特別プログラム

埼玉サイセンターにおける特別プログラム

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2019年5月4日(祝)第4回バジャン・楽器 練習ワークショップ

2019年5月4日(祝)10連休のゴールデンウイークに、バジャン・楽器 練習ワークショップを開催しました。2016年から毎年開催することができ第四回目を迎えました。ゲストは昨年に続き、サイ大学の学生で日本に帰国中の方に来ていただきました。彼は現在、ブリンダーヴァンのマンディールのバジャングループに所属して、バジャンを捧げているとのことです。関東地域だけでなく、関西の帰依者の方まで、多くの方々が参加されました。

テーマは、ターラとユニティ(リズムと一体性)でした。楽器練習はタンバリンをメインに行いましたが、ターラムやドーラクに挑戦した方もおられ、タブラを普段から習っている子どももいました。普段のバジャンでは見ることはあまりできないゲストの方のタンバリンやターラム、ハーモニウムの演奏を見ながら、四曲のバジャンを歌いました。演奏がよく聞こえるように楽器を少なくしていましたが、躍るような手から生み出されるターラ(リズム)で、バジャンは力強くなりました。その後、グループに分かれて練習したり、初歩のリズムからスモールステップで徐々に複雑になっていくたたき方を教わりながら、バジャンに合わせて演奏したりしました。今回初めて参加した方もいましたが、今まで練習をしてきた人といっしょに練習をすると、驚くほど速く同じように演奏することができるようになる場面が見られました。ヴェーダ学習でも、練習をしてきた人たちと一緒に学ぶと学習がとても速くなるのと同じだと感じました。サットサングの素晴らしさ、そして毎年開催をしてきたことが積み重っていることを実感することができ、感謝で胸がいっぱいでした。

昼食中にもいろいろな話を聞くことができ、積極的に楽器練習をしている方もいました。午後は、再びゲストの方の演奏を見ながらバジャンを四曲歌いました。練習した後にお手本の演奏を見られることは、本当に学ぶことが多く、またバジャン自体が素晴らしい体験となりました。その後、関西から参加されていた方三名に、関西でのバジャンの様子や、神戸センターのバジャンレッスンの様子、日本語バジャンでよく歌われる「おおサイ」が生まれた時のエピソードを作曲した方から伺いました。

そしてゲストスピーチでは、まずテーマのターラとユニティ(リズムと一体性)について分かりやすく実演を交えて説明してくれました。バジャンの三つの要素であるラーガ(メロディ)、ターラ(リズム)、バーヴァ(思い)の説明に加えてターラの重要性を話され、ターラが整うことでバーヴァも高まり、神への愛(バクティ)も大きくなるという言葉がありました。そしてターラは、打楽器だけにあるものではなく、他の様々な楽器や歌の中にもある大事な要素であるという言葉が印象的でした。タンバリンなどの打楽器の練習を通してターラを学ぶことができ、それがバジャン全体の一体性につながっていくという目標をもつことができました。また、インドと日本のバジャンを比較した時に気づくこととして、コーラスの声の大きさがあげられ、バジャンは参加者全員が神様とつながる時間であり、リードの人だけではなく、一人ひとりの参加者がコーラスを熱意と共に大きな声で歌うことが大切だと話がありました。リードをするために一曲を百回練習することの大切さを繰り返し聞いたり意識したりしていましたが、バジャンの意義とコーラスとして歌うことの価値、バジャン全体の一体性という視点から考えることができ、大きな気づきとなりました。神様の御名を心から大きな声で呼ぶことで、神様とつながることができるということを意識して、最後のバジャン九曲を捧げようと、皆で目標を共有しました。最後のバジャンでは、Bro.友はハーモニウムを弾いていましたが、高らかに心から神の御名を呼ぶ歌声が、会場に響いていました。そしてハーモニウムの音を通して、ラーガとターラとバーヴァが全体に広がっていく様子を実感することができました。

今回は開催直前に、数年前から計画していたタンバリンの動画を作成することができました。タンバリンの練習カードと項目に対応した二十二の動画集を埼玉センターのホームページにアップして、事前に練習してからワークショップに参加できるようにしました。また、当日のゲストの方の演奏の動画は何度も見返したい資料であり、楽器を練習している方々と共有したいと感じています。ゲストの方、多くの方々と共に学ぶことができた機会に感謝申し上げます。

 

2019年05月06日

2019年3月9日埼玉センター十七周年記念祭

SSIOJ副世話人の方をゲストに迎え、26名の参加者と共にいつもより大きな会場で記念祭を開催しました。テーマは、「生きる道」ダルマヴァーヒニーで、バジャンの後にワークショップを行いました。

司会者二名が会話形式でテンポよくかけあいをしながら進行しました。これは、ラジオサイでサイの学生が進行していたラジオサットサングという番組を参考にしたものでした。台本もこの番組をベースにして、ダルマヴァーヒニーの御言葉を追加していきました。活発なスタディーサークルを聞いているようなイメージです。

一つ目のワークは「人生におけるジレンマ」でした。バガヴァッドギーターのあらすじがスライドで紹介された後、アルジュナが「戦うべきか、戦わないべきか」のジレンマに陥り、クリシュナがアートマダルマについて教えを述べる場面を朗読劇で演じました。その後、参加者はワークシートに自分の人生のジレンマについて書きました。

二つ目のワークの資料は、バガヴァッドギーター12章です。この章ではクリシュナが、アートマダルマを実践するために必要な性質と、神に愛されている人とはどんな人かを繰り返し述べます。参加者はこの答えを予想してワークシートにたくさん書き、みんなで発表し合いました。答えは、以前にサイユースが作成したバガヴァッドギーター12章とそれについてのスワミの御言葉集から紹介しました。たくさんある中から少し紹介すると、「興奮や怒り、恐れや不安から解放されている人、敵と味方に対して同じ心で、名誉と不名誉に対しても同じ心で、非難と賞賛を同一視し、何にでも満足し、安定した心を持っている人、神への愛に満ちている人」などでした。

次はワークショップの一部としてヴェーダクラスを行いました。練習したのは、バガヴァッドギーターの12章20節です。サイセンターではフードマントラとして、バガヴァッドギーターの一節を唱えることが多いですが、他の節を唱えることはあまりありませんでした。ヴェーダテキストと同じ形式のテキストを使いながら練習しました。この節についてのスワミの詳しい解説文があったため、直訳だけでなく深い意味を感じながら練習することができました。この節のキーワードは、「ダルミャームルタム・不滅のダルマ」でした。

次は、人生の困難に対してどのように立ち向かえばよいのかをテーマにした朗読劇「郵便局長と息子」でした。この話はスワミの御講話から作られたもので、テーマは純粋な祈りでした。難しいアートマダルマを学んだ後に、最もシンプルで力強く、具体的な方法を学ぶことができました。

最後に、今まで学んだことのまとめのスタディーサークルを、「人生の困難・ジレンマとダルマ」について行いました。活発なスタディーサークルは、それぞれの発表の後に前の話につながる言葉が飛び交い、テーマについて多面的に学ぶことができます。順番に発表するのではなく、たくさんの方々の意見を聞くことができました。司会のかけ合いの中では、何度もキーワードの「アートマダルマ」が出てきました。一人で本を読むだけでは難しい内容も、いろいろなワーク、劇、マントラの練習を通じて最後にスタディーサークルで話し合ったことで、理解を深めることができました。資料は埼玉センターの会員ホームページやメールマガジンで共有したいと思います。埼玉センターのホームページから、どなたでも登録できますのでぜひご覧ください。

サティヤダルマを離れて追求されるアーチャーラダルマ(振る舞いに関するダルマ)と、アーチャーラダルマから離れてしまったサティヤダルマは、どちらも実を結ばずに終わります。その二つは解くことができないほど互いに絡み合っており、そのようなものとして扱うべきです。
「生きる道 ダルマヴァーヒニー P22」

その後、SSIOJ副会長のゲストスピーチをいただきました。1999年のインドブッダプールニマーで、スワミのパダナマスカールをいただける特別なダルシャンに参加した時のことです。あと数メールで自分の番がやってくるという場面で、ある思いが突然わいてきたそうです。それは、自分が担当していた、ビデオカメラマンの後ろに立って撮影のサポートをするというセヴァです。この時はそのセヴァをすることにはなっていなかったのですが、カメラマンの姿を見てサポートをしなければと思い、体が動いてしまったのだそうです。パダナマスカールの順番が来る直前で席を立ってしまったその人のことを、まわりの人は驚きとともに不思議に思いました。しかし、本人はそのセヴァが自分が行うべきダルマだと感じていたのです。結局、パダナマスカールのチャンスは逃してしまいました。しかし、後になってこの方は驚くべきことを聞きます。この方がダルシャンラインからカメラマンの所へ行ってしまった瞬間、スワミは立ち止まってその方を愛おしそうに優しくずっと見つめていたというのです。神だけがすべてを知っています。神だけが私たちのことを、すべて理解してくださっているのです。

ヴェーダクラブで練習したバガヴァッドギーター12章20節の訳です。

以上述べた、この不滅に至るダルマの道を尊び、唯一究極の目標として私を信頼し、一心に私と結びついている者たち、彼らは私にとってこの上なく愛おしい。

2019年03月09日

平日夜のディーパーヴァリープログラム

2018年11月7日(水)

ディーパーヴァリー プログラムを開催しました。埼玉センターでは、祭りの当日に関東地域の皆様と共に祭りを祝いたいと考え、年に数回平日の夜にサットサングを開いています。今回も仕事の後に遠くから参加してくださった方がおられ、大変うれしく思いました。また、当日に仕事で起こったすばらしい体験談をお話くださり、神の愛が帰依者一人ひとりを通して社会に広がっていることを実感しました。仕事における困難な事例に対しては、神の愛こそがもっとも大きな変化をもたらす根本的な解決策になります。「手は社会の中に、頭は森の中に」という御言葉を学ぶことができました。

週末には、東京センターでアカンダバジャンが開催されるため、バジャン練習を中心に行いました。家で繰り返し練習してきたキールタン(一人で歌う神の賛歌)は、センターでサンキールタン(皆で歌う神の賛歌)になります。日々のサーダナが、センターでのサットサングにつながることは、日本の社会におけるサイセンターの意義を実感させてくれます。東京センターでは、リードをする曲の名前を紙に書いてボードセヴァの方に渡すという流れになっています。練習した曲名とはじめの音のリストを作っておくと、当日のバジャン中に紙を書かずにバジャンに集中することができ、はじめの音を書いておけば自分の音域と参加者の音域にあったキーを選んでバジャンを歌うことができます。参加者の人数が少ない時や女性が多いときは、半音キーを下げるなど調整をすることもできました。今回は何人かのメンバーでこのリストを作り、活用することができました。そのバジャンの最高の音と最低の音も調べておくと、キーを選ぶのに役立てることができました。

11月は、アカンダバジャンの準備をすることで1年間のバジャン練習の軌跡を振り返ることができ、参加することでバジャンへの新たな目標をもつことができます。そして、御降誕祭に向けて熱意をもってつき進むことができます。世間のカレンダーとは違いますが、サーダナカレンダーの年末年始であるように感じます。

「カーラシチャ ナーラーヤナハ」 時間なる神に感謝をこめて。

2018年11月07日

スタディーサークル「神と人間と自然」

2018年10月13日(土)

ナヴァラートリー プログラムを開催しました。ヴェーダ クラブでは、ナーラーヤナ ウパニシャッドの前半を練習しました。特に言葉をはさまず、ヴェーダをシルティでひたすらに繰り返し唱える時間は、究極的にシンプルで、この上なく力強い時間です。その後に、今までに学習したすべてのヴェーダを声高らかに皆で唱えた時間は、本当にありがたく楽しい時間でした。

スタディーサークルでは、ナヴァラートリーの御講話から「神と人間と自然」をテーマに話し合いました。神の恩寵を手に入れるためには、人間は最初にプラクリティ・自然を礼拝しなくてはいけないという御言葉を読み、自分自身と自然と神の関係について意見を出し合いました。

バジャン練習では、ヒンディ バジャンを二人のリードで練習しました。マンディールで二人のリードが息をぴったりと合わせて歌っているように、声と心を合わせられるように練習しました。マンディール バジャンの録音を聞きながら、細かいメロディーとリズムを確認して歌いました。また、以前から練習したいと考えていたサルヴァ ダルマ プラールタナーと日本語アーラティを、特にリズムに注意して練習しました。以前、マンディール バジャン シンガーの方々が来日された時に、東京センターで開催されたサットサングで聞いたサルヴァ ダルマ プラールタナーの優しく、甘い歌声が心に深く残っていました。最もたくさんの神の御名を唱えることができるサルヴァ ダルマ プラールタナーと、最もたくさん歌ってきたアーラティを練習することができ、非常に意義深い時間となりました。アーラティの最後の「ジェイ ボーロー」の部分も二人のリードの声の合わせ方や、ハーモニウムの音の出し方などを練習しました。言葉とリズムが難しく、一人では緊張する部分ですが、二人で歌うととても楽しく、心を込めて歌うことができた気がしました。

定例会の終了後にも、残ったメンバーでバジャン練習を楽しく、リラックスした雰囲気で行うことができました。不思議なことですが、このようなその場で始まるバジャンは、とても素直で楽しく、また力強くなる気がします。純粋な気持ちでバジャンに取り組むことの大切さを思い出すよい機会になりました。

ヴェーダも、バジャンも、アーラティも、スタディーサークルも、日本全国において定例会で毎回開催されています。しかし、それらは積み重ねられた練習や先人の研究の成果の上にあるものであり、日本において他では絶対に得られない貴重な機会であることを深く実感しました。いつもより参加者数が少ない日であっても、より深い学びを与えてくださるスワミに感謝いたします。サイラム。

2018年10月13日

スタディーサークルを楽しく活性化させるグループワーク

2018年9月1日(土)

クリシュナジャンマシタミー特別プログラムを、いつもより時間を拡大して開催しました。ヴェーダクラブでは、ヴィシュヌ神の化身であるクリシュナの降誕祭ということで、ヴィシュヌ ガーヤトリーマントラを練習しました。聞きなれた言葉も含まれている2行ほどのヴェーダですが、難しい発音もあり、繰り返し唱えました。

その後、先日の関東サイユースの活動でも紹介されていた、スタディーサークルを楽しく活性化させるグループワークを10分ほど行いました。「最近食べたおいしい食べ物」から「好きな御言葉」までいくつかの質問を、ゲーム性のある方法で発表しました。そしてその後、クリシュナはドワーパラユガに愛と平安を育むために化身したという御講話を紹介して、スタディーサークル「愛と平安」を1時間15分行いました。

特に平安についていろいろな視点からの意見が出ました。肉体を去る瞬間にこの「平安」を感じることが目標である、たった今唱えたヴェーダの後の静寂にそれを感じた、平安は騒音や忙しさにあふれている現代社会と対照的なものであり一般的にはあまり認識されていない概念とも言える、夜明け前の大自然の中や海の波から聞こえるオームの音にそれを感じる、自分の苦しみへの理解・共鳴を他者から得らると大きな安心を得られるなどの話がありました。どれだけ自分を攻撃、避難する相手に対しても、深いところで相手の幸せを願う平安な心があるという発見や、苦しいときにはスワミにひたすら話しかけて神にしがみつくという態度、どんな出来事でも自分にとってよいことであると思う態度について、多くの苦しい体験を経て自然に感じるようになったという体験談がありました。このような体験談を本人から聞くことができるのが、サットサングで一番啓発される瞬間です。それぞれの人生がそれぞれの人のメッセージになり、その愛のメッセージを広げてくれていると感じました。

クリシュナの物語を描いた絵がたくさん紹介され、祭壇にクリシュナの写真を飾り、バジャンとアーラティが捧げられました。

2018年09月01日

山の日特別プログラム

2018年8月11日(祝日)

山の日特別サットサングを開催しました。テーマ「愛を広げる」~家庭に、社会に広げるために~で、ゲストをお迎えしました。関東地域から多くの方が参加してくださり、30名以上のサットサングとなりました。

はじめに埼玉センターでは恒例のバジャン・楽器練習を行いました。タンバリンやターラムをたくさん用意し、それぞれ楽器やバジャンリードの練習をしました。いろいろな楽器のリズムを合わせて、バジャンの歌を乗せると、多様性の中の一体性が音として感じることができます。スワミが手で拍子をとってくださっていることをイメージして、一緒に止まったりアクセントを付けたりしました。はじめてドーラクをたたいたという男性の力強い音が、皆に元気を与えてくれました。

ゲストスピーチでは、長い間スワミと共に歩んできた人生の出来事と気づきを、率直な言葉で語ってくださいました。途中、家族やサイセンターの懐かしい写真も見せてくださり、歩んできた歴史の深さを感じることができました。何を行うにも、「意図が純粋か、愛があるのか、平安をもたらしているか」という問いにより、日常生活におけるサーダナの方向性を確かめることができることを知りました。山ほどのエゴに向き合い、どれだけ困難があってもスワミと対話を続けて、家族と共に歩き続けてきたという人生のメッセージをはっきりと感じることができました。

スタディーサークルでは、男女に分かれて3グループで行いました。埼玉センターでは、ヴェーダやバジャンなどをテーマに大きな会場でサットサングを開催してきましたが、今回は、スタディーサークルをメインに考えていました。スタディーサークルに参加したくて多くの人が集い、神とのつながりを深められることを願っていました。当日は、ゲストとしてお招きするような方がたくさん参加してくださり、豪華なスタディーサークルとなりました。

文化祭プログラムは、朗読劇「カルシャティ イティ クリシュナ 魅了する者クリシュナ」を埼玉センターが担当し、クリシュナの御名を歌うディヴォーショナルソングを埼玉センターとユースで協力して捧げました。埼玉センターのメンバーの多くが初めて劇に挑戦しました。特別練習日として木曜日に集まり、劇の練習とバジャン練習をしました。木曜日が楽しみで、全員で作り上げる喜びにあふれる準備期間となりました。劇は、小学生か中学生の時以来ではないかという声も多く聞かれ、とても新鮮でした。練習をする度に台詞の雰囲気が大きく変わりました。子どものころのクリシュナとスワミのエピソードを交互に紹介する内容で、初めて聞くエピソードが多くありました。映像は、クリシュナの美しい絵と、スワミが若いころの白黒の写真をたくさん使用しました。神と帰依者がさまざまなエピソードを通じて絆を深めていく様は、神がいつも見守ってくださっていることを教えてくれます。まぶたが目を守るようにいつでも、神は人を守ってくださるのです。最後の言葉は以下の御言葉でした。

宇宙至高神についてのみ考え神の化身の甘美な物語を聞きなさい。物語を何千人もの人が聞くのは珍しいことではありません。しかし英知を得ることができるのは、聞いた話を完全に信じた人のみなのです。信念によって心は清められるのです。

「カルシャティ・イティ・クリシュナ--魅了する者クリシュナ」クリシュナは皆を引きつける至高の力をもっています。こうした魅惑する力はすべての人の中にあるのです。すべての人がクリシュナであり、スワミです。すべての人の中に神の愛があり、その愛は広がるのです。

参加者からの感想です。
朗読劇では、担当になったところに自分への特別な意味があるということを聞き、実感することができました。ラーマの帰依者シャバリやゴーピーたちの神への愛、クリシュナへの愛の感覚に全てを忘れてバナナの皮を捧げてしまったというエピソードについて、どのように深い至福なんだろうと、憧れのような思いを感じています。私にとって、神への愛を深めるということが今とても必要なのではないかと、思い至りました。

また、役になりきって演技することで、自分の殻(エゴ)を破ることが少しできたのかもしれません。こんなに下手でいいのかなと思うところもありましたが、自分の下手さも受け入れ、それでも皆さまの前で表現する場をいただけることに感謝して、上手い下手ではなくできる限りのことをしようと思いました。これは、バジャンに関しても同じ思いです。そして、有島さんご夫妻のお話が、とてもとても心に響きました。奥様のお話にありました、純粋な意図で、愛からできているのかということ、ご主人様のお話にありました、日常の一つ一つの行為を全て神へお捧げする、実感していくということ。家に帰ってから、そのことを強く意識するようになり、全ての行為を神にお捧げすることを試みています。すると、丁寧に物を扱い、きれいに洗濯物をたたみ、、心が満たされ、喜んでいるような感覚を感じるようになりました。日々の家事を礼拝に、実践しようと思います。そして、全ての行為が、純粋な意図からのものなのかと、奥様のように、いつも自分に問うようにしようと思いました。そう思うと、家族に対する行動も、これは自分のエゴで言ってるなとか、今のは純粋だったかも、など、チェックできる基準がはっきりしたように感じます。これを実践して、神様への愛を深めていけたらと思います。

9月のクリシュナジャンマシタミーに向けて、クリシュナとスワミの神の化身の物語を学び、伝える機会となりました。そして私たちと神をつなぐ「愛」を、家族に、社会に広げていきます。広げれば広げるほど、神との愛が深まります。ゲストの方をはじめ、関東地域の多くの方々に支えられ、今回もサットサングを捧げることができました。終了後には、埼玉センターのメンバーが分担して捧げた食事をプラサーダムとしていただきました。この時間はいつも一番にぎわい、また勉強にもなります。いつも見守ってくださるスワミと皆様に、心より感謝申し上げます。サイラム。

 

2018年08月12日

バジャン・楽器練習ワークショップ

2018年5月4日(祝日)

ゴールデンウイークに、桶川市でバジャン・楽器練習ワークショップを開催しました。2016年から継続して開催しており、今年は昨年に引き続きマンディール バジャン グループに所属しているサイの学生の方をお招きして、ターラムとタンバリンの演奏方法をはじめ、バジャンについていろいろなお話を伺いました。

初めにタンバリンの基本的なたたき方として、手をパタパタと動かしながらたたく方法を、分かりやすくシンプルなリズムで教えてもらいました。20個以上のタンバリンが集まり、子どもから大人まで一緒に練習して、迫力がありました。毎回、初めて参加する方が多いのですが、開催するごとに初めての参加者の方が上達するスピードが早くなり、驚くばかりです。ヴェーダの学習でも同様なことが見られますが、今までに練習していた経験は、練習した本人だけでなく、その後に初めて参加する人にも受け継がれるように思います。ヴェーダも、バジャンも、スタディーサークルも、集団で共に学ぶ場面で起きる魔法だと感じます。

質疑応答では、いろいろな質問が出ました。バジャンが始まる時のタンバリンの入り方についての質問では、「リズムをキャッチできるタイミング」という言葉がありました。リードが意図しているリズムをキャッチすることの大切さと、二番に入る前にはリードがリズムを上げやすいようにするということも説明されました。リズムを上げやすくすることと、リズムを無理に上げてしまうことの違いは大きいと感じました。

タンバリンがどれくらい上達したらバジャンで演奏してよいかという質問に対しては、一定のリズムを保つことができるという目安がありました。飾りがたくさんあるけれどリズムが不安定なたたき方よりも、シンプルなたたき方でも一定のリズムを保つことが大切であるという言葉が印象に残りました。楽器演奏がエゴを大きくしてしまうのではなく、セヴァになることが目標だと感じました。また、リズムが安定していても、ドンとたたく一拍目を間違えやすいという実例が挙がり、それに対する工夫を具体的にアドバイスしてもらいました。

後半のセッションでは、タンバリンの練習ワークシートが紹介され、難しいたたき方にスモールステップで少しずつ挑戦しました。初級から4段階、19のステップをできたらチェックするシートです。タンバリンの持ち方から、日本語バジャンに合わせやすい基本のたたき方、ヒンディバジャンで合わせやすいたたき方、3拍子の日本語バジャン、8分の6拍子のヒンディバジャンの合わせ方、2番に入る前にしめくくるリズム、32分音符のたたき方まで、実際に見ながら練習をしました。初めて練習した方にとっては、難しい内容もありましたが、今後の目標が明確になりました。お手本をスマートフォンで録画をしている方がたくさんいました。今後、資料と動画をホームページにアップすれば、参加できなかった方とも学びを共有しやすいと考えました。

リードで歌っている時に、リズム隊とテンポがうまく合わない場面について質問がありました。リードがリズムを一定にするためだけでなく、そのリズムを楽器隊に知らせる方法として、ひざをたたきながら歌うという具体的なアドバイスをいただきました。マンディールバジャンの映像でもしばしば見られるこの歌い方の意義がよく分かりました。

プラサーダムの夕食をいただきながら、ヒンディ バジャンのラーガについて詳しい質問をしていている方がいたり、楽器のたたき方を教えてもらっている人がいたり、仲間同士で練習し合っている人がいたり、最後まで活発な場となりました。今後も継続して開催していく計画と、埼玉では毎月の定例活動でいつでも楽器練習ができるようにする計画が発表されました。年に数回利用している大きな会場での特別プログラムということで、関東地域の方々だけでなく、関西の方も参加してくださり、28名の方と共に学び捧げることができました。同じ会場での特別プログラムを、次回は8月11日の山の日に開催する予定で、今後内容を企画していきたいと思います。いろいろな所に出かけて疲れてしまいがちなゴールデンウイークに、この上なく素晴らしいサットサングを与えてくださったスワミと、たくさんの兄弟姉妹の方々に、心より感謝申し上げます。サイラム。

2018年05月04日

埼玉サイセンターの十六年記念祭

2018/3/31(土)

桜舞う時期に、埼玉サイセンターの十六年記念祭を開催しました。お昼のティータイムサットサングでチャイを飲みながらお話をした後で、本プログラムを始めました。

スタディーサークルのテーマは「愛を広げる」でした。スワミがアシュラムのサルやアリにまで愛を注ぐ姿を帰依者に見せてくださったエピソードから始まり、いろいろな視点で意見が交わされました。気にかける人が家族などから広がっていくと、心が広くなり、自然と地域の方へのあいさつが増えたり、身近な人に優しくなったり世界や動物にまで愛が広がっていくのではないか、愛を広げるには、まず愛される体験や愛されていることに気が付くことが必要だと思う、ネガティブな記憶ばかり引きずっていては愛を広げることは難しく、自分が愛されてきたことに気づき愛の感受性を広げることで愛を広げることができるようになる、相手のそのままを受け入れることで自分との違いを見ることをやめることができるなどの話が聞かれました。昭和天皇陛下のエピソードから、自分のことを顧みずに万人の幸せを祈るという愛の生き方の話や、四つのリーダーのタイプとして、暴力で従わせるタイプ、ルールで従わせるタイプ、従いたいと思わせるタイプ、リーダーの存在を意識させずに幸せでいられるタイプが紹介されました。これにより、愛を広げる人のイメージが膨らみました。スワミが、「愛している」と「好き」の違いについて語ったエピソードや、個人は社会の一部、社会は自然の一部、自然は神の一部という御言葉から、体の一部である爪が自分の体を傷つけないように、自然の一部である人間は自然を傷つけずに自然の一部であることを認識するべきであるというエピソードも紹介されました。最後に、自然の中でヴェーダを唱えていると昆虫が体にとまってきたという体験から、自然との一体感やエネルギーを還元するという視点から、愛を広げることを考える話が聞かれました。

ヴェーダクラブでは、フードマントラの一語一語の意味をヨーガのポーズを参考にして体で表現しながら唱えるというワークショップが行われました。また、フードマントラとして唱えられる部分の前後のバガヴァッド ギーターの詩節の意味についても資料が紹介される予定となりました。

そして、ゲストによるプログラム「デーヴァナーガリー文字入門ワークショップ」が行われました。ヴェーダを学ぶときやインターネットでインドの言葉を調べるときにデーヴァナーガリー文字が読めると便利です。今回は、簡単でわかりやすいデーヴァナーガリー文字の覚え方が紹介されました。例えば、「エー」という文字は、ガネーシャの一本牙が折れた顔に似ており、「エーカダンターヤ」の「エー」と覚えることができました。このような例えが、驚くことにすべての文字に当てはめられており、文字が読めるようになるだけでなく、神様の名前やエピソード、霊的な教えが随所に散りばめられていました。また、「カ」の文字を学んだ後に、カ行のすべての文字を発音するため、カ、カー、キ、キー、ク、クー、クル、ケー、カィ、コー、カゥ、カム、カハとなり、すばらしい発音練習にもなっていました。ヴェーダセミナーでも、ここまで詳しくすべての音を発音することは珍しく、貴重な機会となりました。最後は、デーヴァナーガリー文字を見ながら、サハナーヴァヴァトゥのヴェーダを唱えてしめくくられました。

バジャンとアーラティを捧げた後、夕食をいただきながら多くの方からいろいろな話を伺うことができました。5月には、同じ大きな会場で、楽器・バジャン練習ワークショップを今年も開催する予定が発表され、期待が高まりました。毎月の活動を大切にして、今後も歩んでいきたいと思います。

 


テーマ:「愛を広げる」~日常における愛とヴェーダの実践~

日時:2018/3/31(土)14:00~18:00

(13:30-14:00 ティータイム サットサング)

<プログラム>

・ゲスト紹介 Guest introduction
・スタディーサークル Study cercle
 「愛を広げる」 ~日常における愛とヴェーダの実践~
・ヴェーダ ワークショップ Veda workshop
 「フードマントラの一語ごとの意味とバガヴァッドギーター」
  word by word meaning of Food mantra and Bhagavad Gita
・ゲストワークショップ Workshop by the guest
 「デーヴァナーガリー文字入門ワークショップ」Devanagari skript
・バジャン Bhajan

「デーヴァナーガリー文字入門ワークショップ」

デーヴァナーガリー文字は、ヴェーダなどのサンスクリット語やヒンディー語を表記するときに使われる文字です。ヴェーダを学ぶときやネットでインドの言葉を調べるときにデーヴァナーガリー文字が読めるとなにかと便利です。今回は簡単でわかりやすいデーヴァナーガリー文字の覚え方をご紹介します。

プログラム終了後、夕食の用意があります。

2018年03月31日

バジャン・楽器練習ワークショップ

2017年5月20日にバジャン・楽器練習ワークショップを行いました。

昨年に続き、定例会場より大きい大ホールでの開催となりました。ゲストにプッタパルティの学校から帰国中のサイの学生、同じく海外から帰国中の学生、そして二人のお母様、関東地域世話人が参加しました。ゲストの方々からバジャンについてのスピーチが終わると参加者の方々から質問が絶え間なく続き、バジャンに関する活発なスタディーサークルのようになりました。

ゲストの方々からは、所属するようになったマンディールバジャングループでの経験、神様のために時間を使うと神様はあなたのために来てくれるということ、緊張するのでなくリラックスしていていた方が楽器は上達すると思うということが紹介されました。

また、プッタパルティでの学生時代の体験談が紹介されました。学生にとってのバジャンと楽器、特にタンバリンを練習することをあきらめずに続けたことの意義が話されました。他にも、自分の音域と声質を知って歌うバジャンを考えたという経験、バジャンのメロディを正確に聞き取らないと無意識のうちに自分流にアレンジしていることがあるという気づきが紹介されました。

参加者からの意見が活発に交わされ、助けて欲しい自分のことを考えて歌うのではなく、神様を助けますというくらい神様を讃えて歌いたいという意見も出ました。耳を鍛えてよく聞き熱心に練習することの大切さ、バジャンは神・宇宙のリズムに合わせて皆と一体となって捧げることができるこの上なく楽しいサーダナであるということが紹介されました。

楽器はタブラ、ハーモニウム2台、ドーラク2台、タンバリンとターラムは10個以上がそろい、グループに分かれながら楽器練習をしました。ゲストの学生の方にはタンバリンとターラムを教えていただき、バジャン中にはあまり見ることができなかった、なめらかで力強い演奏をじっくりと見ることができました。ドーラクは、はじめてさわったとう方も、関西地域でよく演奏しているたたき方を練習しました。タンバリンは、初心者用の簡単なたたき方から難しいたたき方まで、グループに分かれて練習しました。

個別の練習の後には、バジャンリードの人、楽器練習のグループ、コーラスのグループに分かれて交代しながら、バジャン練習を繰り返しました。最後にバジャンとアーラティを捧げてプログラムを終了しました。その後、プラサードの夕食をいただきながら、バジャンやスワミに関する話をして、散会となりました。今後も、バジャン・楽器練習のプログラムを継続して開催する予定です。


2017年05月20日

埼玉サイセンター15周年記念祭

2017年3月25日に埼玉サイセンター15周年記念祭を行いました。テーマは、ガーヤトリーマントラでした。

開会前には、2006年プッタパルティでのヴェーダナーラーヤナン先生のヴェーダに関するスピーチ映像を上映しました。サンスクリットの発音を体系的に一つずつ教えてくださった部分は、ヴェーダを学習するためのすばらしい資料となっています。このスピーチが収録されているサイラムニュース110、111号には他にもさまざまなエピソードが収録されており、紹介しました。

ワークショップ「ガーヤトリーマントラの発音の新発見」では、マントラを唱えるときに意識する発音として、短いアと長いアの違いを共に学びました。そして、それぞれがガーヤトリーマントラの中にいくつあるかを数えてみました。奥のナの発音は難しいですが、一つのマントラにそれほどたくさんはありません。しかし、短いアの発音は、とても難しいにもかかわらず、ガーヤトリーマントラの中に思った以上にたくさんあることに驚きました。

その後、ガーヤトリーマントラのガナパータのテキストと音源を紹介し、練習しました。ガナパータは、一つの言葉を何度も繰り返して唱える方法で、独特なリズムで力強いヴェーダです。ガーヤトリーマントラだけでなく、ガナパティプラールタナーとナマカムのガナパータのマンディール音源も聞きました。

スタディーサークルは、テーマを「愛に生きる」として、アーラーダナマホーッツァヴァムに向けた御言葉集を読みながら行いました。

文化祭では、青年部が作ったスライド劇「ガーヤトリーマントラの力」を、青年部の協力で発表しました。スワミの御前でスピーチされたことがあるという体験談をもとにしたお話で、毎日ガーヤトリーマントラを唱えていた人が、ガーヤトリー女神に命を救われた話でした。子どもでも分かる紙芝居のような形式でガーヤトリーマントラの力を学ぶことができました。

ゲストスピーチでは、SSIOJ副会長よりサイスリーマントラとヤントラの解説をお話いただきました。サイガーヤトリーマントラをはじめ、三つのサイスリーマントラが生まれた経緯は、聖賢がヴェーダを神から与えられた経緯と同じものでした。定例会で毎回唱えているサイスリーマントラが、それぞれどのような要素と対応しているかがまとめられた一覧表が紹介され、今後学び続けるための素晴らしい資料となりました。この表には、三つのマントラに対応する瞑想する神の御姿、鞘、意識状態、唱える時間、もたらされる力など13の項目がありました。また、サイスリーのヤントラの写真と解説文には、スワミの御教えが60以上の体系的な項目にちりばめられていました。人生において最もたくさん唱えるマントラの一つとして、サイスリーをさらに深く学びたいと感じました。

ヴェーダクラブでは、ガーヤトリーマントラ9回と、サイスリーを3回ずつ計9回唱えました。いろいろな視点からマントラを学んだ後のチャンティングは、知識を体験に変化させてくれました。特に、サイスリーは1回ずつしか唱えないことが多かったので、今後はそれぞれのマントラをたくさん唱えたいと思いました。

バジャンとアーラティを捧げ、別室の和室でプラサーダムの夕食をたくさんの方と楽しくいただきました。多くの方がさまざまな地域から参加してくださいました。皆様と内なる神様に心より感謝申し上げます。サイラム。

 

2017年03月25日
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