●プラシャンティニラヤムからのニュース
   1997年7月27日   

スワミと学生たち(1997年7月27日)

 ダルシャンの間に、スワミはあるグループをインタビュールームに行くように指示された後、その中の一人を指差してこうおっしゃった。
「彼は、全インド鉄道組合の組合長です。彼は、50年もの間私の帰依者で、もう100歳近くになっています。私は、彼が議長を務める会議に出席したことがありますが、その会議には50万人もの人々が集まりました。以来、もう10年もその組合にはストライキがありません。」

スワミ:今日は日曜日だから、皆さんにとっては休みの日で、仕事がないでしょう。でも、私は、日曜日も月曜日も、毎日が仕事日です。

(後にスワミは男子学生の一人に尋ねられた)
私は若々しいかい?

学生:はい、スワミ。

一人の男子学生が立ち上がってスワミに訴えた。
学生:スワミ、私の心(マインド)のことなのですが!
スワミ:ああ、お前の妻のことだね。座りなさい。それはお前だけの問題ではない。それは皆が問題にしていることだ。問題の量 の違いはあれ、質は同じだ。心は狂った猿なのだから、心に従ってはならないよ。

学生:スワミ、私の心(マインド)は他の人のよりも悪いようなのです。
(スワミはビブーティを物質化し、その学生に与えられた)
すべてはうまくいく。

学生:悪い考えが起こったときは、どうすればよいのでしょう?
スワミ:心のことを考えてはならない。スワミのことを考えなさい。ナマスマラナム神の御名を唱えること)をしなさい。心はお前の奴隷と考え、心にお前を支配させてはならない。自分に問いかけなさい:私は心を支配するか、それとも奴隷になるのか、と。自分にこのように言い聞かせなさい。「これは私の体で、私の心であり、私が心なのではない」と。心を忘れ、スワミのことを考えなさい。心のことに気をとられてはならない。考えというものは、浮かんでは消える。腹を立てたときには、自分にこう言い聞かせなさい。「私は犬ではない、私は犬ではない、私は犬ではない」と。心が揺れるときには、「私は猿ではない、私は猿ではない、私は猿ではない」と自分に言い聞かせなさい。そうすれば、思いは消える。自分の心を支配し、心に支配されてはならないのだ。

学生:なぜ神は善と悪をお創りになったのでしょうか?
スワミ:人類にバランスを保つためだ。本当に悪と呼ばれるものなど存在しない。神の目には、すべてのものが純粋に見える。 人は自分の内なる価値観によって何かを善ととらえ、別のものを悪ととらえるだけだ。だから、心(マインド)を当てにしてはならないのだ。神を想いなさい。

それからスワミは、ニューヨークから来た客員教授を呼び、月に3度も来ていることをおしかりになった。

スワミ:ここへあなたが来るのは、今月はもうこれで3度目ではないですか。あなたは多くのお金を無駄 にしています。なぜこのように頻繁にやってきているのですか? お金の遣い方をあやまるのは悪いことです。私はそういうのを好みません。
教授:スワミ、私は無駄遣いをしているわけではありません。私はあなたに会いに来ているだけです。

スワミ:あなたは学校で何を教えているのですか?
教授:国際経営学です。 (スワミは「ビジネス」という単語をアメリカ風に発音された)そしてスワミは続けられた。「ビジネスはどこでも同じです。「国際的」がついているかどうかだけです。外へ出れば、パパイヤやきゅうりを売っています。店主に経営のことを聞いてみれば、ちゃんと答えるでしょう。すべてのことに経営がかかわっているのです。」

(それからスワミは、寮の女主人に前に来るように手招きされた) 今日はどんな食事を用意しましたか?
女主人:ピザです、スワミ。
スワミ:それは何ですか?
女主人:パンのようなものです、スワミ。

スワミ:昼食は?
女主人:グリーンピースのプラブです。
スワミ:ほんの少しだけマサラをご飯に混ぜると良いですね。そのつけあわせは?
女主人:スワミ、トマトとたまねぎのライタです。
スワミ:それはあまり良くないね。プラブのつけあわせに良いのは、クルマです。それか、トマトにはカードです。

(スワミは学生の方へ向き直り)寮ではカードが食事に出るかい? バターミルクだけだね。(それからスワミは、スワミのための食事について話された。スワミはまったく食べないとおっしゃった)。

スワミ:寮長には特別な食事が用意されているのですか?
女主人:いいえ、スワミ。

(スワミはそれから再び先の客員教授に向き直り、彼に尋ねられた) あなたの月給はいくらですか? 客員教授:25万です、スワミ。
スワミ:非常に高給ですね。それであまり仕事をしていない。良くないことです。 仕事はもっと多く、給料はもっと少なくするべきです。

教授:それではスワミ、私はもっと多くの学生を教えるべきでしょうか。
スワミ:いいえ、たくさんの学生に教えることが重要なのではありません。受け持ちの学生すべてに本質的な事柄を教えなさい。学生に、もっとたくさん質問をし、それらすべての疑問を解き明かすように言いなさい。給料に見合った働きをしなさい。私は、量 より質を重んじます。学生たちが良く理解できるように、重要なポイントをおさえて教えなさい。

Above Article shared by Bombay Srinivasan


寄稿:Augusuts Chang





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