インド花祭り体験記

花祭り各部を担当なさった方々の体験記です。

  

装飾

  

マントラの鶴

 13色のグラデーション108本(13,284羽)の鶴のカーテンはサイ ラメッシュ ホール ステージのスワミの王座の後に飾られました

 インドの方が献げられたクリシュナ像の生花ともよく調和してそれは美しい光景でした4柱にはゴールドの鶴(10,692羽)が光を受けてキラキラと羽を輝かせていました

 半年間のミーティングでアイデアを出し合い1月に各センターに折紙を送りました月末には250羽しか集まらずどうなることかと心細い気持ちでした

 ところが2月末には2,000羽となり勇気が出て糸につなぎはじめました

 バジャンのある火・木・土・日の2時〜11時まで糸通しをしました長時間のセヴァでしたがどなたも疲れないことから皆様の書いたマントラに守られていることに気づきました単なる紙ではなかったのですずーっとマントラをされているぜいたくなセヴァでした

 初めは目標数にクラクラしていましたが鶴の美しさに魅せられていきましたアクティブワーカーのほとんどの方が劇の練習に忙しかったためインドに行かない方年輩の方センターに来て間もない方々が支えてくださいました

 13色の鶴は1色足りなくても作業が止まってしまいます「ああ今日はこれで終り残念!」と思ったとたん足りない色鶴を持った人がやってくるという励ましが2回もありました「自分たちがしているのではないなさっているのは神なのだ」と思い知らされました

 4月サイ ラメッシュ ホールの鶴の完成後どうしてもスワミのオレンジ色のグラデーションで作りたくなり108本をめざして糸を通しはじめましたそうしましたら新ホールが完成しこけら落しに日本人が文化祭をするのでそこにも何か装飾をとお話がまいりました

 オレンジ色の鶴540本作り終えましたらまたどうしても使っていないブルー系で作りたくなりましたそして108本ブルーを余分にもってまいりました

 新ホールステージ下のまわりをオレンジの鶴で左右の柱にブルーの鶴を飾ってビックリしました左右の幕とスワミのお写真がオレンジで中央の幕がブルーだったのです色がぴったり合ったのです

 ご覧になった方々ははじめから色がわかって鶴を作ったと思われたことでしょうわき上る気持ちさえも神の導きだと気づかされました思いついた良きことは結果を考えずに行えば後は神が良きようにおはからいくださるのです

 全国からの鶴は一羽残らずお持ちしてお献げしてまいりました

  

飾りました鶴(糸につないだ鶴) 42,028羽

マントラの数 756,504

 貴重な体験をさせていただきました感謝を、スワミの蓮華の御足にお献げいたします。

東京センター 装飾担当

       


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