・ババの御教え・


  

1996年 真実の年

    
  
     宇宙のすべては、真理から創られた
  
     それは、真理によって保たれ、真理へと溶け込む
  
     この真理とは、宇宙にあまねく満ちている
  
     純粋な実在だということを知るがよい
    


神聖なる愛の具現者である皆さん!

真理は一つ賢者はそれを様々に表現するという格言があります真理は一つであるにもかかわらず賢者たちはそれにいろいろな名前をつけてきました真理とは誰か特定の人の所有物ではありませんそれは特定の国や特定の信仰だけに関係するものでも ありませんまた特定の時代だけに係わるものでもありません真理は空間や時間宗 教国家の壁を超越しています真理を固く守ることにおいてはすべての国々すべての宗教すべての時代の人々が平等な権利をもっています真理は誰にも従いません人は皆真理に従わなければならないのです

 人類の始祖であるマヌはこの真理について詳しく説きました人はマヌの後裔であるのでマヌジャマヌの子孫と呼ばれるのです真理のためには人は自分の生命でさえも捧げる覚悟を持たなければならないという規範をマヌは定めましたけれども時間 と空間と環境の荒廃のために私たちはマヌの戒めとは正反対のことを目撃しています 今日の人間にとって虚偽は甘く好ましいものとなり真理は嫌悪されるものとなってしまいました

 人間は今日たくさんのことを知るためにあらゆる努力を払っていますが基本的な真 理を知るための努力は何もしていません楽しく喜ばしいものはすべて真理からきています古代においては君主は真理に基づいて王国を統治していました彼らは次の格言を 厳格に守りました。「真理は人格真理は宗教真理は生命そのものである真理は贖罪 であり真理は神である人間はこの永遠の真理を固く守ることを怠り真実ではない一 時的なものを追い求めていますがこのことが今日の人間の弱点を示しているのです

話すことに関するマヌの格言


 マヌはまたもう一つの深遠な言葉をこの世に残しました。「真実を話せ喜ばしいことを話せ真実であっても人を不快にさせることは決して話してはならないつまりたとえそれが人を喜ばせるためであっても真実でないことを話してはならないということですまたその真実が相手を傷つけそうなときにはその真実を話すべきではないということも意味しています人は皆真実を話すべきですがその真実は喜ばしいものでなければなりませんギータの中では次のように言われています。「話すときには言葉は人を動揺させるものであってはならないそれは真実で快く善意から出たものであるべきだ。」

 目の見えない人を見ればあなたにはその人が目が見えないことが判りますそれは 真実ですしかしそれが真実だからといってもしその人に向かっておい盲人!」と叫んだとしたらあなたはその人に苦痛を与えることでしょう。「盲人という言葉を聞 いた瞬間にその人は心を痛めます言ったことが真実であることは間違いありませんが その真実は聞く者に悲しみを与えました同様に体の不自由な人を見てもしあなたがその人に、「そこの身体障害者!」と話しかけたとしたらあなたはその人に苦しみを与えることでしょう真実の名のもとに人は他人に苦痛を与える言葉を話すべきではありません

 行ないが正しくない人は必ず本来の人間性を失うことになりますそれゆえもし根本的な人間としての特質を身につけたいと望むのであれば人は真実と愛の道に従わなければならないのです

   

(ババ様のご講話より)

   
   


目次に戻ります

(C) 1996 Sathya Sai Organization Japan