サティア サイ 海外
シュリ サティア サイ
セヴァ オーガニゼーション中央事務局
第4巻2号 1999年7月
このニューズレターは、インドのサティア サイ セヴァ オーガニゼーション中央事務局より海外の役員に向けて配布されたものです。各国のセンター・グループの経験を共有し役立てていくことを目的としています。
あなた方の幸福は、国の幸福に依存しています。創造物は創造主より生まれ、社会は創造物より生まれ、そして社会より個人が生まれました。 社会なしには個人は存在しません。ですから、個人は社会に奉仕し、次に創造物に奉仕し、ついには創造主と一体になるべきなのです。 これが神への王道です。
─ ババ
(1999年4月15日の御講話より)
全 般
青年のためのリーダーシップ、道徳的価値、病院の患者さんのための正しい菜食についてのセミナーが開催されました。
テレビのローカル番組で、スワミとその御教えについてのサイオーガニゼーションの世話人に対するインタビューが放映されました。
地方の新聞が、スワミの御教えからの引用を掲載し、ラジオ番組にサイのメッセージが流れました。
青年部が『リーダーシップとエコロジー』、『霊性』というテーマでサーダナ キャンプを開催しました。 ポルトガル語でサイの御教えの新しい本と、全国的なサイの雑誌が、青年部により発行されています。 より多くの帰依者がオーガニゼーションにおいて、活発で責任ある役割を引き受けられるよう、サイの世話人のリーダーシップと責務に関するセミナーが開かれました。
スラム街にコミュニティーセンターが開設され、道徳的価値を教えるクラスや、医療キャンプが開かれています。
『内なる平安』と『菜食主義』に関する展示会が、写真、絵画、肖像、ポスターを使って開かれ、内なる平安という特質が徐々に世界平和をもたらすばかりでなく、実際に家庭や社会での調和、そして国の治安にとって不可欠な要素となっているかが示されました。 平安と菜食主義に関するスワミの御教えが、スワミのカラー写真とともに展示され、仏陀、イエス キリスト、マホメット、クリシュナなどの霊性の教師たちの御言葉と写真も合わせて展示されました。 また、怒り、嫌悪、過度の欲望、エゴのような平安を妨げる、望ましくない性質についてもイラストで示されました。人間の健康と、体力に必要な栄養は、すべて菜食で得られるというスワミの御言葉が実例によって示されました。
展示会では、大豆料理の実演や菜食主義の映画の上映もありました。 スワミの御教えが盛り込まれた『世界の平安』 と、科学的データに基づいた手引書『菜食主義で行こう』の2冊の本が、記念出版されました。
青年大会で、9つの行動規定と瞑想について話し合われました。
『平安』についての講演とワークショップが行われ、『平安』を体験するためには、『真実』と『正しい行い』を実践することが必要であると強調されました。
地元の宗教や、ビジネス界のリーダーたちが参加した、『平安』についてのシンポジウムが、地元の新聞に大きく取り上げられました。
サイ健康意識プログラムが発足され、高名な医師の出席のもと、薬物の乱用に関する一般のセミナーを開催し、活発な議論が繰り広げられました。 『健康』と『霊的な薬』に関するスワミの御講話からの引用が配布されました。
青年のサット サング(良き仲間の集まり)が『人生はゲームです、参加しなさい』というテーマのもと、霊性の中に見出される喜びを発見することを目的とし、演技や音楽のワークショップが開催されました。 青年部は、『平安』という普遍的テーマがほとんどすべての宗教の一部となっていることを確認するため、異なる宗教の人々と対談しました。これは、各宗教について認識し尊敬することがねらいでした。
世界青年大会をもとにした展示会が、主催者の解説の講義とともに、いくつかのセンターで開かれました。
霊 性
バルビカスの生徒のバジャンコンクールが、イシュワランマの日に開かれました。
グループ瞑想が開かれ、平安と光と愛が、紛争や自然災害がある地域に送られました。
ガヤトリーの日に、ガヤトリマントラが朝6時から夜6時まですべてのセンターで唱えられました。
スワミの御講話からの『今日の御言葉』が、主要な新聞で掲載されています。
スワミの平安に関する御言葉の本が、青年部によって作られました。
バジャンをリードできる人を増やすために、バジャン練習が行われています。
霊性修行ワークショップが開かれ、内なる平安、瞑想、感覚のコントロールの発展に関する議論が行われました。
公の集会が開かれ、バガヴァン ババ様の人生と御教えの紹介がなされました。バジャン練習と光明瞑想のワークショップが開催され、ユニティー バジャンが行われました。
教 育
クラス8から10の優秀な生徒に対し、学費と教材が支給されました。
教師とコーディネーターのためのセミナーが、アドバイザーの同席のもと開かれました。
40冊以上のサイの本が、ロシア語に翻訳されました。
サティア サイ教育が実施されている日曜学校の数が、ほぼ100パーセント増となりました。教師たちは両親と協力し合っています。
目の不自由な人たちのためのサイの本、雑誌、カセットの翻訳、出版が継続されました。
奉 仕
足の不自由な人に、松葉杖が寄贈されました。 精神薄弱の学生たちに、1年間の学費が援助されました。
孤児、お年寄り、障害者、子どもが多い家族のために、洋服、靴、食料が集められ、配布されました。 医療キャンプが、それを必要としている村人を助けるために、組織されました。
AIDS病院で奉仕活動が始まり、そこではグループがセンターとなりました。
エコロジーのキャンペーンが学校で始まりました。その中には広報の印刷や、ごみを撒き散らす代わりに回収を勧めたり、樹木や動物を守ることも含まれています。
地元のカトリック協会が、オーガニゼーションの正直で利己心のない素晴らしい働きを見て、特に嵐で被害を受けた家の再建築のために、サイオーガニゼーションに協力してくださいました。
子供たちの世話をするために創立されたデイ ケアー センターで、帰依者が料理を手伝ったり、交代で子どもの世話をしたり、道徳的価値のクラスを開いています。
村の養子縁組の奉仕活動が盛んになっています。
薬物中毒者を助け、孤児の家を訪問する奉仕活動が行われました。
青年のグループが一般の奉仕活動に参加し、台風で被害を受けた地域に、植樹をしました。
新しい奉仕活動が、貧しい家庭の子供たちのための病院で始まりました。
スラム街で、サイの帰依者たちが料理をしたり、道徳的価値を教えたりして、貧しい人たちを援助しました。
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