祈り・信仰
祈り
PRAYER
 祈りは、心の奥深くから湧いてきて、
  内なる神性と対話するものでなくてはなりません。

 一日に少なくとも2回、規則的に祈りを続けていれば、
  強さと勇気が与えられます。

 朝祈れば、神の恩寵によりその日一日、
  心の平安が与えられます。
  自分は100%神に頼りきっていると、絶えず感じていなさい。

 寝る時には、その日一日の神の導きと加護に対し、
  感謝と尊敬を神に捧げなさい。
  全てのものに幸福と平安が訪れるよう祈りなさい。
  それが最良の祈りです。
  そうすれば、内なる平安が得られ、ぐっすり眠れます。


ガーヤトリーマントラ
- GAYATRI MANTRA -
1 Om
  オーム
  至高の神よ

2 Bhur Bhuvah Suvaha
  ブール ブヴァッ   スヴァハ
  地、空、天界

3 Tat Savitur Vareniyam
  タット サヴィトゥル ヴァレーンニャム
  私たちの聖なる母よ、その輝きは、
  私たちの心にある暗闇を滅します。

4 Bhargo Devasya Dheemahi
  バルゴー デーヴァッスヤ ディーマヒ
  私たちは、その聖なる輝きに瞑想します。

5 Dhiyo Yo Nah Prachodayath
  ディヨー ヨー ナッ  プラチョーダヤート
  私たちの内なる知性を目覚めさせたまえ。

 

 私たちはこのガーヤトリーマントラを唱える時、神を描写し(13)、
  瞑想し(4)、祈願する(5)、という三つの意念が込められているのです。
  ガーヤトリーマントラは、一日三回唱えることが定められています。
  三回とはすなわち、朝と昼と夕方です。

 ガーヤトリーは五つの顔をもつ女神であり、これら五つの顔(15)を
  もって存在するガーヤトリーは、五つの生命力(プラーナ)でもあります。
  女神はすべての生命を守護し育てます。
  生命を守護している時、この女神はサーヴィトリーと称されます。
  サーヴィトリーは真理に基づく生活を送る人を守り導きます。
  人の倫理的知性を高めようとする時、女神はガーヤトリーと称されます。
  女神があなたの語る言葉を守護して育てる時、女神はサラスワティーと
  称されます。
  このように女神は、言葉と生命と倫理的知性を守り、ガーヤトリーとして
  サーヴィトリーとしてサラスワティーとして、あらゆる方面から人を守護し
  育てます。

 これら五つの顔をもつ一つの神こそが、生命力そのものです。
  私たちの生命力を保つ植物をはぐくみ、世界を維持しているのは太陽です。
  ですから、ガーヤトリーマントラを唱えている時、直接、太陽エネルギーに
  『暗黒を追い払い、肉体が浄化され、アストラル体(感情体)が浄化され、
  コーザル体(魂の器)が浄化されますように』と祈っているのです。

 


シャーンティマントラ
- SHANTI MANTRA -
1 Asatho Maa Sad Gamaya
  アサトー マー サッド ガマヤ
  おゝ、神様。私がこの世の事物によって幸せを得ているとき、
  どうか私に非真実の事物を忘れさせ、永遠の幸福への道をお示しください。

2 Thamaso Maa Jyothir Gamaya
  タマソー マー ジョーティル ガマヤ
  おゝ、神様。この世の事物が私を引きつけるとき、
  すべてのものの真の姿である、遍在のアートマを覆い隠す
  暗闇を取り除いてください。

3 Mruthyor Maa Amrutham Gamaya
  ムルッティヨールマー  アムルタム   ガマヤ
  おお、神様。あなたの恩寵により、
  あらゆる事物に内在するアートマの光輝を認識することによって
  もたらされる不滅の生命、すなわち、パラマーナンダをお与えください。

 


光明瞑想
LIGHT MEDITATION
『光明瞑想は、安全で確実にゴールへ導いてくれる。
あなたは光である。それと同じ光は、他人の中にもある。
肉体は脱落し、光だけが残る。それが悟りに他ならない。』
               −サティア・サイババ

私たちは、英知が自分自身の内にあることを知りながら、
多くの欲望や想念に邪魔されて、それを把握できないでいます。
これはちょうど、湖面を吹き荒れる嵐に例えられます。
風が吹き荒れ波が荒いうちは、湖の底を見ることはできませんが、
湖面が静かであれば可能です。
同じように、心が静かな時のみ、私たちは真の自己(平安)を
見ることができます。それは、日々の瞑想によって、達成されます。
瞑想のゴールは、全ての生命が一つであることを悟ることにあります。
そして、思い・言葉・行いの調和を可能にします。
最終的には、私たちの行為の全てが、瞑想となることでしょう。

 

内 省
- SELF INTROSPECTION -
毎晩、眠りにつく前に、内省をしなさい。

 行動が、思いや言葉と一致していたか?

 思いや言葉や行為で、他人を傷つけなかったか?

 今日予定していた仕事を達成できたか?できなかったのは何故か?

 今日は、昨日よりも良い人間であったか?

 傷つけたかもしれないあの人と、仲直りできたか?

 一日中、神に波長を合わせていたか?

静かに座ること−瞑想−をしましょう。

 


信仰
BHAKTHI
限りある人間が神の無限の愛に浸るのです。
バクティ(神への愛)は、偉大な魂の持ち主たちの示す手本によって、その道が少しは照らされるとはいえ、それはあなた自身の、体験の中で実されるべきものです。

−サティヤ・サイババ

 


Mahatma Gandhi
( 1869 - 1948 )

真理というものの、宇宙的な、あたりにみなぎる力をまともに見るためには、どんなつまらない生きものも、自分自身として愛することができなくてはならない。
地上のあらゆる生きものを憎むことができなくなるように、私は自分をしむけてきた。
長い、祈りに満ちた鍛錬によって、私はこの40年以上の間、いかなる人間をも憎むのをやめてしまった。
これは大変な仕事だ。しかし私は、今もつつましい気持ちで、それをするのだ。
私は、神とは命であり、真理であり、愛であると思います。神は愛なのです。神は最高の善なのです。
私は、神が望まなければ、草の葉一枚でも、成長したり、揺れたりしないと信じています。神は、指の爪と肉の関係以上に、私たちにとって身近なものなのです。

−マハトマ・ガンジー


Mother Teresa
( 1910 - 1997 )

沈黙を続けると祈りになり、
祈りを続けると信仰になり、
信仰を続けると愛になり、 
愛を続けると奉仕になり、 
奉仕を続けると平安になる。
喜びは祈り。
喜びは力。 
喜びは愛。 
それは多くの魂を捕らえる愛の網。
神は、喜んで与える人に、もっとも多くをお与えになります。
神と人に感謝の気持ちを表す最高の方法は、
すべてを喜んで受け取るということです。
喜びは、愛に燃える心から自然に生まれるのです。
神さまだけが、私たちの真の必要をご存知です。
神は許しを惜しまない御父です。
神の憐れみは、私たちの罪よりも大きいのです。
神は私たちの罪を許してくださいます。
でも私たちは、罪を繰り返し犯さないように、努力しましょう。

−マザー・テレサ

 

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