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ムッデナハリGに関する共同声明

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シュリ・サティヤ・サイ・セントラル・トラスト
シュリ・サティヤ・サイ・セヴァ・オーガニゼーション・インド
サティヤ・サイ・インターナショナル・オーガニゼーション
によって発表された共同声明

背景

バガヴァン・シュリ・サティヤ・サイ・ババ(以下、サティヤ・サイ・ババと表記)は、1926年11月23日にインド南部アーンドラ・プラデーシュ州アナンタプル地区のプッタパルティという小さな村で生まれました。彼は非常に幼い頃から神聖な存在であることを示す稀有な資質を示しました。そして14歳のとき、自分は世界を救うために来たこと、自分はどの家族にも属さないこと、全世界とこの世界に生きとし生けるものすべてが神であり、普遍的神の一部であることを宣言しました。

メッセージ

サティヤ・サイ・ババは、すべての宗教に共通する普遍的な霊的教えを尊重しながら、神を悟るための王道を人類に示しました。サティヤ・サイ・ババが自然にそして自発的に示した無私で純粋な愛に、世界中のさまざまな場所に住む数千人もの人々が引き付けられました。サティヤ・サイ・ババの信奉者たちが認める最大の奇跡はハートの変容です。

使命

サティヤ・サイ・ババの使命は、すべての宗教的伝統の正当性を認めながら、あらゆる宗教を超えて、万人に潜在する生来の神性に目覚めるよう助けることです。それは、真実、正しい行い、平安、愛、非暴力という価値が、あらゆる人間関係において育まれ、保たれることを保証します。この霊的変容の結果、思いと言葉と行動の中に、より大きな愛、平安、寛容、調和、誠実さ、正義が顕現するようになります。サティヤ・サイ・ババの普遍的メッセージは、何千もの講話や著作を通して、直接人々に伝えられました。

業績

• 無料の医療:一次医療から最先端の第三次医療までが、愛と思いやりをもって、貧しい人々に無料で提供されています。さらに、予防医療および移動医療サービスも提供されています。これらの原則に基づいて、1956年にサティヤ・サイ・ババによって始められた小さな総合病院は、世界の多くの国々において、巨大な世界規模のヘルスケア・システムへと発展しました。
• 無料の教育:サティヤ・サイ・ババは、初等教育から博士課程までの教育が無料で提供される教育機関を設立しました。そこでは非宗教的な世俗的教育に加えて、霊性と社会への奉仕が強調されています。
• 無料の飲料水:飲料水が常に不足している南インドの何百万もの人々に、きれいな飲料水が提供されるようになりました。これに触発されて、アフリカ、インドネシア、ネパール、エルサルバドルを含む世界の多くの地域で同様のプロジェクトが行われています。
• 無料の地域奉仕:サティヤ・サイ・ババは、無料の食料、衣類、避難場所、生活必需品、その他の奉仕を含めた多くの人道的プロジェクトを通じて社会に奉仕し、世界中の何百万もの人々に影響を与えました。さらに、インド、フィジー、ネパール、フィリピン、ハイチ、アメリカなど多くの国で、サティヤ・サイ・ババに感銘を受けたボランティアたちが被災者救援活動に取り組んでいます。
世界中の多くの政治的指導者、宗教的指導者、科学者、学者たちは、社会的・政治的・霊的なテーマについて、サティヤ・サイ・ババに助言を求め、影響を受けました。
サティヤ・サイ・ババはこの地上に2011年4月24日まで滞在し、その間、途切れることなく語り、書き続けました。サティヤ・サイ・ババは普遍的な愛という言葉を話し、唯一の救済は「すべてを愛し、すべてに奉仕する」ことであり、これが霊的進歩のための手段であると説き、帰依者たちに感銘を与えました。サティヤ・サイ・ババは、他の人々を助け、他の人々の生活を向上させることによる霊性探求もしくは霊性修行(サーダナ)を実践した人々には、普遍的な神の力が明らかになるだろうと強調しました。サティヤ・サイ・ババは「常に助け、決して傷つけてはならない」と説きました。

シュリ・サティヤ・サイ・オーガニゼーション

サティヤ・サイ・ババは、1973年にインドの法律に基づいて正式に登録された公的慈善団体、シュリ・サティヤ・サイ・セントラル・トラスト(以下、セントラル・トラストと表記)を創設しました。このトラストは完全にサティヤ・サイ・ババのみによって設立、助成、運営され、2010年にサティヤ・サイ・ババによって4名の理事が任命されるまでは、サティヤ・サイ・ババが唯一の理事でした。
サティヤ・サイ・ババは、常に推奨している無私の奉仕を実施するために、宗教、性別、国、言語、州によって制限されることなく、万人に対して開かれているサティヤ・サイ・オーガニゼーションを設立しました。
これらのオーガニゼーションとは、インドのシュリ・サティヤ・サイ・セヴァ・オーガニゼーションとサティヤ・サイ・インターナショナル・オーガニゼーションです。インドのシュリ・サティヤ・サイ・セヴァ・オーガニゼーションは、全インド会長によって統括されており、インドのすべての州に州組織、地区組織、サミティ(センター)があります。サティヤ・サイ・インターナショナル・オーガニゼーションは、サティヤ・サイ・ババによって設立されたプラシャーンティ評議会の議長が率い、世界120カ国以上で活動しています。
どちらのサイ・オーガニゼーションも、サティヤ・サイ・ババの教えを実践し、より高次の真理を探究する人々や帰依者を助け、導くために組織化されています。奉仕の道は、人生における成就を達成し、最終的に神を悟るための手段なのです。

ハートからハートへのつながり

サティヤ・サイ・ババの帰依者は数百万人にのぼり、世界中に散在しています。サティヤ・サイ・ババには、人々の前に姿を見せる「ダルシャン」や、個人的な交流である「インタビュー」、公開講話、個人的対話、考え得るさまざまな霊性の側面について書き記した大量の著作物などを通じて、帰依者一人一人と個人的なつながりを築くことのできるユニークな能力がありました。それゆえサティヤ・サイ・ババの存命中には、すべての帰依者がサティヤ・サイ・ババを訪ね、姿を拝謁し、喜びや悲しみを分かち合い、神聖な導きと祝福を求めることに充実感を見いだしました。サティヤ・サイ・ババがたった一人で、独特のコミュニケーション方法を通じて、何百万人もの帰依者たちの生活に何回も直接影響を及ぼしたということは、驚異的です。
サティヤ・サイ・ババは、何回も、非常に明確な言葉を使って、自分とすべての帰依者とのつながりや関係は、ハートからハートへ、愛から愛へのものであると強調しました。サティヤ・サイ・ババは「私たちの関係はただハートからハートへ、愛から愛へのものであり、それ以外のなにものでもありません」と宣言しました。

詐欺師と詐欺に注意しなさい

サティヤ・サイ・ババは、自分の名前を使ってお金を集める人々は、自分が承認したものではなく、奨励されてはならないと繰り返し主張しました。一組の人々が、彼らを通してサティヤ・サイ・ババが話していると主張することによって帰依者の信仰心を利用しようとしていると、実に具体的に忠告しました。サティヤ・サイ・ババは、そのような人は帰依者をだまそうとしている仲介者または斡旋者として扱われるべきであると、はっきり述べました。また、彼らを信じた帰依者たちは、不正行為の過程における共犯者になるだろうと述べました。サティヤ・サイ・ババは次のように警告しました。「多くの人々がさまざまな場所で、私の名を使って、レセプションの手配、寺院の建設、プージャーを行うなど、さまざまな名目でお金を集めています。それは権限を与えられておらず、私の指示に反することです。そのような要求に屈してはならず、このような活動を奨励してもなりません。これが私の指示です。」サティヤ・サイ・ババはまた、直接でも夢の中でも、自分
が誰かを通じて語ることはないと説明し、そのような人々を遠ざけて、彼らの餌食にならないよう帰依者に忠告しました。そしてまた誰かが、自分のところにババがやって来たとか、自分の中にババが入ったと主張する場合には、それは完全に嘘であり、詐欺であるとも明言しました。サティヤ・サイ・ババは帰依者たちに、そのようなペテン師の餌食にならないよう、用心深くなりなさいと警告しました。サティヤ・サイ・ババはこう宣言しました。「あなたの信仰を利用するもう一組の人々がいます。彼らは、霊媒師か他の何かを通じて私が話していると宣伝します。このような人々と彼らの仲介者や斡旋者たちに対しては、あなたが詐欺師に接するように接しなさい。」

シュリ・サティヤ・サイ・ローカ・セヴァ・トラストに関する背景情報

サティヤ・サイ・ババによって設立されたトラストの一つは、シュリ・サティヤ・サイ・ローカ・セヴァ・トラスト(以下、ローカ・セヴァ・トラストと表記)と呼ばれています。ローカ・セヴァ・ヴリンダという小さな団体は、カルナータカ州で2つの学校を運営していました。1978年に学校の創設者が亡くなり、学校を所有していた団体は、学校を引き継いで運営してくれるようサティヤ・サイ・ババに祈りました。彼らにはこれらの学校を運営できる資金力がなかったからです。サティヤ・サイ・ババは彼らの祈りに応え、これらの学校で学んでいる学生たちへの慈悲の心から、1978年に設立されたローカ・セヴァ・トラストの唯一の理事となることに同意しました。そのような立場で、アリケーとムッデナハッリにある2つの学校は、サティヤ・サイ・ババの尽力によって運営され、開発され、改善されました。そして、カルナータカ州の農村地帯にあったこれら2つの学校で、数千人の生徒たちが高等教育を受けたのです。
2008年、サティヤ・サイ・ババはローカ・セヴァ・トラストの証書を修正することを決めました。それによりサティヤ・サイ・ババの没後は、ローカ・セヴァ・トラストの理事を任命する権限が、セントラル・トラストに付与されることになりました。それに従って、2011年のマハーサマーディ(逝去)の直後に、セントラル・トラストの理事たちは、学校運営者たちと相談の上、U・ガンガーダラ・バット、S・S・ナーガナンド、V・R・ヴァースキの3名をローカ・セヴァ・トラストの理事に任命しました。学校運営陣からの要望に応じて、セントラル・トラストが追加でB・N・ナラシムハ・ムールティとイーシュワラ・バットを任命したことにより、理事の数は5名に増えました。

シュリ・サティヤ・サイ・ローカ・セヴァ・トラストの違法行為

マハーサマーディから約1年後、特定の人々が、サティヤ・サイ・ババが彼らに別の機関を始めるよう「指示」を送っていると主張し始めました。そのような主張は空想的で、信じがたいものです。ローカ・セヴァ・トラストの理事全員に行動規範を紹介する試みがなされました。この時、当時ローカ・セヴァ・トラストの理事であった(それ以前はサティヤ・サイ・ババによって設立されたサティヤ・サイ大学ブリンダーヴァン・ホワイトフィールド校の寮長であった)B・N・ナラシムハ・ムールティ率いるグループが他の数人と共謀して、ローカ・セヴァ・トラストの証書を修正してサティヤ・サイ・ババがセントラル・トラスト理事に与えた権限を奪うために、修正証書を執行しました。この行為は違法であるだけでなく、非常に好ましくありませんでした。調和を取り戻すためには、違法行為者たちが己の行為を見直さなければならないと理解させるために、いくつかの試みがなされました。その努力は2年間続き、無駄に終わりました。しかし、中傷者たちの態度には歩み寄りが見られず、セントラル・トラストとその理事たちが彼らが行った不法行為に対する民事訴訟を起こすことにつながりました。その訴訟における主な救済命令は、2008年にサティヤ・サイ・ババによって文書化されたとおりに、トラストの証書を元に戻す、ということです。訴訟手続きでは、最初に却下された後、控訴審が、本件は第一審で誤って却下されたものであり、通常の審理が行われなければならないとの判決を下しました。

詐欺師たちの非常識な振る舞い

まともな考えを持つサティヤ・サイ・ババの帰依者にとっては、(現在はサティヤ・サイ高等教育機関として知られている)サティヤ・サイ大学の元学生であるマドゥスーダンとそのブリンダーヴァン校の元寮長であるナラシムハ・ムールティによる、サティヤ・サイ・ババが微細体で彼らとコミュニケーションを取り、マドゥスーダン・ナイドゥの肉体の中に徐々にサティヤ・サイ・ババが入り込み、今ではサティヤ・サイ・ババそのものとなっているという主張を受け入れることはできません。彼らの仲間たち全員が、崇拝するふりをしてマドゥスーダン・ナイドゥに頭を下げ、彼を「スワミ」と呼ぶことによって、そのような主張を支えていることには驚かされます。これらの虚偽の主張に本物らしさと信頼性を付け加えるため、今や、マドゥスーダン・ナイドゥはオレンジ色の服を着用するようになり、2018年11月23日にムッデナハッリで行われた集会では、サティヤ・サイ・ババがマドゥスーダン・ナイドゥの身体の中に入ったと宣言しました。そして、プラシャーンティ・ニラヤムや世界中で行われる帰依者たちの集まりにおいて敬意を込めて設置される神聖な玉座に座り始めたのです。これは多くの帰依者たちの感情を害しました。

シュリ・サティヤ・サイ・ババの御名を倫理とダルマに反して利用

当然のことながら、ムッデナハッリの幹部たちによって導入されているメディア戦略は、注意深く計画され、上手に脚本が練られており、サティヤ・サイ・ババの名を利用して、彼らの活動がサティヤ・サイ・ババによって設立されたトラストの活動であるという印象を与えるために、あらゆる試みを行っています。準拠法を満たしていないにも関わらず、彼らはカルナータカ州議会を明らかにミスリードして、シュリ・サティヤ・サイ・ユニバーシティ・オブ・ヒューマン・エクセレンスと呼ばれる大学を設立しようとするところまで行ってしまいました。

純真な信者たちによって寄付された資金の明白な乱用

サティヤ・サイ・ババが居合わせているという雰囲気を醸し出そうとして、高級車での旅行、ビジネスクラスまたはファーストクラスによる空の旅、飛行機の貸し切り、ヘリコプターの貸し切り、そしてサティヤ・サイ・ババの帰依者で存命中は高い地位を占めていた要人たちの存在を広く宣伝するなどの、金に糸目をつけない生活が行われています。これが帰依者たちをミスリードし、混乱を引き起こしています。多くの国で、サティヤ・サイ・インターナショナル・オーガニゼーションを崩壊させようという試みがなされ、限定的に成功しました。多くの家族では、夫と妻が引き裂かれ、残された子供たちはどこへ行くべきか混乱しています。サティヤ・サイ・ババが提唱した教義はすべて、何のお咎めもなく、冒涜されています。サティヤ・サイ・ババが決して許さなかった、手持ち資金を寄付するようにとのアピールが、帰依者に対して堂々と行われています。2010年から2011年の間に、サティヤ・サイ・ババによって設立されたサティヤ・サイ大学ムッデナハッリ校のキャンパスが建設されたときに、学長の住居としてセントラル・トラストが建て、セントラル・トラストが所有していた建物を、ムッデナハッリの幹部たちは「サイ・アーナンダム」と名付けて不法に占拠しています。虚偽のプレゼンテーションは衰えることなく続いています。

注意勧告 – 常に注意していなさい Always Be Careful (ABC)

以上が真実です。この勧告は、サティヤ・サイ・ババによって設立された3つの主要な組織によって、現在「サイ・ヴリンダ」(Sai Vrinda)と自称しているムッデナハッリ・グループ幹部たちが「saivrinda.org」というドメイン名の下で運営しているソーシャルメディア、印刷物、電子メディア、公共メディア、広告に、帰依者たちが惑わされることがないよう警告するために発布されています。帰依者の方は、興味を抱いてムッデナハッリ・グループ幹部に関わったり、サティヤ・サイ・ババは今マドゥスーダン・ナイドゥの肉体の中に棲んでいるとか、マドゥスーダン・ナイドゥはサティヤ・サイ・ババの化身そのものであるという虚偽の主張によって惑わされることのないようご注意ください。

愛を込めて、サイの奉仕の内に

理事を代表して
GSRCV プラサーダ・ラーオ
役員―秘書官
シュリ・サティヤ・サイ・セントラル・トラスト
ニミシュ・パンディヤ
全インド会長
シュリ・サティヤ・サイ・セヴァ・オーガニゼーション・オブ・インディア
ナレーンドラナート・レッディ博士
プラシャーンティ評議会議長
サティヤ・サイ・インターナショナル・オーガニゼーション
プラシャーンティ・ニラヤムにて
2019年1月17日