<東北地方太平洋沖地震 震災サイセヴァ

震災サイセヴァ


現地情報のまとめ

アメリカのサイの兄弟姉妹からの
がんばって! ビデオレター

この冬、アメリカ合衆国のサイの兄弟姉妹から、
被災者の方へ、そして、私たち日本人に向けて送られた
励ましの動画メッセージ(14分26秒)をご紹介いたします。

(初めの応援ソングの後に本編が始まります)



* 画面を大きくするときは 「全画面」 ↑ をクリックしてください。
* 日本語字幕は、被災地の一般の方々に抵抗なく見ていただ
けるよう作成されています。



「お金や体のことで困っていることはありませんか?」
と、困っていることについて尋ねなさい。
相手の問題を十分に理解したのちに、必要な援助を与えなさ い。
父親や母親、親類や友人がいないために、
孤独な生活を送っている人もいます。
私たちは、そのような人に兄弟愛を注ぐべきです。

「私はあなたの兄弟同然 です」 と言って孤独な人を励まし、
「親愛なる人よ! あなたにはお姉さんも妹さんもいないのですね?
私はあなたの姉です。私はあなたの妹です」 と言って、
愛を込めて話しかけるべきです。
孤独な人にこのように親しく話しかけて、勇気と援助を与えるべきで す。

まさしく、あなた方は皆、一人の母の子どもたちです。
その母は神です。
「人類は皆兄弟、神は父なり」という格言に従いなさい。
すべての人は神の子なのですから、
すべての人を自分の兄弟姉妹と見なすべきです。

しかし、自分の所有物をすべての人に分け与える必要はありません。
どんな人に会っても、礼儀正し く話し、心からその人を愛しなさい。

サティヤ・サイ・ババ (2007年1月27日

2012/06/25


 

愛の贈りもの
~コロラドのサイの子どもたちより

アメリカ合衆国コロラド州デンバーのサイ・センターで
サティヤ・サイ教育プログラムを受けている小さな子どもたちと
先生からの
日本の震災被災者の方々へのカードをご紹介いたします 。















子どもたちは、ガーヤトリーマントラを唱えることで
コロラドから日本に愛を送ってくれました。

そして、これからもスワミの恩寵と愛が注がれますようにと
祈り続けてくれています。

これらの
カードは、
福島県双葉町から埼玉県加須市に疎開して
避難生活を続けている被災者の方々に、
埼玉のサイの兄弟姉妹がお菓子といっしょにお届けにあがりました。





ガーヤトリーはあらゆる病の救い主です。
ガーヤトリーはあらゆる不幸を追い払います。
ガーヤトリーはあらゆる望みをかなえるものです。
サティヤ・サイ・ババ
「リグヴェーダの至宝 ガーヤトリーマントラ」より














2012/06/20


 

秋祭り収穫祭

10月30日(日)に宮城県東松島市川下地区
仮設住宅にて「秋祭り収穫祭」が行われました。

震災後、被災地に秋の恵みをもたらしてくださった神様に感謝を捧げ、
被災者の皆さんに秋の味覚を味わっていただきました。

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今回の秋祭りは、仮設住宅のある地区長さんと話し合いを重ね、仮設住民、川下住民とサイのボランティアで協力して行われました。

秋祭りの日程が近づくごとに当日にセヴァに来てくださる方々・クッキー作りセヴァの申し出、神輿セヴァの準備等、インド舞踊の手配などなど、よりよい秋祭りになるためにセヴァからセヴァへ拡がっていきました。

前日の29日(土)は、午後1時~3時まで、川下公民館にて、サイのボランティアと地元の方々共同で、秋の味覚汁の仕込み、漬物作りを行いました。

当日は、
朝8時より調理開始(川下公民館にて仮設住民や地元の方々と、サイのボランティア共同)お食事作りセヴァ(秋の味覚汁〔肉なし芋煮〕、おにぎり〔梅・こんぶ〕、漬物、梨、リンゴ各400名分)テント設営セヴァ、子どもお神輿の飾りつけセヴァ(折り鶴を飾る)ぬいぐるみ、タオル、衣類等の物資提供コーナー準備セヴァ、お茶っこカフェコーナーの準備セヴァを行い、いよいよ秋祭り収穫祭が始まりました。

秋祭り収穫祭 プログラム
11時   鹿嶋神社にて神主さんと共にお祈り、子どもお神輿担ぎ
11時半 お食事と支援物資(ぬいぐるみ、タオル、衣類等)提供開始
12時半 インド舞踊
14時    終了

お茶っこカフェでは、
○クッキー
○パウンドケーキ
○かぼちゃのミニパイ
○ショートブレッド
○焼き菓子(ドライケーキ)
○チャイ、お茶、ジュース
等を召し上がっていただきました。

子どもお神輿は、よくできていたので、別の時に使うかもしれないと区長さんが公民館の倉庫に保管してくださいました。


スワミに恩寵により多くの人々でにぎわい、無事に終えることになりました。
































私はあなたたちが、お互いを愛する生活を送ることを望みます。
すべてを愛しなさい! すべてに奉仕しなさい!
これが、皆さんに対する私の訓戒です。
もし、愛さえあれば、皆さんは何でも成し遂げることができます。
愛はすべてです。
「愛は命、命は愛」です。
命は憎しみとではなく、愛と結びついています。

サティヤ・サイ・ババ
「シュリ サティヤ サイ ババ2006年講話集」より

2011/11/22


 

福島県 猪苗代湖での祈り

埼玉のサイの兄弟姉妹より、
10月30日(日)に福島県の
猪苗代湖で行われた
祈りの会の報告が届きましたので、一部をご紹介いたします。

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当日は天気予報の曇り後雨に反して、すがすがしい秋空で一日が始まりました。目的地の猪苗代湖には午後1時前に到着しました。ほんの少し雨がパラパラしたりもしましたが、総じて曇り、気温は13度くらいで、薄ら寒い感はありましたが無風状態で、まるで海のように眼前に広がる猪苗代湖は、別名「天鏡湖」と称されるだけあって湖畔はシャーンティ(平安)そのもの。穏やかに静まりかえった処で、ヴェーダやバジャンを唱えるには打ってつけの地でした。

午後2時半過ぎあたりから、これまで学んだヴェーダ全てを一通り吟唱して、シャーンティ プログラムはスタートしました。すると、それまで曇っていた空が急に開けて、太陽の光が燦々とテント内を照らし始めました。異口同音、皆がスワミの臨在を、ご降臨を確信した瞬間でした。

ヴェーダチャンティングを終えると、オーム三唱、、バジャンへとプログラムを続け、21曲のバジャンを捧げ、定例会同様のスタイルで全プログラムを終了しました。
 
今回のバジャンの目的は、福島県の人々が余儀なくされている原発問題が一日も早く収束し、再び平安を取り戻せますよう神に祈ることでした。実は私たちが今回、ヴェーダやバジャンを捧げた場所は、奇遇にも、「天神浜」と呼ばれている湖畔で、スワミを始め、天上天下すべての神様のご加護を感じられるほど、神聖で平安な場所でありました。時々、白鳥の鳴き声が聞こえる以外は、人の声もその他の騒音もない、神に集中するには絶好の場所でした。

恵まれた環境下で、私たちの目的、そしてその想いが、その祈りが、福島県一体に広がり、或いは他の地域に今なお避難され苦渋の日々を過ごされている方々に浸透したに違いないと願わずにはおれません。改めてスワミに祈るばかりです。
 
被災者一人ひとりにサイの恩寵が降り注がれ、彼らのハートに無限の至福が満る日まで、これからもずっと共に祈っていきましょう。










もしあなたが絶えず神の御名を唱えるなら、
汚れた空気は自然と浄化されます。
神の御名から発せられる神聖なバイブレーションが、
空気に混じってあらゆる所に広がります。
実際、それは世界中に広がります。

バジャンを歌うことで生み出されたよい音と神聖なバイブレーションは、
広がって、空気を清め、よい食べ物を生産するのを助けるのです。
その上、きれいになった空気を吸うことは、
なたが悪い思いを取りこまないための助けにもなります。

サティヤ・サイ・ババ
『バジャン 神への讃歌』p178

2011/11/05


 

被災地慰霊バジャンと神戸からのお菓子

10月15日(土)に宮城県の被災地で
慰霊バジャンとお菓子の配布が行われましたので、
その一部をご紹介いたします。

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今から16年前、兵庫県南部で起こった阪神・淡路大震災で、
神戸は全国からの暖かい支援によって救われました。


是非その恩返しをしたいとの想いもあり、
神戸のサティヤ・サイ・オーガニゼーション世話人の有志を中心に、
宮城県の川下公民館付近の被災者の皆さんにお菓子数百個をお届けしました。

お菓子は、神戸の老舗が趣旨に賛同してくださり、特別価格で購入することができました。


お菓子をお配りした地域は、もとは40世帯の小さな集落でしたが、仮設住宅ができてから300世帯が住む町となったところです。お菓子をお届けする際には、今月30日に当地で開催予定の秋祭りセヴァ
「秋祭り収穫祭」のご案内もさせていただきました。

その後、夕方に、そこから車で5分ほどのところにある、津波により多くの遺体が打ち上げら得た海岸に行き、慰霊のためのバジャン(神への讃歌)を行うことになりました。

海辺に着くとまずお線香を焚き、バジャンをするために、波打ち際から3メートルほどのところの、ここなら波が来ないだろうと思われる場所に12名が立ちました。それから、いざバジャンを始めようと、バジャンリーダーが「海の神様!」と神を勧請する呼び声を上げるや、突然、12名が何列かで立っていた幅5メートルのところにだけ高い波が押し寄せてきて、膝まで水に浸かるという祝福を受けました。この出来事は昔のババ様のカンニャークマーリーの海岸での奇跡を思い起こさせるものでした。

そうして、バジャン三曲、ガーヤトリーマントラ、サイガーヤトリーマントラ、サマスタローカーハを唱えて慰霊バジャンを終えました。

バジャンを始める前、海に向かってお線香をあげていたときに撮影した写真には、おびたたしい数の玉響(たまゆら、オーブ、orb)が写っていました。

玉響に関して、ババ様は特に公式な言明は残しておられませんが、インドにおいて玉響は、私たちとは別の次元に住む高次の魂の御姿であるとも考えられているようです。2007年の10月にババ様が月に自らのお姿をお映しになったとき(ムーンダルシャン)も、これと同様の無数の玉響の写った写真がプラシャーンティ・ニラヤムで撮影されています。

サマスタ ローカーハ スキノー バヴァントゥ














セヴァとは、無数の顔を持った姿の、
全宇宙に遍在する神を敬愛することです。

サティヤ・サイ・ババ
「セヴァ 真のボランティア」p227


2011/10/20


 

住吉中学校避難所での最後の炊き出し

いつしか被災地も こおろぎの声が聞こえる季節になりました。

先日行われた、宮城県での9月18日(日)の
サイ・セヴァの報告の一部をご紹介いたします。

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ここの避難所は今月中にも閉鎖をする予定で、今回が最後の炊き出しセヴァになりました。

メニューは、けんちん汁、かぼちゃサラダ、漬物、梨、抹茶でした。

セヴァをしていくうちに、被災者の個々を見るのではなく、個々に在るアートマ(神)に捧げることのできる機会を与えてくれたスワミに対しての、感謝の気持ちが増していきます。





ところで、誰のためにあなたは奉仕をしているのですか?
それは自分自身のためです。
内在するアートマに気づき、
自我の誘惑を捨て、
そして自分自身を知り、
あなたを悩ませている疑問、
「私は誰なのか」
の答えを得るために奉仕をしているのです。

サティヤ・サイ・ババ
『奉仕による修行』p37

2011/09/28


 

避難所でのバースデ

近年、ババ様のお誕生日や他のアヴァターのお誕生日には、
ババの病院や学校のグループ単位で
色とりどりの手作りケーキを捧げていました。

先日、宮城県の避難所での炊き出しの際に、
手作りケーキをふるまうセヴァが行われましたので、
一部をご紹介いたします。

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9月4日
石巻市住吉中学校にて 
避難者数約55名
セヴァダル:9人(子供2人)

前回、こちらの避難所での炊き出しをしているときに一人のセヴァダルから「避難所の方の誕生日のお祝いってできないだろうか」という提案があり、今回はお野菜料理に加えバースデーケーキを提供させていただくことになりました。避難所でもそのような案はあったそうなのですが、ケーキ自体の用意が難く今までできなかったそうです。みなさんがケーキ屋さんで目にしていたようなデコレーションケーキには程遠いのですが、みんなで力を合わせてべジケーキを作り上げました。また、サティヤ・サイ長野グループの方からの素晴らしくおいしいクッキーも届き、食後に一緒に出させていただきました。

個人情報の問題から、避難者の方の誕生日を聞くことはできませんが「9月生まれの人、いらっしゃいますか?」とお聞きしたところ2名の方が元気よく手をあげてくださり、ロウソクに火をつけ、ハッピーバースデーをみんなで歌いお祝いさせていただきました。小さな女の子がほっぺをふくらませて、一生懸命火を消して喜んでいる姿に本当に嬉しくなりました。

今回、手作りケーキをすることになり直前で不安や迷いも生じました。衛生面の問題や、卵不使用のケーキの味は喜んでいただけるのだろうか、何台も作れるのだろうか、など。けれど、「やる!!」と決めたときのなんの迷いもなかった気持ちを思い出し、その衝動を信じて行動したことで、可能性の拡がりを体感し、自分を信じて行動することの大切さを学びました。拙いことしかできないですが、受け入れてくださる皆様の優しさと、いつも暖かく見守ってくださる神様に感謝の気持ちでいっぱいです。






私たちは、生涯の中で

何千人もの人々からの助けを受けなければなりません。
私たちはこの借りを、
少なくとも、できるだけ多くの人を助けることによって

返さなければならないのです。

他人に奉仕をすることに心の底から敏感な人、
心構えのある人は、どのような団体の中にいても、

どの地域にいても、幸せでいられます。

見返りをまったく考えないセヴァによって、至福を得なさい。

誰かを助ける機会があなたの前に現れたら、その幸運を喜びなさい。
他人に奉仕をしたいという切なる願いそのものが、
要求されている奉仕に必要とされる力と技能を授けてくれます。

サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p35

2011/09/10


 

名取市長さんから感謝状が届きました

宮城県名取市からサティヤ・サイ・オーガニゼーション・ジャパンに
サイの奉仕活動への感謝状が届きました。

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セヴァダルのメンバーの誰かがが行ったセヴァを評価するとき、
重要なのはその量や回数ではありません。
そのようなことは、まったく問題ではないのです。
それよりも、その人を奉仕へと駆り立てた動機、
そのセヴァを満たしていたその人の愛と慈悲の純粋さを評価しなさい。

サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p197

2011/09/05


 

お盆後の炊き出し

8月21日に宮城県の石巻住吉中学校で行われた
炊き出し報告の一部をご紹介いたします。

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避難者数: 65名
セヴァダル: 7名(うち子供2名)
メニュー:  おいもと野菜の煮っころがし 豆腐とねぎのお味噌汁 大根ときゅうりの漬物

今までの暑さとはうってかわって肌寒い雨の日の炊き出しでした。お弁当(この日はご飯とひじき、揚げ物)が配給されているということで、不足しがちなお野菜をたっぷり摂っていただきたく、このようなメニューを提供させていただきました。体育館の中もひんやりとしていたので、暖かい食事はぴったりでした。「前(震災前)によく作って食べていたものばかりでうれしい」との言葉に、たった一日で全く生活が変わってしまったこと、いかに当たり前のように送れている毎日が貴重であるかを改めて感じさせられました。

お一人でいた年配の女性は、89歳になる旦那さんが避難所でのマット生活で歩けなくなってしまったそうです。「年齢のわりにピンピンしてて若かったのよ」と淋しげな表情を浮かべておられました。やっとの思いで見つけた入院先も不便な場所にあり、日に数本しかないバスは2~3時間遅れることがしょっちゅうで往復7000円もかけてタクシーで行かれるそうです。

被災者の方にはたくさんの負担がかかっていて、その全てを取り除くことはできないかもしれませんが。少しでもその人の中のしあわせが増えますように道具として使っていただきたいと思いました。





相手の内に神がいると思い浮かべながら、
その神にわずか一つの奉仕の行為を捧げたとしても、
それは神を何年も待ち望んだのと同じ価値を有します。

サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p89

2011/08/29


 

福島県相馬市社会福祉協議会
からの感謝状

サティヤ・サイ・オーガニゼーションのセヴァに対して、
福島県相馬市社会福祉協議会(南相馬市の隣町)から
感謝状が届きましたのでご紹介いたします。

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セヴァは、いかなる形で行われ、
また、世界のどこで行われていても、
基本的に霊性修行です。
セヴァは、霊的な修練であり、心の掃除です。
このような心構えに促されたものでなければ、
奉仕は衰退して、干からびるか、
うぬぼれと誇示に陥ります。

ちょっと考えてごらんなさい。
あなたは、神に奉仕しているのでしょうか?
それとも、神があなたに奉仕しているのでしょうか?

空腹な子どもにミルクを与えたり、
路上で、寒さのあまりに震えている同胞に毛布を与えるとき、
あなたは神の贈り物を、神性原理の預かり場所に預けているだけです!

神が奉仕をするのです。
神は、あなたが自分が奉仕したと主張することを許しているのです。


サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p26

2011/08/21


 

川下盆踊り供養祭

8月13日(土)に宮城県の被災地で、
サティヤ・サイ東北グループ主催による盆踊りが行われました。
そのときの報告から一部をご紹介いたします。

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盆踊り供養祭は、行政、地域、ボランティアの3つが力を合わせ、協力し進んでいきました。今回の盆踊りは、亡くなった方々の慰霊と、地域住民および仮設の方々との交流という2つの目的がありました。

盆踊りの責任者である地域区長さんの、仮設の方々にも実行委員会に加わっていただき共に準備ができれば、という思いが通じ、最初2~3名の実行委員への参加が、最終的には十数名に増えていきました。打ち合わせの段階で、地域住民の役員と仮設の方々との意見交換が行われ、だんだんと目標に向かって進むうちに、「ひとつ」になっていくのを目にして、とても嬉しかったです。多く方々が甚大な被害を被ったにも関わらず、やぐら、音響、たいこ、テント、テーブル、ちょうちん、飾り物などなど、手分けして用意してくださいました。全ての皆様方の手助けにより感じたことは、協力するということは、不可能なものを可能にし、助け合いの力が何倍にも膨れ上がるものだ、ということでした。

盆踊り当日は、地域と仮設住民の何十人という準備スタッフ、そして、他のボランティアグループと共に、設営、ゲームコーナー(くじびき、射的、スーパーボールすくいなど)、食事(カレーライス、惣菜パン、アイスクリーム、スイカ、玉こん)の準備をしていきました。

盆踊り供養祭は、ヴェーダの説明と詠唱から始まりました。ヴェーダの音が響き渡り、皆で手を合わせ、厳粛な供儀を行うことができました。

盆踊りの時には、ニューヨークと日本のサイの兄弟姉妹から送られたメッセージシールを貼った団扇を皆様方にお配りしました。おばあちゃん、おじいちゃん、こどもたちがその団扇を持って踊っている姿は何ともかわいらしく、とても微笑ましかったです。踊る丸い円がスワミに愛に包まれているようでした。

また、今までセヴァをさせていただいた避難所の方々もお越しになり、久しぶりにお会いしましたが、何より元気そうで良かったです。食事やゲームコーナーも大好評で老若男女とても喜んでいただきました。

最後に、全国のサイセンターとグループ皆様から送っていただいたお菓子を配らせていただきました。このような素晴らしい機会を与えてくれたことをみなさまに感謝です。スワミに感謝です。ジェイ サイ ラム。






  


セヴァは霊性修行です。
裕福で社会的に恵まれた人々の暇つぶしではありません。
人々は、無力な人、病人、苦しんでいる人、
文盲の人、貧しい人に奉仕すべきです。

セヴァはこれみよがしにするものであってはなりません。
そして、セヴァは、いかなる報酬をも求めてはなりません。
たとえ、それがセヴァを受ける人からの感謝の言葉であってもです。

愛を育み、愛を振りまき、愛を刈り取りなさい。
それより崇高な宗教はありません。
そして、それが最も気高いセヴァです。

サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p80

2011/08/21


 

宮城県石巻市住吉中学校での炊き出し

宮城県でのセヴァの報告が届きましたので、
一部をご紹介いたします。

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8月7日、
大雨警戒警報が発令中に関わらず空は晴れ、何も障害がなく行わせていただきました。

ここの避難者は文化祭、クーラーボックス、Tシャツなど物資などは行わせていただきましたが、炊き出しは初めてでした。未だに仮設待ちの方々が80名ほどいらっしゃり、長ければ9月も避難所生活をするかもしれないということです。

毎日、お弁当とおにぎり1個、ぱん1個ということで、お弁当も食中毒対策で揚げたものがメインです。そのため、責任者からそうめんを食べたいということだったので提供させていただきました。炊き出しでは麺類は初めての試みだったので、少し不安もありましたが、とても冷たいそうめんを作ることができました。

ここの避難所には業務用の冷凍庫があり、直前まで薬味や漬物、フルーツポンチを冷たくすることができ、そばつゆも氷を提供していただき、冷やすことができました。そうめんは大好評で4杯、3杯とおかわりをする人が多くいらっしゃいました。

また、サティヤ・サイ長野グループの方からのクッキーをみなさまに美味しく召し上がっていただきました。クッキーの提供は今までで初めてらしいです。

「炊き出し、また、来てね」と言われ、必要とか不必要とか私たちが判断することではなく、スワミが決め、ただ、私たちがセヴァとして捧げるのだなと感じました。






まず皆さんの間の調和を確立しなさい。
他人の欠点を捜したり、
自分の長所を見つけ出そうとしてはいけません。

神が父であり、人類は同胞でることを心の奥底から信じ、
あなた方の行為の一つひとつを、
敬意と愛で満たしなさい。

サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p15

2011/08/10


 

青森県八戸市の市長さんから
お礼状が届きました

青森県八戸市でのサティヤ・サイのセヴァに対して
市長さんからお礼状をいただきました。

八戸市にはサティヤ・サイ埼玉センターより
自衛隊基地内に避難していた子どもたちへ
お菓子をお送りいたしました。


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皆さんは、食べ物の贈り物をアンナ ダーナ(食物の施し)と呼んでいます。
しかし、神から施された物を施したり、
それを得意に思う権利は誰にもなく、
また、自分は何かを施しとして与えたと感 じる権利すらもありません。

神が雨を降らせ、神が苗を育て、神が穀物を実らせたのです。
何の権利があって、それを自分の物だと言い、
施しとして与えている のですか?

あなた方が行っているのはダーナ(施し)ではなく、
神に感謝を捧げているだけであり、
自分が収穫した穀物を調理して
ナーラーヤナ(人の姿をとった神)たちに捧げることによって、
その穀物を聖化しているのです。

サティヤ・サイ・ババ
1975年1月28日の御講話より

2011/07/26


 

岩手県陸前高田でのサイセヴァ

サティヤ・サイ横浜センターと川崎グループの有志による
岩手県でのセヴァの報告(4月22日~24日)が届きましたので
一部をご紹介いたします。

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【セヴァの概要】

サティヤ サイ横浜センターと川崎グループ合同で現場視察と支援物資お届けに行ってまいりました。

支援物資はサティヤ・サイ沖縄、北九州、神戸、川崎、群馬、長野、埼玉、横浜の皆さんから送られてきた衛生用品(消毒用ハンドジェルなど)と食糧や生活雑貨です。

米崎コミュニティセンター内の県立高田病院で衛生用品の大半をお渡しし、数世帯が身を寄せて共同で炊事などを行っている対策本部(華蔵寺公民館・新田地区災害対策本部)で支援物資をお渡しし、話を伺いました。

小避難所では、お年寄りが物や人手の多くの支援を必要としていました。町や家屋の状況に反し、陸前高田の皆さんは地域で助け合い、明るい笑顔で穏やかに過ごしていらっしゃいました。

一方で、これからの生活復興のめどが立たず、また人手、特に若い人の手が足りず、家屋内の片づけも進まない様子がうかがえました。 

残りの物資は陸前高田市災害対策本部物資部へお渡しし、お話を伺ったところ、おかずなど保存のきく副菜が不足しているとのこでした。食糧や生活物資は自衛隊経由で市の対策本部から必要数を配布しているものの、物資の持ち込みなどを直接、小避難所に車で運ぶのは歓迎ということでした。
これからも継続してセヴァを行っていきたいです。


【視察&物資提供】

★陸前高田市災害対策本部
避難所マップをもらい、物資の不足している避難所の情報収集。
(道中、壊滅的な津波被害を受けた市内中心部を通過。巨大なショッピングセンターや病院、学校などすべてが数キロにわたり破壊状況。)
 
★米崎コミュニティセンター内の県立高田病院
病院は津波で破壊されたため当コミュニティセンター内に仮診療所を開設。九州・四国・沖縄地域の皆様よりお預かりした医療用ハンドジェルをお渡ししました。
 
★米崎小学校
多くの世帯が体育館に避難している大避難所。自衛隊による食糧配布も行われている模様。校庭に仮設住宅を建設中。体育館にて物資の受け入れを申し入れましたが、不足物資はありませんということでした。
 
★華蔵寺公民館
6世帯が共同で炊事などを行っている小避難所。お年寄りや年配の方が多く、昔からのコミュニティで協力して支えあっている様子でした。住居:床上浸水 上下水道×(復旧見通し立たないため井戸から水を引いている) 電気× ガス不明
こちらで、サティヤ・サイ長野グループや群馬グループなどからの生活雑貨、衛生用品、食糧、布団、下着などの物資をお渡しました。喜ばれたものはラーメン、タオル、靴下、下着など。


★新田地区災害対策本部(マルトモ倉庫内)
華蔵寺公民館の隣の小避難所。ライフラインは同上。こちらでも生活雑貨、食糧、布団などの物資をお渡ししました。
喜ばれたものは、缶詰、電池、生理用品など。


★陸前高田市災害対策本部物資部
市内全域に配布する物資をストックするための倉庫に、残りのハンドジェル、食糧をお届けしました。
足りないものは副食となるおかず(レトルト・缶詰など保存のきくもの)、お米、調味料




陸前高田市


陸前高田市


陸前高田市


陸前高田市


市の中心部


米崎コミセン高田病院にハンドジェルを搬入


華蔵寺公民館に物資搬入


華蔵寺公民館から春物衣類のご依頼


新田地区災害対策本部に物資搬入


新田地区災害対策本部に搬入した物資



いつも社会と社会の幸福のことを心に留めていなさい。
皆さんは社会の一員なのですから、
社会的責任があるのです。
皆さんがあるのは社会のおかげです。
同様に、社会は皆さんと別のものではありません。
人が社会を作っているのです。
皆さんと社会は分かつことのできないものであり、
互いに依存しています。
社会の同胞が繁栄しているときにだけ、
皆さんも繁栄するでしょう。

サティヤサイババ
2009年1月14日
サンクラーンティ祭の御講話より


2011/07/15


 

扇風機

宮城県での7月11日のセヴァ報告から一部をご紹介いたします。

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扇町一丁目公園仮設住宅に 行って 扇風機を 配らせて頂きました。
小ぶりの扇風機ではありましたが、
今 扇風機は手に入らないことから、とても喜ばれました。

また、鍋 茶碗 皿等すら 無い方がいらしたので、
台所用品をこちらで買って パーソナルセヴァさせて頂きました。

東松島市は 台所用品は当たるとの事です。
避難所もそうでしたが 場所により随分差が有るかも知れません。
大きな所はサポートセンターを 通さなければいけない所も有ります。
時間と体の許す限り調べる予定です。

スワミの愛の光の中で





もし、皆さんが社会を変革したいのであれば、
心(ハート)に純粋さがなければなりません。
最初に個人、それから社会です。
個人が変容するためには、
神への愛と罪への恐れがなくてはなりません。
その次に社会の道徳 が来ます。
一人ひとりの人間が社会を作っています。
それゆえ、人々の間で一体性が育くまれるなら、
純粋性と神性が表れるでしょう。
一体性と純粋性と神性を
単なる教育によって獲得することはできません。

サティヤ・サイ・ババ
009年7月6日グルプールニマー祭前夜の御講話より

2011/07/15


 

クーラーボックス

7月6日、7日の宮城県でのセヴァ報告から一部をご紹介いたします。

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宮城県住吉中学校にてクーラーボックスを60個提供させていただきました。
現在、86人の方々が生活しておられます。
ここは以前、文化祭を行った場所で久しぶりにお会いした責任者は
とても元気そうでした。
自衛隊が5月上旬から食事を作っていたのですが
6月末で撤退し、お弁当の配給になっています。

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ここの避難所は8月末から9月で閉鎖となるそうです。










奉仕をする人の心が純粋でなければ、
その人が書いたり、話したりするさまざまな種類のセヴァは、
空虚な自慢話にすぎません。

サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p200

2011/07/15


 

福島県でのミニライブラリー設置(2)


福島県相馬市立中村第二小学校避難所にミニライブラリーを仮設


サティヤ・サイ大阪センターの有志からの手書きのしおりを一冊ずつ本に挟み込む


手書きのメッセージ入りのしおり


しおりが挟み込まれた本たち


福島県相馬市立中村第二小学校の体育館の避難所に設置したミニライブラリー


福島県相馬市立向陽中学校体育館の避難所


福島県向陽中学校体育館の避難所に設置したミニライブラリー


1000人が避難している福島県スポーツアリーナそうまの避難所


ミニライブラリーを設置した福島県はまなす館内



福島県南相馬市鹿島保健センターの避難所


福島県石神中学校体育館の避難所でお世話係の方が本を持って記念撮影に応じてくださる


福島市飯坂温泉パルセ飯坂の避難所に設置するミニライブラリー用の本


指導をしてくれる人が現在いない地域や人々のために、
皆さんの活動を差し伸べなさい。
政府機関の援助が行き渡っている地域に行って、
エネルギーを浪費することが何の役に立つでしょう?
進歩を、会員数の増加によって測るべきではありません。
進歩は、遂行された仕事の量と質によって判断すべきです。

サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボンラティア』p250

2011/07/10


 

福島県でのミニライブラリー設置(1)

ゴールデンウィーク中、
原発の放射能漏れで多大な苦を背負っている
福島県の相馬市、南相馬市、福島市、いわき市等の数箇所の避難所を
サティヤ・サイ埼玉センターと大阪センターの有志が訪れ
ミニ・ライブラリーを設置しました。

そのときの写真が届きましたので
2回にわけてご紹介いたします。

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シャッター通りと化した駅前のメインストリート


南相馬市内の避難所(原町第一中学校体育館)






南相馬市沿岸部から数キロ離れた田園地帯の様子。



いわき市「南の森スポーツパーク」の避難所


サイの兄弟姉妹から寄せられたたくさんの本


ミニライブラリー


いわき市「南の森スポーツパーク」の避難所に仮設した
ミニライブラリーに集まる子どもたち


小名浜の様子






この辺りの高校と小学校の避難所にもミニライブラリーを設置


相手の問題を十分に理解したのちに、必要な援助を与えなさい。
父親や母親、親類や友人がいないために、
孤独な生活を送っている人もいます。
私たちは、そのような人に兄弟愛を注ぐべきです。
「私はあなたの兄弟同然です」と言って孤独な人を励まし、
「親愛なる人よ! あなたにはお姉さんも妹さんもいないのですね?
私はあなたの姉です。私はあなたの妹です」と言って、
愛を込めて話しかけるべきです。
孤独な人にこのように親しく話しかけて、勇気と援助を与えるべきです。
まさしく、あなた方は皆、一人の母の子どもたちです。
その母は神です。
「人類は皆兄弟、神は父なり」という格言に従いなさい。
すべての人は神の子なのですから、
すべての人を自分の兄弟姉妹と見なすべきです。
しかし、自分の所有物をすべての人に分け与える必要はありません。
どんな人に会っても、礼儀正しく話し、心からその人を愛しなさい。

サティヤ・サイ・ババ
2007年1月27日の御講話より

2011/07/07


 

野点

7月2日(土)のセヴァ報告から一部をご紹介いたします。

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場所: 宮城県東松島市 横沼公民館
避難者数:13名
セヴァダル: サティヤ・サイ東北グループ有志8名
炊き出し:麻婆豆腐 スープ 春雨サラダ、食後にお抹茶・クッキー

ここの避難所の方は、今月中にはみなさん自宅へもどられるそうです。とはいっても、ガスもきていない状況で、やはり今後の生活への不安をおっしゃっていました。

平日も動き回れるメンバーが野菜を届けにきているため、今回炊き出し自体は2回目なのですが、みなさんあたたかく接してくれて、心を開いてくださっているのが感じられます。みなさんそれぞれ段ボールでトレイや小さなテーブルを用意しており、そこに配膳させていただきました。

食後には、お茶の先生でもあるサティヤ・サイ東北グループのセヴァダルがお抹茶をたて、サティヤ・サイ長野グループの方からのとってもおいしいクッキーとともにお出ししました。

みなさんゆっくりと食後のお茶の時間をお過ごしになり、穏やかな午後となりました。柔らかい初夏のそよ風が吹いてきて、みなさんを優しく包みこんでいるようでした。

1秒1秒が貴重な時間です。本当に与えられています。普段の行為の一つ一つが礼拝として捧げる機会として与えられているのだと実感し、生きていることがありがたくてたまらなくなりました。










昨日、男子学生が劇を上演しました。
その劇は偉大な教えを伝えていました。
劇の題材は、小さな村の二組の兄弟が、
財産分与をめぐって争うというものでした。
兄弟たちはこう言って協議しました。
「愛しい兄弟よ、もし、こうやって互いに言い争っていれば、
村が栄えることなどできるだろうか?
団結して、友好的な生活を送らなければならない」
すべての人が安らかに生きるべきです。
愛という財産を持っていれば、
たとえ他の財産を持っていなくても、幸せな生活を送ることができます。

サティヤ・サイ・ババ
2008年11月23日の御講話より

2011/07/07


 

ベジタリアン酢豚と
アメリカからのぬいぐるみ

7月3日(日)のセヴァ報告から一部をご紹介いたします。

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場所: 宮城県東松島市 川下公民館
対象: 避難者+周辺住民40名
セヴァダル: 大人8名、子ども3名

 
今日も幸い雨が降らず、セヴァを行わせていただきました。炊き出しが始まる前に近くの仮設住宅へ行き、アメリカの末期がんの方々が被災地の子供たちのために送ってくれた届いたぬいぐるみなどを提供させていただきました。子どもたちは、かわいいぬいぐるみやヘヤバンドなどを大変喜んでもって帰っていきました。送ってくれた方々に本当に感謝です。いつも、ふとしたきっかけで新しいセヴァの機会を与えてくれます。

仮設を回っている時に
「あれ?浅井に来てた?」
と、炊き出しを行っていたときの避難所の方に声をかけられました。1週間前に仮設へ入居して来たばかりでした。元気そうで何よりも顔を覚えてくれていて嬉しかったです。このように、つながりができることは、とても大事なような気がします。

今日のメニューは、ベジタリアン酢豚、スープ、叩ききゅうりでした。

ここの避難所は3回目でとてもほんわりとした雰囲気で行わせていただきました。みなさまに感謝です。
みんな幸せになりますように。












内なる歓喜、すなわち、あなた方が周囲に放射する愛が重要なのです。
単なる同情や哀れみは、なんの役にもたちません。
それらは、知性によって統制されなければなりません。
悲しむ人を元気づけ、道に迷った人を慰めなさい。
他人の欠点には目を閉じる一方で、
自分の欠点を見つけ出すために目を開けておきなさい。
これらは、皆難しい仕事です。
続けて実践することによってのみ、
あなたは完全になることが出来るのです。

サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』巻頭

 

 



2011/07/07


 

ベジタリアン麻婆豆腐と
ニューヨークからのぬいぐるみ&メッセージカード

6月25日(土)のセヴァ報告から一部をご紹介いたします。

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場所: 宮城県東松島市陸前小野公民館
セヴァダル: サティヤ・サイ東北グループ、マンハッタンセンター(米国ニューヨーク)の有志計9名
対象:
周辺住民も含め約150名


宮城でも梅雨に入り肌寒くなる中、陸前小野公民館で炊き出しを行わせていただきました。
ここの公民館は約30名ほどいる中で仮設住宅へ当選した方が1割ほどしかいない状況です。

前回、麻婆豆腐丼を提供させていただいた時に具も御飯も間に合わず、十分に提供することができなかったことも踏まえ、再度、麻婆豆腐丼を作ることになりました。今回はベジタリアン麻婆豆腐丼、白玉フルーツ、叩ききゅうり、きくらげと春雨のスープを提供させていただきました。

また、マンハッタンセンターの日本女性が持ってきてくれたアメリカのサイの兄弟姉妹からのメッセージカードやぬいぐるみを、お一人お一人に手渡しすることができました。

何回か炊き出しを行っている場所なのでみなさまと顔なじみになり何気ない会話も自然に生まれ、提供する側と提供される側と分かれることなく避難所にいる方々とみんなで協力して炊き出しを行わせていただきました。とても和やかに楽しくセヴァをさせていただきました。














この世界は一つの大きな家で、
国はその中の一つ一つの部屋だと考えるべきです。
この一体性という意識を培うべきです。
霊性において中心となるレッスンは、
一体性の中で分かち合うことと、共に生きることです。       

サティヤ・サイ・ババ
『青年のダルマ』p34

2011/07/07


 

無農薬野菜のカレーと笑いのミニコンサート

6月6日のセヴァ報告から一部をご紹介いたします。

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場所: 東松島市 蔵しっくぱーく(避難者数30名)
内容: 炊き出し、ミニコンサート


蔵と古民家を避難所にしているところに行って来ました。ここでの炊き出しはこの3か月間で今回が初めてということを聞いて少し驚きました。
炊き出しの菜食カレーとサラダは、美味しい美味しいと皆さん大変喜ばれ、お替りもたくさんしてくださいました。具材はこの3日間サティヤ・サイ群馬グループから送られてきた無農薬のお野菜を中心に使わせていただきました。

この避難所は、高校生や中学生、小学生がいて、給食センターが被災したため、いまでもお昼の給食はパンと牛乳という状態だということを聞きました。これは仙台の学校も同様です。民間やボランティア団体がバックアップして、おかずを増やしたり、暖かい食事を提供したりなど、給食のサポートをしています。

ミニコンサートでは、「りんごのうた」、「青い山脈」など懐かしい歌に年配の方々が口ずさんでいらっしゃいました。ピクニックの曲では避難所の方々に牛や動物たちの鳴き声を担当してもらったところ、笑いが絶えませんでした。歌はとてもその場を明るくして和やかにさせてくれます。

本当にこのような機会を避難所の方々が私たちに与えてくれて感謝です。そして、スワミに感謝です。














人は、自分の国の問題と自分自身の問題を直視するべきです。
自分の中の利己心とエゴを取り払って、
社会の問題を自分の問題と見なし、それを解決せねばなりません。

サティヤ・サイ・ババ
「青い山の夏の薔薇」P7

2011/06/25


 

アメリカからのおもちゃに笑顔

6月5日(日)のセヴァ報告から一部をご紹介いたします。

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場所: 東松島市 関の内公民館(避難者数27人)
内容: 炊き出し、物資の提供 
メニュー: ベジタリアンの酢豚もどき丼 水菜のスープ サラダ
セヴァダル: 4名

晴天に恵まれた日曜日、お昼ごはんの炊き出しに初めての避難所を訪れました。小さな子どもたちが、アメリカからの支援物資のおもちゃ(ぬいぐるみ)やプリキュアの文具セット、ヘアアクセサリーを見て大興奮。子どもの笑顔や笑い声、元気な姿は、ピッカピカのエネルギーでみんなにパワーを与えるなあと思いました。

こちらの避難所の状況は朝に小さなお弁当(文庫本の大きさくらいにごはんとおかず)、お昼はなし、夜は朝のお弁当の大きさのパックにおかずが入り、プラスご飯。おかずは揚げ物に小さなお魚の切り身、副菜。お昼は各々カップラーメンなどを食べているとのこと。台所はあまり使われていない様子でした。
「3か月ぶりに暖かいごはんを食べた。本当においしかった。」
と言って、夕方食べる分のおかわりをされた方もいらっしゃいました。

お風呂は毎日自衛隊にある大浴場に入れており、週に1回お医者さんが診察にきてくださっているそうです。

もうすぐ梅雨に入ります。
毎日天気が悪く、室内にこもっていたら気分ももんもんしてくるかと思われます。
そんな湿った気分をぱっと明るくするようなセヴァをこれからもさせていただきたいです。
いつも笑顔で頑張ります!







神はつねに朗らかで笑顔でいます。
微笑んだ表情は神なるものの生来の特質です。
笑顔があるところに憎しみは絶対に存在し得ません! 
ですから、いっも笑顔で、朗らかでいなさい。

サティヤ・サイ・ババ
『シュリサティヤサイババ2006年講話集』89p

2011/06/25


 

平和なひととき

6月19日(日)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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場所: 東松島市 鹿妻公民館
内容: 炊き出し200人分、物資の提供
セヴァダル: サティヤ・サイ東北グループ、長野グループ、名古屋センターの有志計10名


ここで避難している方は数名ほどなのですが、
世話人の方の「周辺住民の方やボランティアに来て下さっている方にも食べていただきたい」という思いを受けて200名分ご用意させていただきました。到着したときには外にテーブルが出されており、青空の下でのびのびとお食事ができるように準備されておりました。

12時炊き出し開始。現地にボランティアにきていたお母さんに盛り付けをしていただくことになりました。震災前は食堂を営んでいたそうですが、
「津波でお家もお店もなくなってしまったの」
とおっしゃってました。幸いちょうど外出中で貴重品も持ち歩いており、しばらくはいろんな避難所を転々としていたそうですが、先月仙台市の仮設住宅に当選し、今はそこで生活しながらいろんな避難所へとボランティアに出歩いているようです。

炊き出し開始とともに、周囲で災害ボランティアとして作業していた方(東京や埼玉からいらっしゃってる方がたくさんいました)が次々と来られ、にぎやかな炊き出しとなりました。とても暑い日だったので、塩気のあるきゅうりと大根のつけものが好評でした。サティヤ・サイ長野グループ手作りのとびきりおいしいクッキーと、白玉入りフルーツポンチにあんこをのせたものも用意させていただきました。たくさんの方が外で一緒にカレーを食べながら楽しくお話している風景を見るのは、ここが被災地であるということを忘れてしまうほど温かく平和なひとときでした。

震災があって、わたしたちは出会い、こうして繋がっています。何も起きなくても、いつでもまわりの全ての人を大切に、愛し合っていきたいです。













すべての人は、
自分が社会の一員であることと、
社会全体の福祉に関して、
自分自身に対するのと同じような関心を抱くべきだということを
心から理解すべきです。

サティヤ・サイ・ババ
『ブリンダヴァンの慈雨』P40

2011/06/25


 

タパスのパスタ

6月11日(土)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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場所:東松島市 道地公民館(避難者数30名)
セヴァ:おもちゃ、炊き出し(菜食バスタ・サラダ・スープ)、文化祭の提供


ここの避難所はお子様からお年寄りまで幅広い所です。
久しぶりのパスタに、「お店に来ているみたい。」「どこのパスタ屋さんですか?」などと喜んでくださいました。
避難所の方々とお話ししている中で、あるおば様が、
「私は、震災やこの避難所暮らしの中で人間のあり方を考えさせられたよ。」
「この暮らしの中や震災を通して、お互いに協力し合い、助け合い、また忍耐さを学んだよ。この避難所暮らしも悪くないもんだよ。」
とおっしゃいました。
このおばさまは、孫をおんぶしながら胸まで海水を被り、
かろうじて助かった方です。
文化祭(ミニコンサート)では、このおば様に「青い山脈」や「りんごの歌」を歌っていただき、とても和やかな雰囲気が会場を包みました。
みんな幸せになりますように。













サマシュティ(地域)はヴィヤシュティ(個人)で成り立っています。
多くの個人が集まって地域を作るとき、個人のプシュティ(力)は増します。
パラメーシュティ(神)は
ただの遊びで創造物(スルシュティ)を創造したのではありません。
神は創造物すべての一体性を明らかにするためにそれを行ったのです。
一 体性は創造物の根底にある原理です。
一体性には、すべてに内在する愛の原理を
促進することが意図されています。
ところが残念なことに、
今の政党は人々を党の路線別に分離させています。
一家族の中の四人が四つの異なる方法をとり、家を四分割しています。
これはとても悪いことです。
たとえ一家族に四百人いたと しても、
人々の間には一体性があるべきです。
誰もが近隣の人を助けるべきです。
すべての人が互いに助け合うべきです。
そうして初めて、創造物に調和が芽生 えることができます。

サティヤ・サイ・ババ
2008年5月1日の御講話より

2011/06/25


 

青汁をお配りしました

6月11日(土)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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宮城県石巻の稲井公民館にて、
「青汁」を提供させていただきました。



私たちの摂取する食べ物の中には神聖な力があります。
学生はだれもがバランスのとれた食事をしなければなりません。
オレンジジュース、トマトジュース、ライムジュース、リンゴジュースなどは
とても健康によいものです。
葉野菜はビタミンも鉄も含んでいるので、高い栄養価があります。
肉体は健康であるべきです。
健康な肉体をもっていればどんな仕事も引き受けることができます。

サティヤ・サイ・ババ
『プラサード』p157

2011/06/25


 

福島県南相馬市の市長さんから
お礼状をいただきました

福島県南相馬市でのサティヤ・サイのセヴァに対して
市長さんからお礼状が届きました。

セヴァの内容は後ほど報告が届くと思いますが、
お礼状のみ先にご紹介させていただきます。

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万人が親族であるという事実を強調しなさい。
そうすれば、社会奉仕活動は一歩前進します。
状況を分析し、誰かを非難してはなりません。
同情し、愛を注ぎなさい。

サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p252

2011/06/09


 

ベジタリアンカレーライスと物資の提供
~仮設住宅について

6月4日(土)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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宮城県東松島市南浦地区公民館(避難者数21名)

ベジタリアンカレーライスの炊き出し
物資の提供:トイレットペーパー48ロール、テッシュペーパー20個、ハローソストパックティッシュ60P


震災から3か月近く過ぎようとしている中、長い避難所くらしに疲労を感じつつもいつも私達に明るく笑顔で接してくださるみなさまに学ぶことが多くあります。

何人かの方々は仮設住宅に当選して入居する予定の方がいらっしゃいますが、震災で仕事を失った人などは、仮設住宅の入れば家賃以外は電気、ガス、水道、食費もすべて自己負担なので、今は失業保険があるけど今後の生活をどのようにすればよいのかと不安を抱える方もいらっしゃいました。

最近は、仮設住宅へ当選しても金銭面の理由から入居を拒否するケースも目立っているそうです。

行政側も生活支援金の対応が遅れている状態です。

みんな幸せになりますように。





毎日、少なくとも5分は神の御名を唱え、
少なくとも数分は、
貧しい人や見捨てられた人への何らかの奉仕に充てなさい。
日々の祈りの中に、
世界のすべての人の幸福のための祈りを加えなさい。

サティヤ・サイ・ババ
『プラサード』p335-336

2011/06/09


 

餅つき

5月29日(日)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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宮城県
陸前小野地区のみなさんで行われる予定だった青空市(無料物資配布)のイベントとして餅つきを提案させていただきました。あいにくの雨で物資配給は中止になりましたが餅つきは無事に開催されました。

今回はサティヤ・サイ東北グループのメンバーだけではなく福岡、長野、名古屋、東京からサイの兄弟姉妹、避難所、地区の人々といっしょにみんなで餅をつき、ひっつみ(ちぎり)、6種類の味(あんこ、黄粉、ごま、しょうゆ海苔、納豆、雑煮)をつけて、約30キロのお餅を地域の住民のみなさん200名以上の方々にベジタリアン料理を提供させていただきました。

この津波でいろいろ流されてもちろん臼も流されて、
「また餅つきができるなんてうれしいよ~」との声が。
これを機にまたがんばって幸せな生活に向かってほしいと願います。

最後に避難所の方が用意してくださったTシャツにみんなでメッセージを書きました。

本当にセヴァをする機会を与えていただいて感謝です。
みなさまに感謝。スワミに感謝。







食物の霊妙な部分は心(マインド・マナス)となり、
それよりさらに霊妙な部分は話す言葉になります。

サティヤ・サイ・ババ
『プラサード』p192

2011/06/09


 

野菜を提供させていただきました

野菜提供セヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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場所:
宮城県南浦地区公民館

内容: 大根、なす、ニンジン、さつまいも、ごぼう、もやし、しめじ、えのき、こまつな、ゆきな、ほうれんそうねぎ、きゅうり

避難所方々は野菜を調理室へ運ぶ、すぐさま料理をつくるために野菜を切り始めました。
わいわいととても明るい雰囲気でした。

野菜セヴァをきっかけに避難所が少しづつ活気が出てきたようにおもいます。みなさまに感謝、スワミに感謝。



あなたが軽減しようとする他人の苦しみは、
実はあなた自身の苦しみなのです。
あなたが相手の苦しみを癒すとき、
癒されるのはあなたの苦しみです。

サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p241

2011/06/02


 

バラの花に心を込めて

5月23日(月)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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場所: 宮城県東松島市 横沼地区公民館(避難者数18名)
参加者: サティヤ・サイ東北グループ、東京センター、名古屋センター、長野グループの有志
内容: 炊き出し、文化祭


メニューは、ごはん、豚なし菜食酢豚、菜食ホイコーロー、菜食春雨スープ、たたききゅうりの中華風お漬物。
食事をとられると心がほぐれるのか、避難所の方から話かけていただき距離がぐっと近づきます。

文化祭の最後には「百万本のバラ」とともに、お一人お一人にバラの花と、今回来られなかった長野グループの方が朝までかかって焼いてくださったクッキーをお渡ししました。

神様を想い、「愛しています。」の気持ちが涙がでるほどに胸にこみあがりました。同じ地区に住んではいるものの、ほとんどが初めて会うような方同士での長い避難所生活。プライベートもなにもなく、夜も安眠できず、肉体的にも精神的にもまいってしまっているなか、初めて外部から人がきて、気持ちが少し晴れたと涙を流しながらおっしゃってくださった方がいました。

みなさんとかたく握手をかわし、
「頑張ってくださいね」と私たちが励まされました。
震災で、家が流されてもみなさん口ぐちにおっしゃられるのは、
「もっと大変な方がたくさんいるから私たちはいい方です」という言葉。

助け合い、かばい合い、励まし合うのは世俗の中で生きる私たちに与えられた人間的な本質。
その本質が隠れてしまいませんように。
欲望を小さくし、助け合って、神様のもとへと帰れますように。




相手の内に神がいると思い浮かべながら
その神にわずか一つの奉仕の行為を捧げたとしても、

それは神を何年も待ち望んだのと同じ価値を有します。
サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p89

2011/06/02


 

住吉中学校と川下地区の避難所

5月21日(土)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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1)住吉中学校
野菜を提供しました。
(たまねぎ、きゃべつ、ねぎ、ごぼう、えのき、だいこん、にんじん






2)川下地区

避難所の方と近隣住人と今回は避難所の近くの空き地に仮設住宅を作っている方々にも温かい食事を食べていただきました。

食後、子供たちに文房具セットを配りながらたわいもない話をしていると、中二の女の子が笑いながら、私も津波に流されたの~と話し始めました。地震後お母さんが車で彼女を学校に迎えに来て、帰宅途中津波に車ごと流されてしまったそうです。そこには5歳になる妹もいて3人でなんとか窓から脱出に成功。寒い冷たい海水のなかを逃げて、無事避難したそうです。彼女は多くを語らなかったけれど、きっと今まで見たこともない大変な光景を目の当たりにしたのでしょう。



ベジすいとん

子どもたちに、
奉仕によって得られる喜びを
模範によって示しなさい。

サティヤ・サイ・ババ
 『セヴァ 真のボランティア』p258

2011/05/26


 

陸前小野

5月20日(金)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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30名(避難者)+130名(近隣住民)
12:00~

陸前小野の中心を走る国道の山側のふもとにある新興住宅地に公民館はあります。外見はきれいな家が建ち並んでいるのですが、ほとんどの家は1階の床上まで浸水、車は水につかり破損、その国道の反対側200Mも離れていない海に近い地区の多く家は津波に流され人々が犠牲になり悲しい思いをされました。表面上は笑顔で話をしていますが、葬式は日常茶飯事で、故人を思い、また津波の怖さを思い出して涙することもまだまだ多いそうです。

震災後の3月中旬、店はすべて閉鎖、家の周りには泥とがれきの山でした。4月中旬ともなるとその放置されていた泥やがれきが乾燥して地域全体一面砂埃まみれに。しかし今ようやくがれきや泥は撤去され、国道沿いのコンビニやスーパー、ホームセンターが再開、通常に近い生活ができるようになってきま した。

 この避難所での炊き出しは今回4回目。初めて作る160人分のベジマーボー豆腐。味はベジタリアンにもノンベジタリアンにとっても、かなりの良味、絶品でした。

今回のセヴァに埼玉と札幌からサイの兄弟が応援に来てくださいました。そのうちの一人の方が指圧師で炊き出し中ずっと避難者の方にマッサージをされました。避難生活で凝り固まった体が少しでもほぐれて、みなさんのつかの間の安らぎになった事と思います。

 残念ながらこの避難所からはだれひとり仮設住宅の当選者がでていません。
みなさんがいち早く快適な生活に戻れることできますようにお祈りいたします。









私心のない態度で行われた奉仕は、
人間の内にある暗闇に光を照らし、
心を広げ、
感情を浄化し、
永遠の至福をもたらします。

サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p64


2011/05/26


 

Tシャツ、靴下、下着をお送りしました

サティヤ サイ オーガニゼーションに送られた
皆様からの義援金により
宮城県の避難所に

Tシャツ960枚
靴下420足
下着420枚

をお送りしました。








サティヤ サイ 東北グループ撮影による被災地の写真


奉仕の機会を与えられて
あなたが本当に喜んでいることを
相手に伝えなさい。
サティヤ サイ ババ
『セヴァ 真のボランティア』p146

2011/05/22


 

川下公民館

5月14日(土)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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大きな避難所には自衛隊やボランティアグループが援助、物資提供、炊き出し、音楽会など行っていますが、川下公民館のような少人数の避難所にはそれらが全くありません。

新緑の森に囲まれている小さな集会場には現在25名避難している方々がいらっしゃいます。左官職人の旦那様とまるで絵にかいたような優しい純日本女性の奥様が世話人となり避難所を管理しています。自らも被災して、浸水した家の片づけもままならないまま、仕事もかなり減って厳しい状況での避難所生活2ヶ月目、以前の生活を取り戻すには程遠い中で笑顔と共に前向きに生きているお二人からは逆に私たちが勇気と希望を頂いた気がします。

先週炊き出しの提案を持ちかけた際には、「外部からの援助はうれしいが避難者の甘えが出るし、これからは自立して生活していかなければ」というお返事だったのですが、実際には通常の生活に戻るめども立っておらず、お弁当以外の食事をとる機会も少ない避難所生活の皆さんに、気分転換も兼ねての温かい食事と日本の歌を提供させて頂くことになりました。




この日のメニュー: 野菜たっぷり菜食カレーとお漬物


奉仕を受ける人がどれくらいそれを必要としているか、
また、それを与える人がどのような心でそれを行うか、
ということが、その奉仕が金か鉛かを判定します。
サティヤ サイ ババ
『セヴァ 真のボランティア』p69

2011/05/22


 

浅井公民館

5月15日(日)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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被害の大きかった野蒜海岸地域からの避難者が多い浅井公民館。
目の前に広がる田園風景は心なごませてくれるものの、毎年この時期にはすでに田植えが終わっているはずなのに、今年の田は手つかずのまま春を迎えていません。海岸近くの田にはいまだにがれきが残る状態です。

避難所の世話役の青年の自宅は1階が浸水。現在大工さんの修理待ちのために避難所に生活中。家族のために朝から晩まで働き、夜は避難所の世話、土日はがれきと泥の撤去作業が続く毎日。

ある女性は海岸近くに住んでいたため家をすべて流されてしまいました。残ったのは家の土台とわずかな地面に埋もれた食器のみ。掃除する必要ががないからねと笑って話していましたが彼女が失ったものははかりしれないのでしょう。





私がすべての人々に内在していると見なさい。
皆にできる限りのことをしてあげ、
必要としている奉仕を何でもやってあげなさい。
やさしい言葉、支える手、安心させる微笑、
相手を励ます付き合い、心を癒す会話を、
差し控えてはなりません。

サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p103

2011/05/22


 

トイレットペーペーお配りしました

皆さまからご支援いただきました、
トイレットペーパーとティッシュペーパーを配らせていただきました。

川下公民館
トイレットペーパー 149ロール
ティッシュペーパー 71箱

浅井公民館
トイレットペーパー 198ロール
ティッシュペーパー 180箱

陸前小野公民館
トイレットペーパー 192ロール
ティッシュペーパー 180箱

南浦公民館
トイレットペーパー 272ロール
ティッシュペーパー 15箱

中下公民館
トイレットペーパー 216ロール
ティッシュペーパー 31箱

大曲公民館
トイレットペーパー 299ロール
ティッシュペーパー 5箱

横沼公民館
トイレットペーパー 102ロール





セヴァをしたいというあなたの強い願いと、
セヴァを行うときの熱意とが、
あなたを危害から守っています。
神が証人です。

サティヤ サイ ババ
『セヴァ 真のボランティア』p220

2011/05/22


 

GWセヴァ報告(7)

ゴールデンウィーク中、
宮城県以外でも、被災地に向けてのセヴァが
全国の兄弟姉妹によりなされました。

被災地の方が必要とされているものは何か、事前に調べてから、
本当に必要な方に、本当に必要なものをお届けさせていただきました。



福島県(4月30日、5月2日)

いわき市の避難所へ:
・インスタントパック日本茶120パック入り約10箱

いわき市の二箇所の避難所へ:
・ふくらはぎマッサージ機を各一台

それぞれお届けしました。


岩手県(5月1日、6日、7日)

障害で寝たきり状態で買い物にも行けず、地元の救援に依頼しても日数が掛かり、なかなか入手できない方へ:

・大人用平オムツMサイズ 2袋
・尿取パット夜用 2袋      
・尿取パット小 2袋
・ジャージ上下 6セット
・ズボン 4本

華蔵寺門前公民館へ:
・レトルト食品・缶詰

をお送りしました。


青森県(4月11日)*GW前

アルコールハンドジェル100本
子ども用具20個


をお送りしました。
オーム サイ ラム。


必要としている人に真心込めて何らかの奉仕をし、
結果として生じる至福を体験しなさい。
大きな奉仕である必要はありません。
小さく、他の人に気づかれないようなものでさえ構いません。

サティヤ サイ ババ
『サイセヴァ』p44

2011/05/12


 

GWセヴァ報告(6)

5月8日(日)

今日は昨日炊き出しに行った陸前小野公民館へ行き、
毛布、ジャージ、Tシャツ、本を提供させていただきました。


神の臨在を意識すれば、
どんな小さな奉仕も
豊かな実りをもたらします。

サティヤ サイ ババ
『サイセヴァ 真のボランティア』p55

2011/05/12


 

GWセヴァ報告(5)

5月7日(土)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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場所: 宮城県東松島市 陸前小野地区(避難者数60名)
セヴァダル:15名
内容: 炊き出し、文化祭


以前2回炊き出しをさせていただいた陸前小野の集会所に行きました。
今回は夜ごはんの提供です。
メニューは湯豆腐、ソイミートの照り焼き、菜の花のお浸し、ごはん。
120食用意しました。

周辺住民の方にも声をかけてくださり、今までにないくらいたくさんの方がいらっしゃり、あっという間になくなってしまいました。
ソイミートの照り焼きは歯ごたえがあり、ご年配の方は飲み込むのが大変ではないかと介護職をしているセヴァダル2名の意見をもとに刻んだものを用意し、小さなお子さんやお年寄りの方にはそちらをよそいました。  

湯豆腐も大変喜ばれました。
震災直後、店頭から納豆、豆腐がしばらく消えていたことを思い出します。
被災地では今も、普段食べ慣れている質素な食事から遠ざかっているのだと実感します。

炊き出しの後には歌謡セヴァも行われました。
真心を込めて歌いました。
手拍子もたくさんありとても暖かいムードで聞いていただきました。
終了後、わざわざ片づけているピアノのところまで来て、
「ほんとに楽しかったよ」
「ありがとう」
などの言葉をいただきました。
スワミが与えてくださった素晴らしいこのチャンスに心から感謝致します。

「ふるさと」ではみなさん目を閉じ、静かに耳を澄まして聴かれており、
目頭をおさえている方も何人かいらっしゃいました。
今回の震災で生まれ育ったふるさとが全く違う景色に変わりました。
けれど、四季のきれいな情景や思い出は
こころの中ではいつまでも色褪せません。
美しいこころで再生へ向けて
みなさまと手と手を取り合っていきたいと強く思いました。

そして、最後思いがけない出来事がありました。
「大きな避難所ではたくさん支援がきていますが、こんな小さなところに3回もきてくださり本当にありがとうございます」
との言葉と、メッセージの描かれた色紙をいただいたのです。
避難所の方達の純粋さに触れ、またひとつハートの中の蓮のはなびらがひらいたような感じがしました。

スワミはいつも機会を与え、私たちはひたすら作業に取り組みます。
そしてハートに溢れるような想いを体験させてくださるのです。
こうしてまた救われました。
ありがとうございます。






もう一つ忘れてはならない点があります。
それは、結果を気にかけないことです。
できるだけのことをして、
できる限り手際よく、静かに、愛を込めて人を助けなさい。
それ以外のことは、
奉仕のチャンスを与えてくださった神様にお任せしなさい。

サティヤ サイ ババ
『セヴァ 真のボランティア』p76

2011/05/12


 

GWセヴァ報告(4)

5月5日(こどもの日)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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場所:宮城県東松島市 
浅井地区公民館(避難者・周辺住民あわせて約100名)
中下公民館(避難者数30名)
セヴァダル:10名(サティヤ サイ東北グループ、千葉センター、東京センターの有志)
内容:泥かき、炊き出し(約180名分)

この日は、前日行った避難所で泥かきをする約束をしていたため、男性三名が、午前中に避難所へ行って、泥の残っていた場所を綺麗にしました。
前日の話し合いの時点では、私たち三名と、避難所から2、3名ほどが参加して泥掃除をする予定でしたが、当日蓋を開けてみると、避難所や周辺住民の方々8名ほどの応援があり、予想よりも早く綺麗にすることが出来ました。

比較的小さな避難所は炊き出しなどのボランティアが報道されて名が知れている避難所に比べると少なく、ここの避難所も炊き出しなどあまり来ていない模様でした。

やはり、毎日のお弁当生活で生きた野菜の料理を食べていないので非常にこのような野菜たっぷりな食事は喜んでくれます。
たくさんの方々がおかわりをされて、笑顔に包まれた炊き出しが終わりました。

いざ、炊き出しが始まるととみんな無私になって動いていることに気が付きます。
そこに一体性が必然とあらわれるのが感じられます。
多様性の中の一体性を学べるいい機会をスワミは東北グループに
お与えくださったのかなと思いました。
スワミに感謝です。


避難所には、栄養の偏る冷えた配給弁当でお通じが悪くなったり、ストレスによる高血圧の方が多かったそうで、私たちベジタリアンのお食事が作れる、お野菜と植物性たんぱくいっぱいの炊き出しは、これからもとても重要になると感じました。


車で戻る最中に、持ってきた物資で役に立ちそうなものがあると、声をおかけして物資を渡しました。

現地を 車で行き来する途中の光景で、男性が完全に崩れ切った家のてっぺんに黙って立ちつくしている姿、津波で、ゴミや生活品、海の汚れが流れ込んだ畑に、たった 一人で座り込み、何かを考えているお婆ちゃんの後姿を見て、まだまだ復興はこれからだと改めて思い知らされました。





二つの状態に到達していることが、
奉仕者、特に、サティヤサイの奉仕者を他の人々から区別します。
それは、慢心のないことと、愛があることです。

サティヤ サイ ババ
『セヴァ 真のボンラティア』9128

2011/05/12


 

GWセヴァ報告(3)

5月4日(みどりの日)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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場所:宮城県東松島市 
大曲地区センター(避難者数 80名)
横沼地区センター(避難者数 23名)
内容:炊き出し(
ひっつみ〔すいとん〕、ごはん、浅漬け、インドのスウィート)、文化祭、物資配給、医療奉仕
セヴァダル:16名(サティヤ サイ東北グループ、千葉センター、福岡グループ、東京センターの有志)


東京からの参加者は夜行バスを使って仙台へ向かいました。
往きは約5時間30分の乗車時間
、帰りは渋滞で約8時間の乗車時間でした。

野菜切りやご飯炊き等、皆で手分けして行い、バジャンCDを流してバジャンを歌いながら行いました。

薪を燃やして、まるでプージャーのように煮炊きをされていました。
またすいとんは、自宅にある臼を使って、餅つきから行うという力の入れよう。
セヴァに参加した子どもから大人まで、餅を「サイラム!」と言ったりして搗き、とても楽しみながら準備が出来ました。


現地での炊き出しは、再度ガスコンロで加熱して、温かいものを避難所の方々に食べていただくことができました。
また、周辺住民の方々も、鍋を持ち寄って来られ、ババ様の愛に私たちが引き寄せられてパルティやセンターへ行くように、
食べ物という形を通してババ様の愛が行き渡る風景を垣間見ることが出来ました


炊きたてのごはんは大変喜ばれました。
ひっつみも温かく、野菜がたくさんはいっていてほっとされたようです。
周辺住民の方にもお声をかけていただき、たくさんの方にお配りすることができました。

お腹も満たされた所で、歌の文化祭とジュースや飴、おもちゃ等の物資をお配りしました。
子どもたちも大活躍で、子どもたちがジュースや飴をもって行くと、自然と避難所の方たちから笑顔が溢れていました。

歌の文化祭では、SSOJの紹介と皆になじみのあるポジティブな歌詞の歌を歌って、最後にインド駐日大使から被災者の皆様への言葉を読んで終わりました。

問診と、医薬品の提供、傾聴セヴァも行われました。

みなさん床上浸水で1階の台所が使えない状態になっていたり、近くに買い物できそうな所もなさそうでした。
毎日お弁当におにぎり、惣菜パンでは栄養が不足してしまいます。
野菜がたくさん摂れて、あたたかく、次の日もおいしくお召し上がりいただけ、かつ、年配の方が食べやすいものを考えていきたいと思います。

どうか必要としている方に必要なものをお届けすることができますように。






他者に奉仕するときには、
神に奉仕しているのだと考えなさい。
すべての行為を神を喜ばせるために行いなさい。
あなたのあらゆる行いは、
神を喜ばせるという動機で行われたときにだけ、
意義あるものとなります。

サティヤ サイ ババ
『シュリ サティヤ サイ ババ2006年講話集』p105

2011/05/12


 

GWセヴァ報告(2)

5月3日(憲法記念日)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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場所: 宮城県東松島 南浦地区公民館
避難者数: 23名
セヴァダル: 11名(サティヤ サイ東北グループ、
千葉センターの有志、福岡グループの医師)
内容: 炊き出し、医療奉仕、文化祭

 
夜ごはんの提供をさせていただきました。
メニューは中華丼と浅漬けです。
今回も現地でごはんを炊きました。

避難者数が少なく、みなさん各自の部屋で静かになさっていたので、それぞれの方のところにいってお配りさせていただきました。
年配の方が割と多く、今回の震災で入れ歯が流された方もいらっしゃり、中華丼の具が大きく食べにくかったようです。

メニューや分量、作業工程に気をとらわれがちで、避難所にいる方がどういう状況なのか、どういうものが食べやすいか、どうしたら喜んでいただけるかをみんなで話し合い、炊き出しを進めていかなければならないと、反省しました。

小さな避難所で、お互いのスペースの間には敷居も何もなく畳の上に毛布を高く積み上げ、それでスペースを区切っておられました。
それでも自分たちは畳に寝せてもらえて幸せだよと言っておられました。
6畳が2間続いているお部屋でピアノを運び込み歌わせて頂きました。


神様は作業の一つ一つに込められた想いを見ておられると思います。
どんな些細なことにも細心の注意をはらい、与えられた機会を大切にしていきたいです。









常に、「誰を」、「いつ」、「どこで」、「どのように」
助けるべきかを検討しなさい。
それが本当のセヴァです。
人々は、「自分は与える者で、相手は受け取る者だ」と考えます。
これはセヴァではありません。

奉仕の目的は利己心を抑制することです。
利己的な人は決して奉仕できませんが、
真の召し使いに利己心はありません。
そのような態度で奉仕に取り組みなさい。

サティヤ サイ ババ
『1995年夏期講習 シュリーマドバーガヴァタム』p118

2011/05/08


 

GWセヴァ報告(1)

4月29日(昭和の日)に宮城県で東北グループによる歌謡コンサート(歌セヴァ)が行われました。
セヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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避難所: 中里地区住吉中学校(避難所)、老人介護施設、渡波地区渡波小学校(避難所)の3カ所

参加セヴァダル(ボランティア):  12名(内小学生3名)

曲目: 「ふるさと」「春が来た」「りんごのうた」(施設では「アイアイ」も用意)



本当に緊張いたしましたが、スワミがいつもおっしゃっていたように、スワミの恩寵の大海の水を私達という柄杓ですくって大海に注ぐがごとく、スワミの道具となることに集中すると自然に緊張はとれていきました。

老人施設では「おぼろ月夜」と「大きな栗の木の下で」のアンコールもあり、皆さん楽しくて「大きな栗の木の下で」は止まれなくなってしまうほどでした。
歌とともに、文房具とヘリウムでふくらませた風船(浮く風船ということ)のプレゼントも用意しましたが、子どもたちは本当に風船を喜んでくれて、中学生くらいの子ども達も「いいですか?」と、もらいにきてくれました。
本当に暖かい拍手と手拍子、感謝の言葉を頂き、私達を道具として今回選んで頂いたことにスワミに深く感謝するばかりです。

渡波小学校は特に被害のひどかったところで、芸能人や有名人がたくさん訪れているという背景もあり、着いたときに芸能人が来ていると聞き、私達は一瞬尻込みをしてしまいましたが、サイ チルドレン(帰依者の子供たち)が「いくよ!」と。
本当に私達大人は油断すると一瞬でもスワミを忘れてしまいます。

さらに歌セヴァがスワミへの捧げものにふさわしいものとなりますように精進していく気持ちでいっぱいです。
スワミへの愛とともに。





物理学、植物学、化学といったあらゆる学科は
生計を立てるのに役立つだけです。
それらのどれも音楽のように人の心を魅了することはできません。
神さえも音楽に魅了されます。

人の心をとろけさせ、文字通りに人を動かすもの、それが音楽です。

サティヤ サイ ババ
『バジャン 神への讃歌』p322

2011/05/07


 

福島に本をお届けしました

4月22日(金)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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福島県いわき市の勿来地区と小名浜地区の
避難所6か所に本をお届けしました。

今後も、他の避難所にどしどしお届けし、
ミニライブラリーをしつらえていく予定です。

皆様の心込めたセヴァが
被災者一人ひとりのアートマに届くことのみを憶念しつつ。。。

本は合わせて1000冊以上集まりました。

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被災地へのセヴァは、
全国で担当地域を分担して行われています。

関西            →  福島県

九州・四国・中国・沖縄 →  岩手県
&盛岡グループ

北海道           →  青森県

中部                     →  茨城県

関東 →  被災地各県の現地調査と情報収集 & 宮城県

東京センター        →  宮城県
&東北グループ(仙台)



あなたの奉仕は、
行うときの心の状態によって価値判断されます。
ですから、いつ、どのような仕事が割り当てられようとも、
情熱、理解、崇敬の気持ちを失わないでいなさい。
奉仕に高低の別はありません。
なぜなら、サイはすべての中に住んでいるからです。
あなたが誰に対して奉仕を行おうとも、
サイがそれを受け取ります。

サティヤ サイ ババ
『奉仕による修行』p107

2011/04/30


 

石巻での物資提供報告

4月26日(火)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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石巻の大川地区周辺にて、
毛布、靴下、肌着、ジャージを提供させていただきました。

ほとんどが、一階は全滅状態。
平屋などの家は、衣類などすべてを流され、
皆さん一か月たった今でも掃除をしておられます。

毛布がいまだに必要ところはまだまだあります。


人に与えられている人生はとても短いというのに、
世界はたいへん広く、
時間は過去から未来へと延々続いています。
ですから、小さな存在にすぎない人間がしなければならないことは、
与えられた場所と時間の範囲で
迅速に行わなければならないのです。

サティヤ・サイ・ババ
『奉仕による修行』p128

2011/04/30


 

炊き出し

4月22日、23日のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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4月22日(金)
材料の買い出しと野菜切りセヴァが行われました。

野菜は仙台朝市で購入し、玉ねぎ・にんじん・じゃがいも・大根・きのこ類をセヴァダル7人で切りました。
日本で親しまれている味のカレーをお捧げできるよう、試作も行われました。

4月23日(土)
朝7時に集合し、小雨の降る中作業が進められました。

昨日切った野菜を二手に分かれ炒め、薪で煮込みました。
ごはんは4升炊き1回分をあらかじめ炊いておき、残り2回分は現地で炊くことになりました。

10時31分 出発 セヴァダルは7名。場所は前回と同じ陸前小野の避難所です。
11時20分 到着 あたたかな笑顔で迎えていただきました。




雨ということと、今回は物資もなかったので施設の一角をお借りしました。到着が予定より遅れたので、ご飯が12時スタートに間に合わなっかたのですが「炊きたてのご飯を食べていただきたい」という思いから少し待っていただきました。

カレー200食、ごはん12升、福神漬けも用意。





震災が起きてから今までずっと冷たいおにぎり、お弁当を食べていたので、炊きたてのごはん、温かいカレーは大変喜ばれました。

そして、一人現地の方が声をかけてくださり、ごはんの盛り付けをお手伝いしていただきました。帰り際「また来てね」とのお声をいただき感謝の気持ちでいっぱいになりました。

帰る家がない、炊きたてのごはんが食べられない方がいらっしゃいます。まだまだ普通の生活には戻れません。本当に助け合って生きていく実践の場をいただいています。被災している、いないに関わらず、となりにいる人に思いやりをもって接することがいつでも大事だと思います。

このセヴァを通して、これまでに修得した技術、経験してきた仕事がそれぞれ発揮されていて、このときのためにスワミに経験させていただいたのだと実感します。

奉仕の機会の中で、自分の欠点やエゴに直面し、そのたびに学び、進みます。

わたしたちが一体となり無私の奉仕をお捧げすることができますように。

スワミの御心にかなった行動ができますように。

サイラム


少しの奉仕活動であっても、
奉仕はあなたに大きな霊的利益をもたらします。
第一に、あなたの自我を破壊します。
プライド(慢心)は友人たちを敵に変えてしまいます。

奉仕はあなたの心の内に謙虚さを育てます。
謙虚さは、周囲の人々と
幸せに調和して働くことができるようにします。

サティヤ・サイ・ババ
『奉仕による修行』p58


2011/04/26


 

炊き出しセヴァ

4月16日、17日のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

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4月16日(土)

日曜日に陸前小野地区の避難所で炊き出しをすることになり
今日は野菜切りセヴァをしました。
約360人分ほどの野菜を一時間ほどで切り終えました。

【明日の予定】
11時 現地到着
12時 炊き出し開始
・医療セヴァは状況を見て始める
・お子様文房具セットや衣類の提供も行う。
13時30分~14時 撤収



4月17日(日)

炊き出しと物資の提供

陸前小野地区にある避難所へ炊き出しに行ってきました。
築2年ほどの新しい集会所で、ガス・水道も通っています。
ですが、被災者の方達へ配給されているものは
パン・おにぎり・おかずが少しだけのお弁当ということで、
野菜たっぷりの温かい「ひっつみ汁」を作らさせていただきました。

角にブルーシートをひろげて、物資の提供もさせていただきました。
風邪薬やおむつ、衣類(子供服を豊富に持って行きました)、文房具セット等。

セヴァダル(ボランティア)の人数は12人。
当日いらっしゃった方がたは120名ほど。
小さいお子様からお年寄りまで幅広い年齢の方が足を運んでくださりました。
お鍋を持参していただき、こちらに来られなかった方にもお召し上がりいただけるようお配りさせていただきました。

「なによりもこうした気持ちが嬉しい」
とのお言葉をいただき、こちらが救われる気持ちになりました。
食事の提供という手段でハートをお配りさせていただいているのだと実感し、
このような機会をいただいてることにただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

一番びっくりしたことは、
スワミの所で5年間過ごしていた方がいたことです。
インドで体験した貴重なお話をプレゼントしていただきました。

青空のもと、みんなで食べるあたたかい食事は最高のごちそうです。
たくさんの笑顔にお会いすることができました。
みんなしあわせになりますように。


歯科医療

炊き出しセヴァの隣で歯科医療セヴァを行いました。
先ず、血圧計を看護師が測定し、
その後一人一人の口腔内を確認して、適切な硬さの歯ブラシを処方致しました。
また、入れ歯洗浄剤や歯磨き粉、歯周病予防のうがい薬を家族毎に配りました。
小さなお子さんには、虫歯予防のお薬の塗布を行いました。


血圧を測定する前、住民の方々が口々におっしゃっていたのは、
避難生活が長引くストレスで血圧が20~30位震災前より高いということでした。
しかしながら今回は血圧が概ね正常値に落ち着いていました。

住民の方々は、炊き出しで心が豊かになり、少しの間でもストレスを忘れられたので血圧が下がったのかなと喜んでいました。医療の原点に立ち返ったような気がしました。


皆さんは、食べ物や衣類や教育を無料で施すことによって、
子どもたちを助けなければなりません。
もし皆さんにそうした奉仕ができれば、
それは社会にとって大きな助けとなります。

私は今だけでなく、
子ども時代からさまざまな奉仕活動に携わってきました。
私はよく他者を助けていました。
私の家の前に物乞(ものご)いが立って施しを請うと、
いつも家の人たちは、「しっ、しっ、今はだめ」
と言って追い払っていました。
けれども私は、そっと家から食べ物を持ち出しては
物乞いたちに食べさせていました。
誰かが服を欲しがっていれば、自分の古い服を手渡しました。

サティヤ サイ ババ
『His Story サイ・ババの少年時代』p24

2011/04/19


 

愛の献血 無事に終了しました

4月17日(日)、桜の花びらの舞う中、
サティヤ サイ東京センターで
献血セヴァ(ボランティア)が行われました。






日本赤十字社の皆様のご協力のもと、
予想を上回る量の血液を提供することができました。  

今、あなた方の役割は、

人類にはまだ希望が残っていること、

 真理、正義、平和、愛を信じる人々がまだ残っていることを
示すことにあります。

サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p209

2011/04/18


 

クッキーセヴァ

中部と横浜の女性による
クッキーセヴァ(ボランティア)の報告が届きました。

**************

茨城に持って行こうと、
中部地域のサティヤ サイ センター/グループと、
横浜のサイ レディースの方々、
サティヤ サイ千葉センターの皆さんに
呼びかけて作りました。

8人がクッキーを焼き、
送ってくださった方や、持って来てくださった方がありました。

クッキーと同封する励ましのお便りは
呼びかけた多くの方が送ってくださいました。

袋詰めは、横浜3人、中部3人が集まり、行いました。

その他、
静岡からお茶(これは、放射能にも良いという事もあり)、
三島からは桜の塩漬けが一人分ずつ入った春のお便りも送られて来ましたので、
同封しました。

全部で280数袋できました。

茨城では食料品を受け取らないという事が判明した為、

岩手の久慈市にお送りしました。










熱意があり、必要な支援が得られる婦人たちは、
バジャンを歌ったり、霊的な教えや本を勉強するだけでなく、
女性に奉仕することをも目的とした、
マヒラ・サットサング(善き女性の仲間)を作ることができます。
愛のこもった奉仕を、今日、この瞬間から始めなさい。
一つ奉仕をするたびに、また次の奉仕がしたくなります。
それというのも、奉仕の喜びには深い感動が伴うからです。

――サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p68より

2011/04/17


 

歯科医療セヴァ

サティヤ サイ東北グループのDr.による歯科医療セヴァ報告から
一部をご紹介いたします。


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今回、私の上司、部下を含めて12名程の歯科医師団を結成し、
2週間前から、土曜日と日曜日に現地での医療セヴァを行っております。

活動の場所は
1)避難所 (渡波小学校、住吉小学校、石巻中学校、門脇中学校、荻浜小学校)
2)グループホーム グランス 
3)新東名地区です。

活動内容は、
1)誤嚥性肺炎の予防の為の口腔ケア、
2)こどもの齲蝕予防処置、
3)摂食嚥下指導、
4)抗生剤、鎮痛剤の投与です。

以前救援物資として送って頂いたおもちゃを避難所に届けた際、
避難所での子供の遊ぶ声が問題になったりした為、
おもちゃの寄付は受け付けていない避難所もあります。
子供が子供らしくできる環境ではないようです。
子供のいる世帯は自宅が被害を受けていても
無理して自宅に帰っているのではと思われます。
大人でも余震で恐怖を覚える環境ですので、
この子供達のケアをどのように進めていくか
考えないと行けない時期に来ています。


我々医療従事者は、病気というものを通して
住民と話していくことができます。
聴診器、血圧計、体温計で測定しながらお話を聞くということだけでも、

住民が安心する地域がまだまだあるのも事実だと思います。

この辺り、全国の先生にお声をかけて、ローテンションで週末来て頂けて、
先生方が住民と関われる地域を構築出来ればと思っています。
住民の精神的負担を少しでも取り除ければと思っています。

東京から来て頂いた際にバジャンを行った荻浜小学校で医療セヴァをした際は、
私が来ていたセヴァ ジャンバーを住民が覚えていてくれて、
大変和やかに住民の方とお話が出来ました。



週に一日を、宗教や国籍を問わない、
あらゆる人々への無償の医療奉仕に捧げなさい。
そのような奉仕は、喜びを沸き上がらせ、
あなたに神を体験する力を与えてくれます。
愛を、患者に処方するカプセルにしなさい。
あなたのところに弱った患者がやって来たとき、
グルコース〈ブドウ糖〉や別の何かを処方することで
満足していてはなりません。
その患者に愛の注射を施しなさい。
それは即刻、患者に力を与えます。
患者に愛を込めて話し、愛のこもった薬を与え、
良い気分が続くようにさせてあげなさい。
これらが、患者を幸福にしてあげる方法です。
幸福とは神との結合です。
何であれ愛をもって行うことは、報いをもたらします。

――サティヤ・サイ・ババ
1995年12月18日
『サイ セヴァ』p31

2011/04/11


 

準備セヴァ(4月1日)と
被災地セヴァ報告(4月2日、3日)

先週末に宮城県で行われたセヴァの報告が届きました。

4月1日(金曜)夜

今回の救援物資は、直接宅急便で被災地に送れたものが約7割、サティヤ サイ東京センターから車で運ぶものが約3割という割合でした。出発前夜に、サティヤ サイ東京センターで仕分け作業やラッピング、おにぎり作りなどが行われました。





4月2日(土曜日)午後

サティヤ サイ東北グループとサティヤ サイ東京センターのメンバーを中心に、
名取市でセ
ヴァが行われました。

菜食カップラーメン540個をはじめ、お菓子や缶詰などの食品を
名取市の避難所にお届けした後、
利府町にある宮城県総合運動公園「グランディ21」の遺体安置所横で、
追悼バジャン、ヴェーダを捧げました。






4月3日(日曜日)

石巻市の中里地区・渡波地区にて、サティヤ サイ オーガニゼーション ジャパンのセヴァによる下着3000枚、タオル5520枚その他の大量の衣料品、および、サティヤ サイ東京センターの個々のメンバーのセヴァによる食品、医薬品、玩具、書籍、その他様々な物資の提供を行いました。

中里地区ではトラックの周りに多くの方々が来てくださり、そこで物資を提供しました。また、2つの分隊を作り、隣の町内に移動して幅広い人々に手渡すことができました。


物資のトラックに集まって列をなす大勢の被災者の方々


それから、避難所となっている荻浜小学校で文化祭と物資提供を行いました。

文化祭の内容

4月3日午後2時15分 文化祭スタート

バジャン4曲、日本の歌3曲を歌いました。参加者のほとんどがお年寄りの方で、この地域の被害の大きさにかなりのショックを受けておられるご様子でした。最後に「上を向いて歩こう」を歌いながらキャンディを配ったところで、ようやくみなさんの淡い笑顔を見ることができました。

サティヤ サイ横浜センターのBro.ケマニによる締めのスピーチでの、

「どんな夜も必ず、必ず明けて朝が来ます。どうか一緒に頑張りましょう!
ジェイ サイ ラムとみんなで言いましょう!
ジェイサイ ラム!
ジェイ サイ ラム! ジェイ サイ ラム!

という言葉と、みんなで唱えた「ジェイ サイ ラム」が、力となって地域に広がったことと思います。





宮城県でのセヴァでは、東京と仙台のサイ ユースのメンバーと卒業生が大変アクティブに働いています。遠方からも、Bro.ソーヌら二人のユースが駆けつけてセヴァに参加しました。


物資を運んだ車は夜中の2時半に無事に東京に戻ってきました。



もし、誰かが困難な状況にいたら、

自分の仕事を犠牲にしてでも、全力で助けなさい。
これは人間の第一の義務です。
「つねに助け、決して傷つけない」がモットーであるべきです。
もし、この二つの指示をつねに心に留めていれば、それで十分です。

――サティヤ サイ ババ

2009年1月14日の御講話より

2011/04/10


 

アメリカからの祈り

3月に日本の被災地のために12時間のガーヤトリージャパを行ってくださったアメリカ、ニュージャージー州のサイセンターで、4月3日(日曜日)、再び、日本の被災地のため、そしてスワミのご健康の回復のために、祈りの会が開かれました。





帰依者たちは神に祈りを捧げます。
中には祈りの効果を疑う人がいます。
しかし、実際どれほど大きな仕事であっても、
祈りによって達成することができるのです。
祈りは不可能なことを可能にします。

――サティヤ・サイ・ババ
2002年7月24日の御講話より

2011/04/06


 

石巻市で毛布配布(4月5日)

サティヤ サイ東北グループにより石巻市渡波地区で毛布が配られました。


毛布は全部で664枚。


子どもたちもお母さんといっしょに毛布運びを手伝いました。

世間は無数の目でサイ ムーブメント〔サイの運動〕を見ています。
世間の人々は尋ねます。

「サイとは、一体、誰ですか?
バザールに行っても、ジャングルに行っても、どこへ行っても、
そこでサイの写真と、サイの名前が掲げられているのを見ます」

多くの人はこの現象にとても驚き、
好奇心、あるいは嫉妬心から、それを調べようとしています。
このような状況下にあっては、
誰にも私たちのオーガニゼーションを指差して
批判や嘲笑する隙を与えるべきではありません。
誰もが自分の地位や立場に応じて、
自分の仕事をどんどん進めていくべきです。

――サティヤ・サイ・ババ
1987年11月22日の御講話「セヴァによる平安」より

2011/04/05


 

サティヤ サイ千葉センター震災サイセヴァ報告

サティヤ サイ千葉センターでは3月19日に千葉県旭市における震災セヴァに参加しました。幾ばくかの支援物資をお届けさせてもらった後、募集中のセヴァに参加しました――

続きはこちらからご覧ください。

2011/04/02


 

石巻市でのセヴァ(3月24日)

東京からの物資隊が帰った後も、
被災地でのサイセヴァは続いています。

3月24日の聖なる木曜日、
東北グループの有志たちは、自らも被災している中、
仙台市よりもずっと被害の大きかった石巻市の
石巻市立鹿妻小学校(避難者数約1000名)に物資を届けに行きました。

石巻市は東北グループのある仙台市の中心地から
車で約2時間のところです。

帰依者から送られた野菜ジュースや飴、毛布などが、サイの愛と共に届けられました。

被災地は今日も寒いですが、サイの愛は温かです。





東北グループ撮影による石巻市の海岸沿いの様子


2011/03/28


 

先発隊が帰ってきました

夕方、先発隊が帰ってきました。
肉体的には疲れているようですが、
何かが変ったような感じで、さらなる救援への力に溢れていました。。

帰ってきて早々、報告がされました。

今回の救援物資セヴァは、
奇跡の連続で、より物資のない苦しんでいらっしゃる方々に
物資が届くようにと、スワミの御力を感じざる得ないセヴァだったようです。

準備が出来次第
順次報告をさせていただきます。

しばらくお待ちください。

2011/03/21


 

先発隊報告

2011年3月19日土曜日の夕刻に、ホテルパールシティ仙台に支援物資が到着し、その一部は海上保安庁の巡視船を使って孤立した地域に海路で運ばれました。
また残りの物資は、仙台市内で避難生活をしていた方に分けられました。






3月21日、SSOJが寄贈した物資は、海上保安庁の巡視船をにより海路で、孤立していた宮城県本吉郡南三陸町、宮城県石巻市雄勝町(おかつちょう)、岩手県釜石市の三箇所に無事届けられたそうです。





PS:21日月曜日12:50頃、海上保安庁から物資寄贈のお礼の電話がありました。
SSOからの物資は、宮城県石巻市雄勝町(おかつちょう)、宮城県本吉郡南三陸町、岩手県釜石市、の三箇所に運ばれたそうです。

2011/03/21


 

先発隊報告

現地から送られてきた、1枚の写真



この写真のキャプションは、後日報告を聞いてできると思います。

2011/03/21


 

先発隊報告

少ない報告内容からすると、
現地5箇所に分かれて、物資の配布、バジャン等を行なったようです。
ふたつだけ届いたレポートです。
この内容から想像してみてください。

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サイラム!皆様へ
今日1日、お疲れ様でした!皆様からの報告を楽しみにしています。
本日のお夕食は、6:30 ~なので、その時間に食堂に集まってください。

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本日避難所五ヶ所でバジャンやってきました。
緊張した心が解けたのか、皆さん泣いておられました。

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(その他、編集記)

現地にセヴァに出向いている夫に
ようやく連絡がとれた奥様からの話だと

「今、配っている最中!」

と忙しく、そして被災者の方々に
物資を直接手渡しする使命に力強い言葉が返ってきたそうです。

2011/03/20


 

14日の東京サイセンターのメールマガジンより

震災3日めに配信された
東京サイセンターニュース&インフォメーションから転載。

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★━━━━━━━━━━━━━━……
| サイの愛の中で
……━━━━━━━━━━━━━━━★

長年、東京Cで様々なセヴァをし、
セヴァの担当をしていたBro.のご両親、ご兄弟が、
壊滅状態の津軽石、宮古湾近くにお住まいでした。

TV中継で、何もなくなった状況を見て
堪らなく涙をし心配をしていました。

本来ならば、一般の人は入ることができない状態だったのですが、
サイの世話人の方の関係者、また多くの方々のお力を借り
奇跡的に、昨日(13日)の昼過ぎには災害現場に入ることができたそうです。

到着後、ご両親、ご兄弟を、
避難所、安置所を探していましたが
見つからなかったようでした。

今朝方、連絡があり、
昨夜、高台に避難をしていたご両親、ご兄弟に
再開することができました!

スワミは、神を想う本人だけでなく
家族までも守ってくださいます。

まだ、ご家族、知人が被災地にいらっしゃる方、
スワミの愛を信じましょう。

2011/03/20


 

先発隊報告

現地先発隊は、本日も活動に入っています。
現地での連絡の一部を紹介します。
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昨日は、急遽宮城県、岩手県の救援物資を必要とする所へと物資を運ぶことができ、ババ様の皆への愛と導きを改めて感じる一日こととなりました。

本日も、神を想い、神に満たされてセヴァを捧げていきましょう。

今日の予定は、朝7時~本部2Fの祈りの部屋でスップラバータム

8時頃~食堂で朝食
9時に2F祈りの部屋集合
9:30本部出発!
の予定となっています。

本日の仙台市の天気は曇り。18時頃から雨
気温3度/9度の予報となっています。
ババ様の御名と共に

2011/03/20


 

先発隊報告

現地先発隊は活動に入っています。
現地での連絡の一部を紹介します。
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今から訪れる避難所に必要な物資。

手動式トイレ 全部
粉ミルク 2箱(段ボール)
子供用おむつ 13箱(段ボール)
子供用おしりふき 4箱(段ボール)
使い捨てマスク 1万枚(段ボール54箱)
ウィダーインゼリー 全部
伊藤園のジュース 300箱
ガスコンロ 20個
カセットボンベ 200本
医薬品 あるもの全部

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編集注:
こちらの物資は今現在の各避難所を調査し配布するものです。
募集を促すものではありません。

2011/03/19


 

ありえないこと

現地の最前線のサイ兄弟の医師から
あちらで足りなく困っている医薬品のリクエストが
ようやく繋がった通信で届きました。

それに答え、全国のサイ兄弟姉妹の医師が協力し合い
多くの医薬品を集め東京に送ってくださいました。

その中の一人、九州のサイ医師からこのような
お話がありました。

「ありえないことです。

私のところに医薬品が届いたのが、17日の12時です。
クロネコ宅急便に行くと、東京への受付は今日の午後から始めたところだといい、
航空便や超特急便は受け付けていないといわれました。
5-7日は覚悟してくださいといわれ、通常便で出したのです。

それが翌日に東京についたのです。
確かにサイの御技です。
すべて、間違いなく、強く見守られています。何ということでしょう。」

九州-東京間の宅急便は平常時でも翌々日に発送されます。
翌日に届くことはありません。

2011/03/19


 

先発隊、到着しました。

午後、4時30分ころ
仙台のセヴァ本部に到着したと報告がありました。

セヴァ本部は、東北サイグループのバジャン会場が
当てられました。

途中、原発のある福島を通ったとき
その方面に、きれいな虹がでたそうです。




サイセヴァの切っ先を
スワミが祝福し、
すべてにおいて、
安心しなさいとおっしゃっているようでした。

2011/03/19


 

生活物資サイセヴァ、先発隊出発

本日、10:30、東京サイセンターから、
東北に向けて、
生活物資を携えたサイセヴァ先発隊が出発しました。

震災翌日から震災セヴァ本部を立ち上げ
本日まで、生活物資を集めること
搬送方法など、次から次へと訪れる困難に対応し、
その都度、
不可能だと思われたことが解決していくドラマが
展開されていきました。

まさに、スワミがすべてを解決してくださっていることを
セヴァに当たったサイセヴァメンバーは、
目の当たりにしました。

肉体的、精神的にも大変ではあっても
サイの愛を感じながら進めることができました。





全国のサイ兄弟姉妹の方々の力を結集し
多くの生活物資が、愛として集まってきました。

輸送方法も、インド大使館の協力を得、
サティアサイオーガニゼーションジャパンがセヴァをするための
通行許可、燃料も確保することができました。

出発前日は、
多くのサイ兄弟姉妹が、大停電のニュースが流れている中
帰れなくなることも忘れ、集まってきました。

水を確保することができなかったため、
ペーットボトルを購入し、
みんなで東京の水道水3600本のボトリングをおこないました。




また、被災者の方々にすぐに頂いていただくなめの
おにぎりも作りました。




多くの、サイババの愛が入った生活物資を積んだ
送料トラック7台分、約40t、、
祈りと共に、東京サイセンターの前から出発しました。


2011/03/19


 

 

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  • サティアサイオーガニゼーションジャパン