう。

 本日この神聖なるサンクランティ祭に際しまして、バガヴァンによって説明されたサンクランティ祭の霊的意義が(忙しい役員の皆様に合わせて)1頁に箇条書きにされたものを添付いたしますので、ご覧ください。

 バガヴァンが説明されますように、これらの祝祭はインドの文化に不可欠な一部分であり、これらはこの世的な催しや行事によってその霊的主旨を十分理解させるためのものです。


サイラム

 本日は、神聖なるサンクランティ祭です。この日は南インド、特にアンドラプラデシュ州やタミルナドゥ州の人々によって大いなる宗教的情熱を持って祝われます。以下はバガヴァンが御講話で説明されましたこの祭りの意義であり、この祝祭が人類全てにどのように適用されるかを示しています。

*この神聖なる祭りは太陽の動きと関係があります。この日はウッタラヤーナ(太陽の北方への動き)の始まりを示します。毎月、太陽は十二宮の一つの宮から次の宮へと移ります。今日、太陽は山羊座(マカラ宮)へ入ります。よってこの日はマカラ サンクランティとも呼ばれます。

*このめでたき日は、人々にこの世的、そして霊的恩寵がたくさん授けられることの到来を告げます。

*サンクランティの日は、農民達の家に彼らの労働の成果である穀物がもたらされる日であることを示します。

*"Samyak kraanthi ithi Sankraanthi" − サンクランティは平安を授け、良き変化を予告します。それは人々に内なる喜びをもたらします。それは生活様式に変化を起こします。クランティは「変化」という意味で、サンは「良い」という意味です。よって、サンクランティは「良い方への変化」ということも意味します。

 六つの良き特質を伸ばすあらゆる機会を求めなさい: ウッサーハム、サーハサム、ダイリャム、ブッディ、シャクティ、パラークラマン シャダイテ ヤトラ ティシュターンティ タットゥラ デーヴァ サハーヤークリタム

 熱意、決意、勇気、理性、能力、英雄的資質という六つの特質があるところには、神の助けははっきりと現れます。 ですから、変化を意味するこのサンクランティの日から、それらの気高い特質を伸ばすように努めなさい。サンクランティ祭はあなたにその生来の能力を気づかせるために行われるのです。

 人の生涯とは、結婚し、子供を生み、終わりのない繰り返しにあくせくするためにあるのではありません。これらはこの世の生き物のありふれた活動です。それは悪いことではありませんが、あなたの理想のものとなるべきではありません。あなたが普段の生活ですることは全て、理想に基づいているようにしなさい。

*学生にとって、二つのとても重要な理想があります。それはプレマ(愛)とティヤーガ(犠牲)です。この二つの理想にしっかりと従っていなさい。全てを愛しなさい。犠牲の精神を備え持ちなさい。犠牲の精神なしには、人生は意味を持ちません。他の人を助けるため、あるいは社会の福祉を促進させるために、あなたの人生さえも捧げる用意ができていなくてはなりません。神を悟るために、絶え間なく神を求めていなさい。あなたは神を経験する機会を絶えず祈り求めなければなりません。ラーマクリシュナ パラマンサは、聖なる「母」の姿を得られなかった日はとても悲しんだものでした。いつも神を切望していなさい。あなたが神の恩寵を得た時には、全宇宙があなたに有利に働くでしょう。あなたは絶え間なく、神の恩寵を勝ち取るよう努めなければなりません。探求をやめてはいけません。あなたの義務を果 たしなさい。神の恩寵は結果としてついてきます。ハートの奥底から、全ての人々の幸福を祈りなさい。

ジェイ サイラム

(above article shared by Shitu)

 

寄稿:Augustus Chang





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