バンガロールのスーパー スペシャリティー ホスピタル(高度専門病院)に関する シュリ サティヤ サイ セントラル トラストの新しいプロジェクト
   The Hindu, Chennai 2000年9月25日   

癒しの神殿

 このプロジェクトは人道にたいする財団(Trust)の重要な目標を実現するために始められたものだ。そのねらいは、最高水準の医学を貧困層をも含めたあらゆる階層の人々に役立てようというものである。

 この病院は、診断、内科、外科、手術前後の処置などを含めたあらゆる医療を患者やその家族が費用を負担することなく完全無料で提供する。またこの病院は、看護婦や各分野の医学研修生に訓練も施す。最高水準の病院として存在するだけでなく、専門的なそして高度な研修水準をも維持するつもりである。

 この病院は、最高の医療を施す単なる現代的な多目的高度専門病院ではない。病人や健康を損ねている人に、誠意ある態度をもって尽くし、医療費が非情に高額なこの国で完全無料、良質の治療と看護を提供することを目的としている点においてユニークなものとなっている。それは困っている者の希望、望みを失った者の生きがいとなるであろう。シュリ サティヤ サイの愛と神の思いやりの現われなのだ。癒しを受けるものは、たんに肉体を癒されるだけでなく、また心と霊をも癒されることであろう。

 この病院は、審美的な景観、機能的な能率、実践的な効率性、医学の優秀性と霊的な崇高さとの混合である。

 これは財団によって実施されたこの分野における二番目の大きなプロジェクトだ。最初のプロジェクトは、1991年に開設したプッタパルティーにおけるシュリ サティヤ サイ高度医療機関(Sri Sathya Sai Institute of Higher medical Sciences)であり、心臓科、泌尿/腎臓科、そして眼科において最新の内科外科医療を施している。

 ホワイトフィールドにある環境に配慮したこの病院は、心臓科および心臓外科、泌尿/腎臓科、そして神経科の分野で最新の医療を施す予定である。総合的な病院運営に関して、この病院は最新の情報技術システムを完備することになっている。34万平方フィートにわたる病院敷地には333床を宿す入院棟と12の手術室、それに検査室、集中治療室、冠状動脈疾患集中治療室、MRI(磁気共鳴現象を利用した断層写 真機)、ガンマナイフなどを備える予定である。近い将来に実現する母子棟には、診察室と治療室が備えられることになる。

 そしてまた、付属施設として医学会議のための500席をようする講堂、スタッフや訪問者のためのダイニングホール、複合住宅、訓練校と看護婦寮がさらに付け加えられる。この総合施設では大学を卒業した外科医と内科医のために訓練校も備える予定だ。第一段階にかかる費用はおよそ20億ルピーとなる。この総合施設は2000年11月までに運営を始めるであろう。








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