サイババを中傷する者に対して
サイババが語られたクリスマスのご講話を引用した
「タイムズ オブ インディア」の記事
   Times of India ニュースサービス 2000年12月26日   

バンガロール発:シュリ サティア サイババはここホワイトフィールド、ブリンダバンのアシュラムで月曜日のクリスマスの御講話の際に、滅多に示されることのない強い口調でババの中傷者に対して非難の言葉を述べられました。
 ババは批判とか中傷に対して今まで殆ど反論しておりませんでしたが、この度は最近雑誌に掲載されたババの中傷記事に対して明らかに反論しております。

 大勢の集まった群衆に対して、ババは次のように話されました。
「イエス キリストも多くの困難に遭遇し、人々の嫉妬によって十字架にかけられました。キリストに批判的な多くの人々は、キリストが行った善行とキリストの帰依者がどんどん増えることに我慢ができませんでした。
  キリストの使徒の一人であるユダはキリストを裏切りました。当時はユダは一人でしたが、今日ではこのようなユダは数千人もいます。キリストを裏切るようにユダがそそのかされたように、今日のユダもまた嘘をつくようにそそのかされたのです。私に向けられた中傷の裏にあるのは嫉妬です。人々がサイを愛しサイに従うのは私が真理に立脚していることと私の本質が愛だからです。
  人はお金をいろいろな目的に使います。本来お金は人の為に使われるべきものですが、ある人たちは憎しみと偽りをまき散らすために使っています。
  ラヤルシーマ(インドのアンドラ プラデッシュ州の地名)では、イギリスの統治時代からつい最近に至るまで飲料水がありませんでした。そして、その地方からはたくさんのリーダーが現れましたが、誰かが何かしましたか?サティア サイ ウォーター プロジェクトがその地域の全ての家に水をもたらしたのです。」

  次いで、ババはスーパー スペシャリティ ホスピタルのこと、教育費が無料の教育のこと、その他のババが行っている福祉事業について話されました。そしてババは、次のような質問をされました。
「ほとんどの学校ではアルファベットさえも書けない子供達に対しても高い授業料を要求していますが、誰が彼らに無料で教育を施しているでしょうか?バンガロールにおいて2001年1月19日に開設されるスーパー スペシャリィティ ホスピタルでは医療費無料の治療を施します。どの首相がかつてこのようなことを行ったでしょうか?」

 そしてババは、政治家について、彼らはみんなただパブリシティー(宣伝)だけを追い求め、助けを必要とする人々に対して何にもしてこなかったと述べ、更に「人々は私を止めようとしているが何もできない。間もなくもっと多くのこのような病院ができるでしょう」と述べられました。

 そして更に、「ある人達の問題点は、彼らがこれら全てのことの背後にある神聖な思いと感情を理解することができないことです」と述べられました。

  最近ババに対して書かれた幾つかの事柄に言及して、ババは以下のように述べられています。
「多くの人々が買収され、彼らは受け取ったお金のためにババを中傷しています。多くの人々はババの人望がどんどん増していくことを恐れています。かつての帰依者達は卑劣なことを広言することを交換条件として金銭の供与を受けました。過ちを犯した全ての人はその結果 に対面することになるでしょう。」
 そして、「今日、愛は粉砕され、憎しみが力を増しています。人々はインドがその文化の襞の中に持っている価値とか偉大さを忘れてしまっています。西洋の影響によってインド人の心が破壊されています。」とババは嘆かれました。

  また、ババは幾つかの計画中の福祉事業について詳しく述べながら、子供を抱えた未亡人で生計の手段を持っていない人達に対する住宅施設をプッタパルティに建設中であると話されました。ある未亡人が生計を立てることができないために、その子供に毒を飲ませて自分も自殺を図ったというニュース記事に心を動かされて、ババはこのような多くの人達のために、彼等個人の名義で10万ルピーを元金として銀行に預金しました。そして、「彼等はそれから受け取る利息で生活をしていくことができるようになり、私は彼等の子供達に教育を施します」と述べられました。

  ババは中傷する者達に対して、その千分の一でもババを見習うようにと語り掛けました。
  ババは帰依者に対してこれらの中傷的な記事に惑わされて揺らぐことがないようにと注意を呼びかけられました。そしてババは、愛を育て広めること、それが神への道であると述べられました。

B.S. Manu Rao




訳:一色 健輔





メニューへ戻る

(C) 2000 Sathya Sai Organization Japan