サイババの御言葉

ババから日本人帰依者へのメッセージ


ババが日本の帰依者にくださったメッセージをご紹介いたします。

1996年9月(1)

サティヤ サイ オーガニゼーション ジャパン第五回全国大会のために「真実の大使」として日本に派遣されたサンパト博士に対して、ババ様が口述してくださった日本人へのメッセージ

私を信じなさい。私に対するあなたの信仰心は、着実で、しっかりとした、完全なものであるべきです。信仰心こそは、信愛というランプを明るく輝かせ続ける灯油です。

私の真似をしたり、人を騙したりして、個人的な利益を得ようとする人々に追随してはなりません。

私は、サッティヤム シヴァム スンダラム、すわわち、真・善・美そのものです。

また、私は、サット チット アーナンダでもあります。

サットは「存在」(絶対実在)を意味し、

チットは「意識」を意味し、

アーナンダは「至福」を意味します。

「存在」を意識することができるようになれば、その結果として、自分は神と一つであると感じる喜びが得られます。

私の子供たちである皆さん、あなたの抱えている一切のものを神に捧げて、神に全託しなさい。そうすれば、神はあなたの面倒を見ます。

無条件の全託によって生まれる至福を体験しなさい。過ぎ去った落胆や苦しみはすっかり忘れてしまいなさい。

決心するのは、あなたです。それをいつ行うかも、あなた次第です。私はここにいて、あなたを待っています。

1996年9月23日のサンパト博士の講演より

1996年9月(2)

スワミはインド以外の国において、「世界中で日本こそは文化的変容がすでに始まっている所であり、文化的変容は霊的な変容の基盤になる」ともおっしゃっている。それに関連した、ババから日本人へのメッセージ

日本の帰依者の中の、私に対するバクティが高まっていることを知っています。そして、そのバクティの波が日本の全国に広がっていくことを私は望んでおり、また、日本の帰依者が世界中の人々の先頭を切って人々の見本となって、世界のリーダーになることを望んでいます。それが起こるためには、日本の帰依者は、あちこちを見ずに、私に対して完全なバクティ、信仰心を持たなければなりません。私こそが、至高の神そのもの、すべての力の根源なのです。

私は仕事をしている時は、決して疲れません。毎日講話をすることは私の義務です。講話を聞くことによって、世俗的なことで非常に苦しんでいる人々が、そうした世俗的なことから本当に霊的なものへと心を向けて、徐々にでもよいから、私と共に霊性の道を力強く歩いて、持って生まれた本当の神性というものに到達するために精進するようになる(ことを私は望んでいます)。私は、このように仕事を続け、その義務を果たすことによって、至福に包まれるのです。その至福で皆さんを包みたいのです。

目を覚ましなさい、私の子供たち。そして光を見なさい。目の前に来たこの機会をとらえなさい。そして過去のさまざまな苦しみから離れてしまいなさい。主人(マスター)に従いなさい。そして、神と一つになる喜びを味わいなさい。神と一つになって送る人生は、それ自体が永遠のものです。私は真理(サティヤ/真実)です。心を開いて、この真理を受け入れなさい。そうすれば、あなたは本当に喜びと平安を体験するでしょう。そして全人類と自分が一つであるということを知るでしょう。人生において、やって来たり、去っていったりするものは幻覚(マーヤー)です。つまり、心が作り出したものにすぎません。人は、それが一時的なものであり、過ぎ去ってしまうものと知っているにもかかわらず、それに執着してしまいます。それによって人生の真実が見えなくなります。

1996年9月26日のサンパト博士の講演より

1997年1月3日

朝のダルシャンの後、約150名の日本人がグループ インタビューを受けた際にババ様がくださったメッセージ


ババ: なぜ皆さんはここに来たのですか? 何のためにここに来たのですか?

帰依者:スワミ、あなたと融合して一つになるためです。

ババ: 神はどこにいますか?

帰依者:ハートの中にいます。

ババ: 神がハートの中にいるならば、なぜここに来たのですか? もし神が内在しているのであれば、あなたは神です。あなたのハートは小さい。神は大きい。

(ババ様はハンカチを取って、手の中に握られました。)

このハンカチを見なさい。大きなハンカチも小さくなって私の手の中に入っています。ハンカチが手の中に隠れて見えなくなってしまっています。これと同じように、大きな神があなたのハートに内在しているのです。

神は遍在です、あなた方も神です。

三種の人間がいます。あなたが自分はこうだと思っている自分、他の人があなたはこうだと思っている自分、そして、本当の自分です。

肉体は水の泡のようなものです。心(マインド)は狂った猿のようなものです。良心に従いなさい。それがアートマ(内在の神)です。

このハンカチを見なさい。このハンカチは単なる糸、綿、布からできています。綿がなければハンカチはありません。このように人間は思考という綿、心(マインド)という糸、願望や欲望という布でできています。あなたの欲望を制御しなさい。もっと荷物を少なくすれば、人生という旅は快適なものになります。

サイ オーガニゼーションの会員が節制のプログラムを実践するためには、次のことが必要になります。

欲望を制御しなければなりません。

  1. お金を無駄遣いしたり、間違った使い方をすることは、悪です。
  2. 食べ物を無駄にしてはいけません。(食物は神です)
  3. 時間を無駄にしてはいけません。(時は神です)
  4. エネルギーを無駄にしてはいけません。

悪いことを見たり、悪いことを考えたり、悪いことを話すことは、エネルギーの浪費です。善いものを見て、善いことを聞いて、善いことを知りなさい。悪いことをしないようにしなさい。最も大切なことは自分自身を制することです。真のサーダナ(霊性修行)は自制です。

私の肉体、私の髪の毛を、ここで覚えておきなさい。けれども、肉体は水の泡であり、単なる道具にすぎません。あなたの肉体に従ってはなりません。良心に従いなさい。

特に、若い人にとって重要なことがあります。悪い思考を抱いたり悪い言葉を話す前に、どんな場合でも、それは善いことか悪いことかを考えなさい。

私があなた方から欲しいものは何もありません。これ(スワミの肉体)は、あなた方のためのものであり、道具の一つにすぎません。私はあなた方に、あなた方が望むすべてをあげます。あなた方は、強い心と、強い自己犠牲を身につけなければなりません。

このハンカチを見なさい。このハンカチは真っ白です。使えば自然に汚れます。汚れたハンカチをドーピー(洗濯屋)に渡します。すると返ってくる時には、また白くなっています。それを見て、ドーピーが白くしてくれたと思うのは間違いです。最初からハンカチは白かったのです。

ドーピーは単にその汚れを洗ったにすぎません。汚れが取り去られ、白くなって戻ってきたにすぎません。

あなた方の心に付いている汚れを取り去りなさい。欲望が心を汚くしています。霊性修行をすることによって、心の汚れを落としなさい。心を浄化しなさい。霊性修行をしなさい。そう、霊性修行をしなさい。そして、本当の愛を持ちなさい。

愛を通じて、愛のために、愛を持ちなさい。すべてが神です。これは本当に、とてもとても重要なことです。甘いお菓子はたくさんあり、いろいろな形や名前があります。しかし、どの甘いお菓子も砂糖から作られています。それと同じように、あなた方の名前や形は違っていても、アートマ(内在の神)はすべて同じであり一つなのです。(マンディルの電球を指さして)この電球を見てごらんなさい。電流はすべていっしょです。ジャパや瞑想、その他の霊性修行は、ただの道具にすぎません。本当の修行は、愛、愛、愛です。

スワミはあなた方のためにここにいます。来なさい。私はあなたのものです。

私はあなたと共にいます。

私はあなたと共にいます。

私はあなたと共にいます。



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