読者の声 ●『九つの帰依の段階』について
Q:神に至る九つの段階とは何ですか?(群馬県 女性)
A:スワミは九つの段階について以下のように説明されています。
「帰依と全託の道を通って神へと向かう巡礼の旅の九つの段階とは、
(1) 神の御業の栄光と偉大さについて、そして神の顕れを示し、畏敬の念を起こさせる様々な話について聞きたいという強い願いを育むこと。これが出発点です。神の話をくり返しくり返し傾聴することにより、私たちは自分自身を神へと変容させることができるのです。
(2) 神の壮麗さや様々な偉業を称えて歌うこと。
(3) 心の中で神を憶念し、神の美、栄光、慈悲の黙想にふけること。
(4) 神の御足、または足跡に敬意をもって集中することによって、神への礼拝を始めること。
(5) これにより神への罪は完全にあがなわれ、規則正しい儀式的礼拝へと発展します。そこで求道者は内なる満足とインスピレーションを得ます。
(6) 求道者はどこを向いても、すべての生き物、すべてのものの中に、自分が好んで崇める神の愛しい御姿を見るようになり、すべての生命と自然に対する崇敬の態度を身につけます。
(7) 求道者は心をこの傾向に落ち着けて、優れているとか劣っているという感覚を持たずに、すべてのものに仕える献身的な召使いとなります。これは大変重要な段階であり、大きな霊的成功の前兆となります。
(8) これにより、求道者は極めて神に近づきます。したがって求道者は自分自身が神の仲間であり、神の力と哀れみ、神の勝利と偉業を分かち合う者であり、伴侶であり、友であり、親友であり、同志であると感じます。実際、アルジュナがそうであったように、神の友人であると感じます。
(9) 察せられるように、これは神の意志に完全に委ねる、全託という最終段階へ至るための序曲であり、求道者は自らの浄められた直感的洞察により、これを知るのです。
サティア サイ スピークス第7巻p186より
●新刊『プラサード─食物に関する御言葉集─』に思う
このご本は、今後日本人にとって何かとても大きな役目をすることができる本だと思いました。多くの人に読まれれば読まれるほど加速度的に日本人の心が変わっていく、そのように思いました。
ほとんどの人が知らない「食物が心に直接影響を与える」「食べる食物がその人の心を作る」ということが多くの人に伝わり、広まることを心より希望しています。 (愛知県 女性)
●全国大会に参加して
私は大阪の全国大会に参加しました。劇の中でクリシュナの役を演じましたが、クリシュナは思い、言葉、そして行動すべてが清らかでした。そのようなクリシュナを演じている間、私の中に静かな自信と喜びに満ちたエネルギーが湧いてくるのを感じました。スワミは私たちに「あなたは神です」という強いメッセージを送ってくださいましたが、それを実感する方法も教えてくださったような気がしました。 ジェイ サイラム
(千葉県 男性)
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