2016年しめくくりの活動

2016/12/24(土)

クリスマスイブに今年最後の活動を行いました。
スタディーサークルのテーマは、「人生の困難と霊性」で、大人と一緒に子どもも参加しました。小さいものから大きなものまで、人生の困難に対してどの様に向き合い、乗り越えてきたか、体験を話し合いました。

 困難を解決するテクニックではなく、霊的な視点で困難をとらえた意見を多く聞きました。人生の困難をたくさん体験して慣れてきた、困難の中でも動揺せず平常心を保つことができれば自ずと解決する、祈ることに加え自分の思いを書くことなど、様々な気づきを体験をもとに話していただきました。

 チャイを飲みながら休憩をはさんだ後、埼玉センター恒例の「御言葉かるた」を行いました。子ども同士の対決は白熱しました。大人同士の対決では、「思いと言葉と行為を・・・」と上の句を読み上げると、初めての方が「一致させなさい!」と下の句を予想して一瞬で札を取る場面が印象的でした。

 バジャン練習では、 9月に開始したタンバリン練習を継続して行っています。この日は、9月に参加していた方に本番でも担当していただきました。本番では、10年以上前にホワイトフィールドで日本グループが捧げたバジャンの映像を見ながら、バジャンを捧げました。子供の元気あふれる声、初めてセンターでバシャンリードをした方の純粋な声、久しぶりに参加していただいた方々の熱意あふれる声、多くの声が会場を満たしました。

 2016年、埼玉の地域の方をはじめ、他センター所属の方、他県から足を運んでくださる方、SSIOJの世話人の方、多くの方にお世話になり、充実した活動を行うことができました。そして、この埼玉の小さなセンターをも、バガヴァン ババは愛で導いてくださいます。心より感謝申し上げます。来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 結びに、スタディーサークルで紹介したクリスマスの御講話の一部を紹介します。

 

「キリストは、愛を与えることと、愛を分かち合うことを人生の主な目標にすることを決意しました。その愛は多くの障害や喪失に遭いました。キリストは、真の人間とは、障害に立ち向かい、愛の中で前進できる者であると考えていました。喪失や苦痛に屈してはなりません。喜びに心を奪われてはなりません。すべてに平静に向き合いなさい。」

「クリスマスの季節はクリスマスのおじいさん、サンタクロースを連想させます。「トコヴァン」というのがサンタクロースの元々の名前です。彼はトルコで生まれました。彼は聖職者としての生活を始め、少しずつ霊性の卓越を獲得していきました。彼はどうやって霊性の巨匠となったのでしょうか? それは犠牲の精神によってでした。彼は出会った子どもたちすべてにチョコレートや人形やプレゼントをあげていました。生涯にわたって彼は絶えず与え続けました。クリスマスが近づくと、子どもたちは皆、サンタクロースのあとを追いかけました。サンタクロースは贈り物をすべて一つの袋に入れて持ち歩き、あらゆる子どもたちに配りました。彼はどのようにして贈り物を配ったでしょう? 彼は「これは神様の愛のしるしだよ、これは神様の愛のしるしだよ」と言い、そのようにして贈り物は配られたのです。その結果 、彼はクリスマスのおじいさんと呼ばれるようになり、もともとの名前は忘れられてしまいました。 」

1995年12月25日の御講話より抜粋

SSIOJホームページ クリスマスに関する御講話

2016年12月24日|ブログのカテゴリー:2016