サイババのアシュラムにおいて
銃を持っていた青年拘束される
   タイムズ ニューズ ネットワーク(2002年1月17日木曜日)   

バンガロール発:木曜日にシュリ サティア サイ ババのホワイトフィールドのアシュラムにおいて空気銃を所持していた青年が捕まりました。 それにより、予定されていたババの朝のダルシャンの直前にざわめきが広がりました。 その青年は空気銃と空気銃用の弾丸を所持していました。警察の話によると、青年はババのインタビューを受けるために誰か警備員を人質に取る計画をしていたということです。

 警察の話では、ババはブリンダバン アシュラムのサイ ラメッシュ ホールでダルシャンを与えることになっていました。帰依者がホールに入るために列を作っていたとき、ある帰依者たちが、その列に並んで立っている青年の上着から銃床の一部が覗いていることに気がつきました。その帰依者達は青年が抵抗するので取り押さえ、その場から連れ出しました。彼等はそのピストルを取り上げ、青年を部屋に拘留しました。銃と弾は押収されました。 女性を含む帰依者の何人かはパニックになり騒然としました。そのうちに青年がババを殺しにアシュラムに来たという噂が広がりました。警察は迅速に対応し、その青年をカドゥゴゥディ(Kadugodi)の警察署に連行しました。警察幹部数名は訊問のためアシュラムに急行し、青年は取り調べのため何処かへ移送されました。

 その青年はタミルナドゥ州のダルマプール地区から来たソマスンダラという名前の者と判りました。 取り調べの結果、今までに判ったことは、その青年はババの帰依者でババとの個人的なインタビューを望んでいたとのことです。

  以前にソマスンダラは、自分の村の失業者を救済するためにある事業を始めようとし、ババに対してその援助を求める数通 の手紙をテルグ語で書いたのだそうです。 彼の今回の計画は、アシュラムの警備員の一人に銃口を突き付けて人質として拘束し、ババにインタビューを強制するというものでした。しかし、ババのインタビューを受けるにはババから個人的に呼ばれない限り不可能なことです。

 警察によると、その青年はアシュラムにおいて三日程前から見かけられていたとのことです。彼はピストルを靴下の中に隠して持ち込み、その後、上着の中に移したということです。 「彼の目的はただババのインタビューを受けることであって、決して傷付けることではなかった」と警察署長のバスカー ラオ氏は語っております。しかしながら、この事件はソマスンダラの名前とともにカドゥゴゥディ警察署に記録されました。 ババがLTTE(Liberation Tigers of Tamil Eelam タミル・イーラム解放のトラ) の暗殺対象者リストに載っているという最近の報道の後に起きた事件だけに、警察はこれを重視しています。この報道の後、プッタパルティとバンガロールのアシュラム警備は強化されていました。 数年前にババを襲撃しようとした四名が、プッタパルティのアシュラムにおいて射殺された事件が思い出されます。 (記事終わり)

※なお、現在プッタパルティのアシュラムでは、通 常通り平穏なダルシャンが行われて いるとのことです。ご安心ください。


訳:一色 健輔





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