震災サイセヴァ


新しいページ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 古いページ

GWセヴァ報告(5)

5月7日(土)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

***********************


場所: 宮城県東松島市 陸前小野地区(避難者数60名)
セヴァダル:15名
内容: 炊き出し、文化祭


以前2回炊き出しをさせていただいた陸前小野の集会所に行きました。
今回は夜ごはんの提供です。
メニューは湯豆腐、ソイミートの照り焼き、菜の花のお浸し、ごはん。
120食用意しました。

周辺住民の方にも声をかけてくださり、今までにないくらいたくさんの方がいらっしゃり、あっという間になくなってしまいました。
ソイミートの照り焼きは歯ごたえがあり、ご年配の方は飲み込むのが大変ではないかと介護職をしているセヴァダル2名の意見をもとに刻んだものを用意し、小さなお子さんやお年寄りの方にはそちらをよそいました。  

湯豆腐も大変喜ばれました。
震災直後、店頭から納豆、豆腐がしばらく消えていたことを思い出します。
被災地では今も、普段食べ慣れている質素な食事から遠ざかっているのだと実感します。

炊き出しの後には歌謡セヴァも行われました。
真心を込めて歌いました。
手拍子もたくさんありとても暖かいムードで聞いていただきました。
終了後、わざわざ片づけているピアノのところまで来て、
「ほんとに楽しかったよ」
「ありがとう」
などの言葉をいただきました。
スワミが与えてくださった素晴らしいこのチャンスに心から感謝致します。

「ふるさと」ではみなさん目を閉じ、静かに耳を澄まして聴かれており、
目頭をおさえている方も何人かいらっしゃいました。
今回の震災で生まれ育ったふるさとが全く違う景色に変わりました。
けれど、四季のきれいな情景や思い出は
こころの中ではいつまでも色褪せません。
美しいこころで再生へ向けて
みなさまと手と手を取り合っていきたいと強く思いました。

そして、最後思いがけない出来事がありました。
「大きな避難所ではたくさん支援がきていますが、こんな小さなところに3回もきてくださり本当にありがとうございます」
との言葉と、メッセージの描かれた色紙をいただいたのです。
避難所の方達の純粋さに触れ、またひとつハートの中の蓮のはなびらがひらいたような感じがしました。

スワミはいつも機会を与え、私たちはひたすら作業に取り組みます。
そしてハートに溢れるような想いを体験させてくださるのです。
こうしてまた救われました。
ありがとうございます。






もう一つ忘れてはならない点があります。
それは、結果を気にかけないことです。
できるだけのことをして、
できる限り手際よく、静かに、愛を込めて人を助けなさい。
それ以外のことは、
奉仕のチャンスを与えてくださった神様にお任せしなさい。

サティヤ サイ ババ
『セヴァ 真のボランティア』p76

2011/05/12


 

GWセヴァ報告(4)

5月5日(こどもの日)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

***************************


場所:宮城県東松島市 
浅井地区公民館(避難者・周辺住民あわせて約100名)
中下公民館(避難者数30名)
セヴァダル:10名(サティヤ サイ東北グループ、千葉センター、東京センターの有志)
内容:泥かき、炊き出し(約180名分)

この日は、前日行った避難所で泥かきをする約束をしていたため、男性三名が、午前中に避難所へ行って、泥の残っていた場所を綺麗にしました。
前日の話し合いの時点では、私たち三名と、避難所から2、3名ほどが参加して泥掃除をする予定でしたが、当日蓋を開けてみると、避難所や周辺住民の方々8名ほどの応援があり、予想よりも早く綺麗にすることが出来ました。

比較的小さな避難所は炊き出しなどのボランティアが報道されて名が知れている避難所に比べると少なく、ここの避難所も炊き出しなどあまり来ていない模様でした。

やはり、毎日のお弁当生活で生きた野菜の料理を食べていないので非常にこのような野菜たっぷりな食事は喜んでくれます。
たくさんの方々がおかわりをされて、笑顔に包まれた炊き出しが終わりました。

いざ、炊き出しが始まるととみんな無私になって動いていることに気が付きます。
そこに一体性が必然とあらわれるのが感じられます。
多様性の中の一体性を学べるいい機会をスワミは東北グループに
お与えくださったのかなと思いました。
スワミに感謝です。


避難所には、栄養の偏る冷えた配給弁当でお通じが悪くなったり、ストレスによる高血圧の方が多かったそうで、私たちベジタリアンのお食事が作れる、お野菜と植物性たんぱくいっぱいの炊き出しは、これからもとても重要になると感じました。


車で戻る最中に、持ってきた物資で役に立ちそうなものがあると、声をおかけして物資を渡しました。

現地を 車で行き来する途中の光景で、男性が完全に崩れ切った家のてっぺんに黙って立ちつくしている姿、津波で、ゴミや生活品、海の汚れが流れ込んだ畑に、たった 一人で座り込み、何かを考えているお婆ちゃんの後姿を見て、まだまだ復興はこれからだと改めて思い知らされました。





二つの状態に到達していることが、
奉仕者、特に、サティヤサイの奉仕者を他の人々から区別します。
それは、慢心のないことと、愛があることです。

サティヤ サイ ババ
『セヴァ 真のボンラティア』9128

2011/05/12


 

GWセヴァ報告(3)

5月4日(みどりの日)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

***************************


場所:宮城県東松島市 
大曲地区センター(避難者数 80名)
横沼地区センター(避難者数 23名)
内容:炊き出し(
ひっつみ〔すいとん〕、ごはん、浅漬け、インドのスウィート)、文化祭、物資配給、医療奉仕
セヴァダル:16名(サティヤ サイ東北グループ、千葉センター、福岡グループ、東京センターの有志)


東京からの参加者は夜行バスを使って仙台へ向かいました。
往きは約5時間30分の乗車時間
、帰りは渋滞で約8時間の乗車時間でした。

野菜切りやご飯炊き等、皆で手分けして行い、バジャンCDを流してバジャンを歌いながら行いました。

薪を燃やして、まるでプージャーのように煮炊きをされていました。
またすいとんは、自宅にある臼を使って、餅つきから行うという力の入れよう。
セヴァに参加した子どもから大人まで、餅を「サイラム!」と言ったりして搗き、とても楽しみながら準備が出来ました。


現地での炊き出しは、再度ガスコンロで加熱して、温かいものを避難所の方々に食べていただくことができました。
また、周辺住民の方々も、鍋を持ち寄って来られ、ババ様の愛に私たちが引き寄せられてパルティやセンターへ行くように、
食べ物という形を通してババ様の愛が行き渡る風景を垣間見ることが出来ました


炊きたてのごはんは大変喜ばれました。
ひっつみも温かく、野菜がたくさんはいっていてほっとされたようです。
周辺住民の方にもお声をかけていただき、たくさんの方にお配りすることができました。

お腹も満たされた所で、歌の文化祭とジュースや飴、おもちゃ等の物資をお配りしました。
子どもたちも大活躍で、子どもたちがジュースや飴をもって行くと、自然と避難所の方たちから笑顔が溢れていました。

歌の文化祭では、SSOJの紹介と皆になじみのあるポジティブな歌詞の歌を歌って、最後にインド駐日大使から被災者の皆様への言葉を読んで終わりました。

問診と、医薬品の提供、傾聴セヴァも行われました。

みなさん床上浸水で1階の台所が使えない状態になっていたり、近くに買い物できそうな所もなさそうでした。
毎日お弁当におにぎり、惣菜パンでは栄養が不足してしまいます。
野菜がたくさん摂れて、あたたかく、次の日もおいしくお召し上がりいただけ、かつ、年配の方が食べやすいものを考えていきたいと思います。

どうか必要としている方に必要なものをお届けすることができますように。






他者に奉仕するときには、
神に奉仕しているのだと考えなさい。
すべての行為を神を喜ばせるために行いなさい。
あなたのあらゆる行いは、
神を喜ばせるという動機で行われたときにだけ、
意義あるものとなります。

サティヤ サイ ババ
『シュリ サティヤ サイ ババ2006年講話集』p105

2011/05/12


 

GWセヴァ報告(2)

5月3日(憲法記念日)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

***************************


場所: 宮城県東松島 南浦地区公民館
避難者数: 23名
セヴァダル: 11名(サティヤ サイ東北グループ、
千葉センターの有志、福岡グループの医師)
内容: 炊き出し、医療奉仕、文化祭

 
夜ごはんの提供をさせていただきました。
メニューは中華丼と浅漬けです。
今回も現地でごはんを炊きました。

避難者数が少なく、みなさん各自の部屋で静かになさっていたので、それぞれの方のところにいってお配りさせていただきました。
年配の方が割と多く、今回の震災で入れ歯が流された方もいらっしゃり、中華丼の具が大きく食べにくかったようです。

メニューや分量、作業工程に気をとらわれがちで、避難所にいる方がどういう状況なのか、どういうものが食べやすいか、どうしたら喜んでいただけるかをみんなで話し合い、炊き出しを進めていかなければならないと、反省しました。

小さな避難所で、お互いのスペースの間には敷居も何もなく畳の上に毛布を高く積み上げ、それでスペースを区切っておられました。
それでも自分たちは畳に寝せてもらえて幸せだよと言っておられました。
6畳が2間続いているお部屋でピアノを運び込み歌わせて頂きました。


神様は作業の一つ一つに込められた想いを見ておられると思います。
どんな些細なことにも細心の注意をはらい、与えられた機会を大切にしていきたいです。









常に、「誰を」、「いつ」、「どこで」、「どのように」
助けるべきかを検討しなさい。
それが本当のセヴァです。
人々は、「自分は与える者で、相手は受け取る者だ」と考えます。
これはセヴァではありません。

奉仕の目的は利己心を抑制することです。
利己的な人は決して奉仕できませんが、
真の召し使いに利己心はありません。
そのような態度で奉仕に取り組みなさい。

サティヤ サイ ババ
『1995年夏期講習 シュリーマドバーガヴァタム』p118

2011/05/08


 

ババの遍在を示す出来事(8)

5月6日(金)の夕方、
イーシュワランマデーの準備中に、
祭壇で「ドン!」という大きな音がして、
驚いて振り向くと、玉座の花が落ちていました。

花が落ちた音とは思えないほどの
とても大きな音でした。

しかし、そのおかげで、花が落とされたことに
気づくことができました。






求道者は、最初に属性をもつ神に関連したサーダナ〔霊性修行〕を
実践する必要があります。
それによって集中力が与えられ、
その後、粗雑から精妙へと至る法則に従って、
自分の心をニルグナ ブラフマン〔属性をもたない神〕そのものに
融合させることができるようになります。
蜃気楼は渇いた人を貯水池から遠ざけてしまいます。
人はそのあとで向きを変え、水が得られる場所に戻りますが、
貯水池に着いてからやっと水を飲み、渇きをいや癒すことができます。
同様に、モークシャ〔解脱〕を熱望する人は、
ニルグナ ウパーサナ〔属性を超えたものへの礼拝〕を
必ず求めるようになります。

サティヤサイババ
『生きる道 ダルマ ヴァヒニ』p126

2011/05/07


 

GWセヴァ報告(1)

4月29日(昭和の日)に宮城県で東北グループによる歌謡コンサート(歌セヴァ)が行われました。
セヴァ報告より一部をご紹介いたします。

***************************

避難所: 中里地区住吉中学校(避難所)、老人介護施設、渡波地区渡波小学校(避難所)の3カ所

参加セヴァダル(ボランティア):  12名(内小学生3名)

曲目: 「ふるさと」「春が来た」「りんごのうた」(施設では「アイアイ」も用意)



本当に緊張いたしましたが、スワミがいつもおっしゃっていたように、スワミの恩寵の大海の水を私達という柄杓ですくって大海に注ぐがごとく、スワミの道具となることに集中すると自然に緊張はとれていきました。

老人施設では「おぼろ月夜」と「大きな栗の木の下で」のアンコールもあり、皆さん楽しくて「大きな栗の木の下で」は止まれなくなってしまうほどでした。
歌とともに、文房具とヘリウムでふくらませた風船(浮く風船ということ)のプレゼントも用意しましたが、子どもたちは本当に風船を喜んでくれて、中学生くらいの子ども達も「いいですか?」と、もらいにきてくれました。
本当に暖かい拍手と手拍子、感謝の言葉を頂き、私達を道具として今回選んで頂いたことにスワミに深く感謝するばかりです。

渡波小学校は特に被害のひどかったところで、芸能人や有名人がたくさん訪れているという背景もあり、着いたときに芸能人が来ていると聞き、私達は一瞬尻込みをしてしまいましたが、サイ チルドレン(帰依者の子供たち)が「いくよ!」と。
本当に私達大人は油断すると一瞬でもスワミを忘れてしまいます。

さらに歌セヴァがスワミへの捧げものにふさわしいものとなりますように精進していく気持ちでいっぱいです。
スワミへの愛とともに。





物理学、植物学、化学といったあらゆる学科は
生計を立てるのに役立つだけです。
それらのどれも音楽のように人の心を魅了することはできません。
神さえも音楽に魅了されます。

人の心をとろけさせ、文字通りに人を動かすもの、それが音楽です。

サティヤ サイ ババ
『バジャン 神への讃歌』p322

2011/05/07


 

福島に本をお届けしました

4月22日(金)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

************************



福島県いわき市の勿来地区と小名浜地区の
避難所6か所に本をお届けしました。

今後も、他の避難所にどしどしお届けし、
ミニライブラリーをしつらえていく予定です。

皆様の心込めたセヴァが
被災者一人ひとりのアートマに届くことのみを憶念しつつ。。。

本は合わせて1000冊以上集まりました。

************************


被災地へのセヴァは、
全国で担当地域を分担して行われています。

関西            →  福島県

九州・四国・中国・沖縄 →  岩手県
&盛岡グループ

北海道           →  青森県

中部                     →  茨城県

関東 →  被災地各県の現地調査と情報収集 & 宮城県

東京センター        →  宮城県
&東北グループ(仙台)



あなたの奉仕は、
行うときの心の状態によって価値判断されます。
ですから、いつ、どのような仕事が割り当てられようとも、
情熱、理解、崇敬の気持ちを失わないでいなさい。
奉仕に高低の別はありません。
なぜなら、サイはすべての中に住んでいるからです。
あなたが誰に対して奉仕を行おうとも、
サイがそれを受け取ります。

サティヤ サイ ババ
『奉仕による修行』p107

2011/04/30


 

石巻での物資提供報告

4月26日(火)のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

************************



石巻の大川地区周辺にて、
毛布、靴下、肌着、ジャージを提供させていただきました。

ほとんどが、一階は全滅状態。
平屋などの家は、衣類などすべてを流され、
皆さん一か月たった今でも掃除をしておられます。

毛布がいまだに必要ところはまだまだあります。


人に与えられている人生はとても短いというのに、
世界はたいへん広く、
時間は過去から未来へと延々続いています。
ですから、小さな存在にすぎない人間がしなければならないことは、
与えられた場所と時間の範囲で
迅速に行わなければならないのです。

サティヤ・サイ・ババ
『奉仕による修行』p128

2011/04/30


 

炊き出し

4月22日、23日のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

**************************


4月22日(金)
材料の買い出しと野菜切りセヴァが行われました。

野菜は仙台朝市で購入し、玉ねぎ・にんじん・じゃがいも・大根・きのこ類をセヴァダル7人で切りました。
日本で親しまれている味のカレーをお捧げできるよう、試作も行われました。

4月23日(土)
朝7時に集合し、小雨の降る中作業が進められました。

昨日切った野菜を二手に分かれ炒め、薪で煮込みました。
ごはんは4升炊き1回分をあらかじめ炊いておき、残り2回分は現地で炊くことになりました。

10時31分 出発 セヴァダルは7名。場所は前回と同じ陸前小野の避難所です。
11時20分 到着 あたたかな笑顔で迎えていただきました。




雨ということと、今回は物資もなかったので施設の一角をお借りしました。到着が予定より遅れたので、ご飯が12時スタートに間に合わなっかたのですが「炊きたてのご飯を食べていただきたい」という思いから少し待っていただきました。

カレー200食、ごはん12升、福神漬けも用意。





震災が起きてから今までずっと冷たいおにぎり、お弁当を食べていたので、炊きたてのごはん、温かいカレーは大変喜ばれました。

そして、一人現地の方が声をかけてくださり、ごはんの盛り付けをお手伝いしていただきました。帰り際「また来てね」とのお声をいただき感謝の気持ちでいっぱいになりました。

帰る家がない、炊きたてのごはんが食べられない方がいらっしゃいます。まだまだ普通の生活には戻れません。本当に助け合って生きていく実践の場をいただいています。被災している、いないに関わらず、となりにいる人に思いやりをもって接することがいつでも大事だと思います。

このセヴァを通して、これまでに修得した技術、経験してきた仕事がそれぞれ発揮されていて、このときのためにスワミに経験させていただいたのだと実感します。

奉仕の機会の中で、自分の欠点やエゴに直面し、そのたびに学び、進みます。

わたしたちが一体となり無私の奉仕をお捧げすることができますように。

スワミの御心にかなった行動ができますように。

サイラム


少しの奉仕活動であっても、
奉仕はあなたに大きな霊的利益をもたらします。
第一に、あなたの自我を破壊します。
プライド(慢心)は友人たちを敵に変えてしまいます。

奉仕はあなたの心の内に謙虚さを育てます。
謙虚さは、周囲の人々と
幸せに調和して働くことができるようにします。

サティヤ・サイ・ババ
『奉仕による修行』p58


2011/04/26


 

ババの遍在を示す出来事(7)

4月25日(月)の追悼バジャン会終了後、
会長からのアナウンスの最中に、
玉座の左の肘掛のバラの花が飛んで落ちました。





何をしているときも、
神の遍在を忘れずにいなさい。

サティヤ・サイ・ババ
1995年8月18日

2011/04/26


 

ババの遍在を示す出来事(6)

4月24日(日)、生涯忘れることのできない日。
スワミは再びバラの花によって
私たちを祝福し、勇気付けてくださいました。

バジャン会が始まってまもなく、
ガーヤトリージャパの最中に、
「ポン」
という音と共に、左の肘掛のバラの花が飛んで下に落ちました。







肉体をお持ちになっていたスワミには
帰依者たちはいつも、
赤いバラの花を一輪捧げるのが常でした。


Om Sri Bhagavan Sri Sathya Sai Baba Ji Ki !
Jai!

神を讃える声と共に、
バジャン会は午後8時に終了しました。



あなたはサイババを身体と同一視しています。
でも、私は身体ではありません。
あなたと私は一つです。

サティヤ・サイ・ババ
『心を浄化する方法 ハンドブック』p114

2011/04/24


 

ババの遍在を示す出来事(5)

4月21日(木)のアカンダバジャンの終わりごろ、
今度は玉座の左の肘掛のバラが落とされました。







あなたは神の御名を愛をこめて歌うべきです。
あなたの愛のすべてをこめて神の栄光を歌うとき、
あなたは肉眼で神の顕れを見るでしょう。
サティヤ・サイ・ババ
1993年3月14日
『バジャン 神への讃歌』154p

2011/04/24


 

炊き出しセヴァ

4月16日、17日のセヴァ報告より一部をご紹介いたします。

*******************

4月16日(土)

日曜日に陸前小野地区の避難所で炊き出しをすることになり
今日は野菜切りセヴァをしました。
約360人分ほどの野菜を一時間ほどで切り終えました。

【明日の予定】
11時 現地到着
12時 炊き出し開始
・医療セヴァは状況を見て始める
・お子様文房具セットや衣類の提供も行う。
13時30分~14時 撤収



4月17日(日)

炊き出しと物資の提供

陸前小野地区にある避難所へ炊き出しに行ってきました。
築2年ほどの新しい集会所で、ガス・水道も通っています。
ですが、被災者の方達へ配給されているものは
パン・おにぎり・おかずが少しだけのお弁当ということで、
野菜たっぷりの温かい「ひっつみ汁」を作らさせていただきました。

角にブルーシートをひろげて、物資の提供もさせていただきました。
風邪薬やおむつ、衣類(子供服を豊富に持って行きました)、文房具セット等。

セヴァダル(ボランティア)の人数は12人。
当日いらっしゃった方がたは120名ほど。
小さいお子様からお年寄りまで幅広い年齢の方が足を運んでくださりました。
お鍋を持参していただき、こちらに来られなかった方にもお召し上がりいただけるようお配りさせていただきました。

「なによりもこうした気持ちが嬉しい」
とのお言葉をいただき、こちらが救われる気持ちになりました。
食事の提供という手段でハートをお配りさせていただいているのだと実感し、
このような機会をいただいてることにただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

一番びっくりしたことは、
スワミの所で5年間過ごしていた方がいたことです。
インドで体験した貴重なお話をプレゼントしていただきました。

青空のもと、みんなで食べるあたたかい食事は最高のごちそうです。
たくさんの笑顔にお会いすることができました。
みんなしあわせになりますように。


歯科医療

炊き出しセヴァの隣で歯科医療セヴァを行いました。
先ず、血圧計を看護師が測定し、
その後一人一人の口腔内を確認して、適切な硬さの歯ブラシを処方致しました。
また、入れ歯洗浄剤や歯磨き粉、歯周病予防のうがい薬を家族毎に配りました。
小さなお子さんには、虫歯予防のお薬の塗布を行いました。


血圧を測定する前、住民の方々が口々におっしゃっていたのは、
避難生活が長引くストレスで血圧が20~30位震災前より高いということでした。
しかしながら今回は血圧が概ね正常値に落ち着いていました。

住民の方々は、炊き出しで心が豊かになり、少しの間でもストレスを忘れられたので血圧が下がったのかなと喜んでいました。医療の原点に立ち返ったような気がしました。


皆さんは、食べ物や衣類や教育を無料で施すことによって、
子どもたちを助けなければなりません。
もし皆さんにそうした奉仕ができれば、
それは社会にとって大きな助けとなります。

私は今だけでなく、
子ども時代からさまざまな奉仕活動に携わってきました。
私はよく他者を助けていました。
私の家の前に物乞(ものご)いが立って施しを請うと、
いつも家の人たちは、「しっ、しっ、今はだめ」
と言って追い払っていました。
けれども私は、そっと家から食べ物を持ち出しては
物乞いたちに食べさせていました。
誰かが服を欲しがっていれば、自分の古い服を手渡しました。

サティヤ サイ ババ
『His Story サイ・ババの少年時代』p24

2011/04/19


 

ババの遍在を示す出来事(3)(4)

4月16日(土)、17日(日)、18日(月・満月)の三夜、
サティヤサイ東京センターで、ババのお体の回復を祈願して
夜を徹してのアカンダ バジャン(連続して神の賛歌を歌う会)
が行われています。


バジャンの最中、
先日に引き続き、バラの花の祝福がありました。


16日(土)には、
右の玉座の肘掛のバラが落とされ、
左の玉座の肘掛のバラが押しつぶされました。






17日(日)のバジャン会では、
明け方に、バジャンの最後に皆でろうそくを灯して献火をしているときに
玉座の右の肘掛のバラの花が落とされました。






「帰依者がわたしの栄光を歌う所に、わたしは我が身を置く」

 という声明があります。
これはどういうことでしょう?
神はつねにいますし、

あなたが神のことを歌おうと歌うまいと、神はいたる所にいます。
これは、歌うことは単に神を顕れさせるにすぎない、ということです。
ちょうど、ラジオの受信機を正しい周波数に合わせたときに
受信機が空(くう)から曲をキャッチするのと同じです。
電流はつねに流れているのです。
電球を取りつければ、あなたは光を得るのです。

サティヤ・サイ・ババ
 1961年6月24日
『バジャン 神への讃歌』p132

2011/04/18


 

愛の献血 無事に終了しました

4月17日(日)、桜の花びらの舞う中、
サティヤ サイ東京センターで
献血セヴァ(ボランティア)が行われました。






日本赤十字社の皆様のご協力のもと、
予想を上回る量の血液を提供することができました。  

今、あなた方の役割は、

人類にはまだ希望が残っていること、

 真理、正義、平和、愛を信じる人々がまだ残っていることを
示すことにあります。

サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p209

2011/04/18


 

クッキーセヴァ

中部と横浜の女性による
クッキーセヴァ(ボランティア)の報告が届きました。

**************

茨城に持って行こうと、
中部地域のサティヤ サイ センター/グループと、
横浜のサイ レディースの方々、
サティヤ サイ千葉センターの皆さんに
呼びかけて作りました。

8人がクッキーを焼き、
送ってくださった方や、持って来てくださった方がありました。

クッキーと同封する励ましのお便りは
呼びかけた多くの方が送ってくださいました。

袋詰めは、横浜3人、中部3人が集まり、行いました。

その他、
静岡からお茶(これは、放射能にも良いという事もあり)、
三島からは桜の塩漬けが一人分ずつ入った春のお便りも送られて来ましたので、
同封しました。

全部で280数袋できました。

茨城では食料品を受け取らないという事が判明した為、

岩手の久慈市にお送りしました。










熱意があり、必要な支援が得られる婦人たちは、
バジャンを歌ったり、霊的な教えや本を勉強するだけでなく、
女性に奉仕することをも目的とした、
マヒラ・サットサング(善き女性の仲間)を作ることができます。
愛のこもった奉仕を、今日、この瞬間から始めなさい。
一つ奉仕をするたびに、また次の奉仕がしたくなります。
それというのも、奉仕の喜びには深い感動が伴うからです。

――サティヤ・サイ・ババ
『セヴァ 真のボランティア』p68より

2011/04/17


 

愛の献血

震災セヴァ(ボランティア)として、
今週末に東京にて献血セヴァを実施いたします。

今回の献血の日程は、
半年前に計画されていたものですが
ちょうど、大災害が起きてから血液が不足が予想される時期に当たります。

スワミがこの献血セヴァを計画されていたのか
とも感じています。

今回の献血は、
被災者の方々のためだけでなく、
輸血を受けた被災者の方の身体を通して
スワミに愛の血液が送られます。

少しでも多くの血液を
病気で苦しんでいらっしゃる方々
そしてスワミに届けられることを祈っています。

献血が可能のみなさまにお願いです。
ぜひとも、東京センター献血会場にお越しになり
献血のご協力をお願いいたします。

また、献血が出来ない方も
ご家族、お知り合いの方々に声をかけて
いっしょに来ていただけるよう、お伝えください。

献血会場でのセヴァも必要とされています。
ぜひとも、ご協力をお願いいたします。

日   4月17日(日曜日)
時間 午前 10時 ~ 11時45分、午後 1時 ~ 4時
場所 サティヤサイ東京センターB2
共催 日本赤十字社

*午前に献血をしてくださった方には昼食
(無料)のご用意がございます。

なお、献血の際、日本赤十字社に
本人確認のできる身分証明書等を提示することになっておりますので、
お忘れなきようお願いいたします。
(詳しくは日本赤十字社のHPの献血の案内をご覧ください)

なお、当日
、B1フロアでは、
午後1時よりガーヤトリージャパ(ガーヤトリーマントラを連続して唱える会)
が同時開催されます。


ぜひあわせてご参加ください。


サティヤ サイ東京センター






2011/04/13


 

ババの遍在を示す出来事(1)(2)

4月8日(金)、東京サイセンターで
お釈迦様の御降誕を祝う花祭りが行われていたときのことです。

スワミを感じながら神聖な中で祭りが進み
ちょうど、参列者にヴィブーティ(神聖灰)を配り終えようとしているとき
スワミの玉座の右の肘掛に置かれていたバラの花が
肘で押し出されたように音を立てて落ちました。







そして、その4日後の昨日、4月12日(火)、
聖なるラーマナヴァミー(ラーマ神御降誕祭)開催されました。

お祭りが始まり
、ヴェーダが唱えられている最中、
花祭りのときと全く同じように
スワミの玉座の右側の肘掛に置いてあった花が、
押し出されるように音を立てて落ちました。





入院なさる前
スワミは多くのことを右手だけでなさっていました。

そして、2回続けて右側の肘掛の花が落ちました。


参加者の多くは、
スワミが、今の状況に置かれている私たちを
気に掛け、
祝福してくださっているように感じました。

肉体を超越しているスワミの遍在性を示す出来事でした。


この世界に神の存在しない場所はありません。
神は遍在です。
神はここはいるが、あそこにはいない、などと疑いを抱いてはなりません。
神はどこにでもいます。
神は、あなたの中に、あなたと共に、
あなたの上に、あなたの下に、あなたの周りにいます。

――サティヤ・サイ・ババ
2007年8月24日の御講話より

2011/04/13


 

歯科医療セヴァ

サティヤ サイ東北グループのDr.による歯科医療セヴァ報告から
一部をご紹介いたします。


*************************************


今回、私の上司、部下を含めて12名程の歯科医師団を結成し、
2週間前から、土曜日と日曜日に現地での医療セヴァを行っております。

活動の場所は
1)避難所 (渡波小学校、住吉小学校、石巻中学校、門脇中学校、荻浜小学校)
2)グループホーム グランス 
3)新東名地区です。

活動内容は、
1)誤嚥性肺炎の予防の為の口腔ケア、
2)こどもの齲蝕予防処置、
3)摂食嚥下指導、
4)抗生剤、鎮痛剤の投与です。

以前救援物資として送って頂いたおもちゃを避難所に届けた際、
避難所での子供の遊ぶ声が問題になったりした為、
おもちゃの寄付は受け付けていない避難所もあります。
子供が子供らしくできる環境ではないようです。
子供のいる世帯は自宅が被害を受けていても
無理して自宅に帰っているのではと思われます。
大人でも余震で恐怖を覚える環境ですので、
この子供達のケアをどのように進めていくか
考えないと行けない時期に来ています。


我々医療従事者は、病気というものを通して
住民と話していくことができます。
聴診器、血圧計、体温計で測定しながらお話を聞くということだけでも、

住民が安心する地域がまだまだあるのも事実だと思います。

この辺り、全国の先生にお声をかけて、ローテンションで週末来て頂けて、
先生方が住民と関われる地域を構築出来ればと思っています。
住民の精神的負担を少しでも取り除ければと思っています。

東京から来て頂いた際にバジャンを行った荻浜小学校で医療セヴァをした際は、
私が来ていたセヴァ ジャンバーを住民が覚えていてくれて、
大変和やかに住民の方とお話が出来ました。



週に一日を、宗教や国籍を問わない、
あらゆる人々への無償の医療奉仕に捧げなさい。
そのような奉仕は、喜びを沸き上がらせ、
あなたに神を体験する力を与えてくれます。
愛を、患者に処方するカプセルにしなさい。
あなたのところに弱った患者がやって来たとき、
グルコース〈ブドウ糖〉や別の何かを処方することで
満足していてはなりません。
その患者に愛の注射を施しなさい。
それは即刻、患者に力を与えます。
患者に愛を込めて話し、愛のこもった薬を与え、
良い気分が続くようにさせてあげなさい。
これらが、患者を幸福にしてあげる方法です。
幸福とは神との結合です。
何であれ愛をもって行うことは、報いをもたらします。

――サティヤ・サイ・ババ
1995年12月18日
『サイ セヴァ』p31

2011/04/11


 

準備セヴァ(4月1日)と
被災地セヴァ報告(4月2日、3日)

先週末に宮城県で行われたセヴァの報告が届きました。

4月1日(金曜)夜

今回の救援物資は、直接宅急便で被災地に送れたものが約7割、サティヤ サイ東京センターから車で運ぶものが約3割という割合でした。出発前夜に、サティヤ サイ東京センターで仕分け作業やラッピング、おにぎり作りなどが行われました。





4月2日(土曜日)午後

サティヤ サイ東北グループとサティヤ サイ東京センターのメンバーを中心に、
名取市でセ
ヴァが行われました。

菜食カップラーメン540個をはじめ、お菓子や缶詰などの食品を
名取市の避難所にお届けした後、
利府町にある宮城県総合運動公園「グランディ21」の遺体安置所横で、
追悼バジャン、ヴェーダを捧げました。






4月3日(日曜日)

石巻市の中里地区・渡波地区にて、サティヤ サイ オーガニゼーション ジャパンのセヴァによる下着3000枚、タオル5520枚その他の大量の衣料品、および、サティヤ サイ東京センターの個々のメンバーのセヴァによる食品、医薬品、玩具、書籍、その他様々な物資の提供を行いました。

中里地区ではトラックの周りに多くの方々が来てくださり、そこで物資を提供しました。また、2つの分隊を作り、隣の町内に移動して幅広い人々に手渡すことができました。


物資のトラックに集まって列をなす大勢の被災者の方々


それから、避難所となっている荻浜小学校で文化祭と物資提供を行いました。

文化祭の内容

4月3日午後2時15分 文化祭スタート

バジャン4曲、日本の歌3曲を歌いました。参加者のほとんどがお年寄りの方で、この地域の被害の大きさにかなりのショックを受けておられるご様子でした。最後に「上を向いて歩こう」を歌いながらキャンディを配ったところで、ようやくみなさんの淡い笑顔を見ることができました。

サティヤ サイ横浜センターのBro.ケマニによる締めのスピーチでの、

「どんな夜も必ず、必ず明けて朝が来ます。どうか一緒に頑張りましょう!
ジェイ サイ ラムとみんなで言いましょう!
ジェイサイ ラム!
ジェイ サイ ラム! ジェイ サイ ラム!

という言葉と、みんなで唱えた「ジェイ サイ ラム」が、力となって地域に広がったことと思います。





宮城県でのセヴァでは、東京と仙台のサイ ユースのメンバーと卒業生が大変アクティブに働いています。遠方からも、Bro.ソーヌら二人のユースが駆けつけてセヴァに参加しました。


物資を運んだ車は夜中の2時半に無事に東京に戻ってきました。



もし、誰かが困難な状況にいたら、

自分の仕事を犠牲にしてでも、全力で助けなさい。
これは人間の第一の義務です。
「つねに助け、決して傷つけない」がモットーであるべきです。
もし、この二つの指示をつねに心に留めていれば、それで十分です。

――サティヤ サイ ババ

2009年1月14日の御講話より

2011/04/10


 

 

新しいページ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 古いページ
  • サティアサイオーガニゼーションジャパン