◆Introduction of Sai◆
サティヤ(SATHYA)とは真理を、サイ(SA-AI)は神聖にして母なる神を、ババ(BABA)は父を意味します。サティヤ サイババとは「私たちの真の父母」という意味です。
サティヤ サイババは1926年11月23日に南インドのプッタパルティという小さな村で生まれました。サイババは子供の時から、同じ村の他の子供達とは全く違い、哀れみ深く、寛容で、知恵に富んだ模範的資質を示していました。
1940年5月23日、数え年で14歳の時に、彼は「私はサイババです」と宣言しました。そして同じ年の10月20日、「私の帰依者が呼んでいるので行かなければなりません。私にはしなければならないことがあるのです」と宣言すると、その活動をはじめられました。そして、真理、正義、平安、愛、非暴力を教え、実践することにより人類の霊的復興をもたらす、という自らの使命を明らかにされました。
それ以来、現在に至るまでの約68年間、サイババは人間の本当の姿とは何か、人生の目的とは、目的を達成するための方法とは何かについて、私たちに分かりやすく説かれています。
サイババの偉大さは、様々な奇跡現象にあるのではなく、その教えの深遠さと、教えに沿った愛と奉仕の活動を68年間、一点の曇りもなく続けられていることにあります。
これゆえに、サイババはインドをはじめ世界中の帰依者から「神の化身」として崇められています。サイババは自らの降誕の目的について以下のように述べられています。
「私は、あなたがたの心に愛の光を灯し、その光の輝きが日ごとに増していくのを見届けるために来ました。私は特定の宗教を広めるために来たのではありません。私はいかなる宗派、信条、主義を広める目的のために来たのでもなければ、いかなる教義の信奉者を集めに来たのでもありません。私は、信奉者や帰依者を自分の信者として引きつけようとはまったく思いません。私は唯一の信仰、霊的原理、愛の道、愛の徳、愛の義務、愛の責務をあなたがたに教えるためにやって来たのです。」
(1968年7月4日の御講話より)
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