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コロナウイルスに関するレッディ博士のメッセージ

サイラム
コロナウイルスに関するレッディ博士から各国に向けたビデオメッセージをお送りします。

https://sathyasai.org/announcements/corona-virus-update

愛と感謝を込めて、私たちの愛する主であるバガヴァン・シュリ・サティヤ・サイ・ババ様の神聖な蓮華の御足にお祈りを捧げます。
親愛なる兄弟姉妹の皆さん、愛を込めてサイ・ラムと申し上げます。
SSIOの役員と会員の中には、COVID-19がもたらす公衆衛生の脅威、すなわち新型コロナウイルスによって引き起される急性呼吸器疾患(肺炎)について、心配したり、疑問を抱いている方がいます。スワミはおっしゃいます。「人生は挑戦である、それに立ち向かいなさい!」 ですから、落ち着いて、勇気と強さをもって、この困難に立ち向かいましょう。現実に立ち向かいましょう。
WHO(世界保健機関)は、これはパンデミック(世界的流行)であり、公衆衛生上の緊急事態であると宣言しています。(3月13日の時点で)既に12万人以上が罹患し、121か国で4千人以上が死亡しました。
コロナウイルスとは何か、どのようにして伝染するか、罹患した際の兆候や症状、取るべき予防措置についてなど、コロナウイルスに関する詳細は、sathyasai.orgで詳しく説明されています。これらは、WHO(世界保健機関)、CDC(疾病管理予防センター)、ジョン・ホプキンス大学、ユニセフなどの主要機関や、New England Journal of Medicine誌、ランセット誌、JAMA誌(全米医師会誌)などの定評ある医学専門誌から集められた信頼のおける情報です。
私は皆さんに、いくつかの実用的なヒントをご紹介します。
第一に、このコロナウイルスとは何でしょうか? それは急速に感染が広がる人獣共通のRNAウイルスです。
それはどのようにして感染するのでしょう? 濃厚接触によって感染します。濃厚接触とは何でしょうか? 6フィート(約1.8メートル)以内に近づくことです。
そしてまた、このウイルスは、呼吸器の飛沫、すなわち咳やくしゃみによって飛散する唾液や鼻水を介しても、感染します。
第三に、汚れた物や、ドアの取っ手、手すり、エレベーターのボタン、蛇口、流し台、携帯電話など、ウイルスが付着可能な表面に触ることによっても感染する可能性があります。
ですから、十分に注意を払う必要があります。
新型コロナウイルスに関する SSIO 会長からのビデオメッセージ(2020 年 3 月 13 日) 2
それでは、このウイルスに感染した時の兆候や症状はどのようなものなのでしょうか? たいていの場合は、咳、発熱、悪心、嘔吐、下痢などの軽い症状で済みます。しかし、主に高齢者や、免疫力が低下している人は、呼吸困難に陥ったり、呼吸窮迫症候群である肺炎を発症する場合があります。そのため、私たちは気をつけなければならないのです。
それでは、個人や責任ある社会の一員として私たちにできる予防策には、何があるでしょうか? 第一に、具合の悪い時には家にいてください。これが基本原則です。第二に、具合が悪い時は、他の人に感染させないようにマスクを着用してください。第三に、石鹸と水を使って、まめに手を洗ってください。少なくとも15〜20秒間は洗ってください。それから、汚れた物やウイルスが付着しそうな表面はきれいに掃除し、殺菌消毒するよう努めてください。
もう一つ、具体的なポイントは、人混みや大人数の集会を避けることです。旅行を避けてください。
挨拶をする時、私たちの多くは、握手やハグをしますが、握手やハグをしないようにしてください。別の挨拶方法を考えてください。最も簡単で最良の方法は、両手を合わせて「ナマステー」と挨拶することです。これはスワミも推奨なさっています。これは謙虚さを示します。そして、敬意と他の人の中に神を見ていることを表しています。
では、私たちはSSIOとしてどのような対策を講じているのでしょうか? 会員の皆さんの安全と健康が、私たちの最優先事項です。このことを考慮に入れながら、十分な審議と議論を行った結果、私たちは2020年6月15日まで、SSIOの主要行事すべてをキャンセルすることを決定しました。これにはプレ世界大会、プレ世界ユース・フェスティバル、リトリート(サーダナ・キャンプ)、主要なお祭りが含まれます。そのため、プレ世界大会関連行事の一部を世界大会後の来年に延期して、ポスト世界大会として実施する予定です。ご理解のほどお願いいたします。
もう一つのポイントは、いくつかの国の人々にはもっと多くの問題があるということです。イタリア、香港、日本、中東諸国などの国々では、その国の法律や規制に従って、当面の間サイ・センターの集まりや活動を休止しています。スワミは私たちが自国の法律を遵守することを望んでおられます。
次は、プラシャーンティ・ニラヤムが今後どうなるかについてです。私たちの多くは、さまざまな行事やグル・プールニマー祭のお祝いのためにプラシャーンティ・ニラヤムに行く計画を立てています。現在のところ、私たちは2020年6月15日以降にグル・プールニマー祭を含むすべてのSSIOイベントを再開したいと考えています。でもどうなるかはわかりません。
本日(2020年3月13日)、インド政府は2020年3月13日から4月15日まで誰に対し
新型コロナウイルスに関する SSIO 会長からのビデオメッセージ(2020 年 3 月 13 日) 3
ても入国ビザを発行しないと発表しました。そのため、これらの物事は変わる可能性があります。スワミは「私の不確実性を愛しなさい」とおっしゃいます。私たちはその時々の状況に合わせ、事の成り行きを見守らなければなりません。
しかし、私たちの何人かはすでに旅行を計画中です。でも良いニュースはあります。航空会社の大半を占める20社以上が違約金なしで航空券のキャンセルまたは変更を受け付けるそうです。
そして、もう一つ、忘れてはならないことは、私たちは霊的かつ人道的な奉仕団体であるということです。スワミと聖典(リグ・ヴェーダ)は、私たちに2つの定型句を与えました。「アートマノー・モークシャールタム(真我の解脱のために)」「ジャガッド・ヒターヤ・チャ(人々の幸福のために)」
人生の目的と目標は、己の神聖な本質が愛であることを実感認識することであり、全人類、動物、植物を含めた万物に奉仕することです。ですから、これは私たち自身の個人的な霊性修行を強化する時です。たとえば、より多くのジャパをしたり、光明瞑想やソーハム瞑想など、より多くの瞑想に取り組んだり、御講話や著作物をを通じて、バガヴァンの御教えをより深く学び、それらを実践しようと努めてください。このことが、私たちが霊的に進歩して、生来の神性を実感認識するという最終目標に到達する助けとなるでしょう。
2つめの定型句「ジャガッド・ヒターヤ・チャ」は「万物への奉仕」という意味です。ですから今、私たちにできることは祈りです。スワミはおっしゃいます。「祈りは、人々の苦しみを和らげ、平安と喜びをもたらす最高の手段です。」私たちが皆さんに、サイ・センターの会合や、家庭や、個人レベルで祈りを、特にサイ・ガーヤトリーの詠唱を集中的に行ってくださいとお願いしたのはそのためです。皆さんに米国での取り組みをご紹介します。3月6日から31日まで米国の全州で毎日4時間ずつサイ・ガーヤトリーが唱えられています。ですから、強く祈りましょう。
最後に、皆さんに思い出していただきたいことがあります。私たちは皆、バガヴァン・シュリ・サティヤ・サイ・ババ様の帰依者になるという幸運に恵まれ、祝福されています。ババ様が私たちを安心させてくださったことを思い出しましょう。ババ様は、いつでもどこでも常に私たちと共にいて、私たちを守り、導き、保護してくださるとおっしゃいました。ですから、恐れずにいましょう。彼の言葉を信じましょう。「私がここにいるのに、なぜ恐れるのですか? 」ですから、霊性修行と祈りに集中的に取り組みましょう。そして落ち着きと勇気と強さをもって、この困難を乗り切りましょう。

新型コロナウイルス(COVID-19)に関する情報

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