スタディー・サークル

「読んだことを実践しない限り、スタディー・サークルは、半円のままで完結しません」

「Sathya Sai Speaks」第11巻、9章 p59

最初の文は、ヒスロップ博士の『バガヴァン シュリ サティア サイ ババとの対話』からの引用です。
二番目から四番目までの三つの文は、サティア サイ ババによる御講話からの引用です。
最後の文は、スタディー・サークルに関するワークショップを行う上での考え方について論じています。

1.スタディー・サークルとは何か?

「スタディー・サークルとは何でしょう? それは単に本を読むことではありません。『サークル、スタディー・サークル』とは、あるポイントを取り上げて、各人が、そのポイントが自分にとってどのような意味をもっているかを話し合うことです。円卓会議のように、それぞれの見解を述べていくと、最終的にそこから価値が引き出されます。読むだけであれば疑問が残ります。しかし、 各人が自分の見解を述べれば、疑問に対する答えが得られます。一つのテーマをいろんな角度から眺めることができます。スタディー・サークルは、互いに異なっているいくつかの側面 を眺めます。それは、いろんな面を持ったダイヤモンドに似ています。ダイヤの一番上には平らな面 があって、この面からは、他のすべての面を見ることができます。この最上部の面 を発見することが、スタディー・サークルの任務なのです。
 取り上げるのは、スワミの話でも、他の聖典でも結構です。一つのポイントを取り上げて、全員がそれについて考え、皆で話し合いましょう。そして、最終的に疑問が解けていくような見解にたどり着くようにします。もし、誰か一人だけが講義を行うようにすれば、一つの意味しか得られません。あらゆる誤解や、すべての見解が紹介されれば、スタディー・サークルのメンバーは自信がつきます。これについては疑いの余地がありません。もし、皆がただ読むだけであれば、一、二年間は続くかもしれませんが、そのうちに、読むことへのアレルギーが生まれるでしょう。
 センターでは、上記の方法でスタディー・サークルを行うようにすべきです。そうすると、誰もが、時間が経つのも忘れて熱心に参加するでしょう。各人が熱心に人の言葉に耳を傾け、多くの人が自分の見解を述べるでしょう。聖書、コーラン、ギーター、スワミの著書などを使うとよいでしょう。必要なのは、順々に発言する形のスタディー・サークルであり、一人ひとりにチャンスが与えられなければなりません」

『バガヴァン シュリ サティア サイ ババとの対話』英語版 旧版p125-126、新版p137-138

2.学んだことを実践しなさい(1985年1月30日の御講話)

「スタディー・サークルとは、ただ単に本を読んで話し合って頭に情報を取り込むだけではなく、学んだ内容の実践をも重視することです。頭に知識を蓄えるだけであれば、混乱が生じ、混乱はヒューズが飛ぶ原因となります。混乱がひどければ、どうして真の霊的英知が育つでしょう? たとえば、四六時中ものを食べ続けていれば、消化不良を起こすでしょう。これは病気につながります。食べたものは消化しなければなりません。前に食べたものを消化した後で、初めて次の食事を取るようにすべきです。同様に、皆さんは、スタディー・サークルで耳を傾け(食事をする)、学習したことを実践に移さなければなりません(消化する)。さて、ここで皆さんがやっているのは、情報を次々に詰め込むことだけで、荷物を運び出す作業がなされていません。このような状態をいつまで続けることができるでしょう? ですから、皆さんは情報を運び入れてから、それを運び出すようにすべきです。聞いて、実践するのです。
 皆さんは、何であれ、学んだことを実践しなければなりません。そうして初めて、真のスタディー・サークルになるのです。

あなたの本性を学ぶことが大切です

何であれ、スタディー・サークルで聞いたことや心に吸収したことは、皆と分かち合うようにすべきです。そのようなやり方で、自分が受け取ったものに対する感謝を表すようにしましょう。私たちは、自分さえ恩恵が受けられればいいと思って、聞いたことを自分の心だけにしまっておくようにすべきではありません。聞いて実践したことは、どんなことでも、社会一般 にも分かち合うようにすべきです。このような感謝の気持ちは、人間にとってとても大切です。感謝の心がない人は、動物のような生涯を送ります。少し食べ物を与えれば、犬ですら感謝を示します。サティア・サイ・オーガニゼーションにおいて、私たちはこのことを忘れず、一体性を保って世の中を助けなければなりません。他の団体は、このことの内的意義を知らないかもしれませんが、私たちの組織では、内的意義を知って、それを実践すべきです。そうしなければ、何の役にも立ちません。ですから、皆さんは他の人々の手本とならなければなりません。

スタディー・サークルでは多くのことが学べますが、最も大事なのは、あなた自身の本当の性質、つまり、あなたの真我について学ぶことです。あなた自身の真の自己を知らずに、外側のものごとをどれだけ学んでも、それは木の根を無視して、木の枝について学んでいるようなものです。木には多くの実がなっています。私たちには、木の実がたくさん見えています。もし、それらの実に水をやったらどうなるでしょう? 木の実は落ちてしまいます。ところが、木の下にある根っ子に水をやれば、木が茂って、私たちを楽しませる木の実がなることでしょう。皆さんは、真の自己に関する知識と自信を育てなければなりません。そうして初めて、人の役に立つことができるのです」

3.完全な円か? 半円か?(1974年3月3日の御講話より)

「皆さんはダルマクシェートラのスタディー・サークルに参加し、あらゆる種類の書籍に目を通 し、情報や説明を集めています。しかし、それによっていったい何が得られたのでしょう? スタディー・サークルで身につけようと努力すべきものは、あの作者がこう言ったとか、あの聖人がこう教えたというような知識ではありません。情報(information)ではなく変容(transformation)を、説教(instruction)ではなく構築(construction)を目標とすべきです。理論的知識は、実践しない限り重荷となります。実践すれば、それは軽くなって知恵となり、日々の生活に吸収することができます。生活のプロセスに調和と完全さをもたらさない知識は、獲得する価値がありません。一つ一つの行動は、真我と自然に関する真実の発見に貢献することによって、正当で価値あるものとなるべきです。真我のことを何一つ知らなければ、自然に関してあらゆることを知っていても、いったい何の役に立つでしょう? 自然は真我の投影でしかありません。ですから、真我を知らない限り、自然に関する知識は、歪められているか、誤ったものでしかありません。真我(アートマ)は真の自己であり、全宇宙は真我によって出来ています。ですから、真我の知識さえあれば、人の渇きを癒すことができるのです。

皆さん方一人ひとりが、各自の能力とそれによって到達したレベルに応じて、自分のペースで霊性の道を歩いている巡礼者です。ある人の心に響く助言や、ある人に当てはまる助言は、その地点まで到っていない人や、より進んだ段階に到達している人にとっては、適切でないかもしれません。私がある人に対して一連の霊性修行を実践するように言うとき、それは、特にその人が恩恵を受けるためのものです。『スワミがあの人にこうおっしゃったのだから、自分もそれをやってみよう』と言って、あなたにも役立つアドバイスだと受け取ってはなりません。各人がそれぞれ異なった精神的、肉体的、霊的な特質をもっています。医者は、ある患者にはヨーグルトを飲むように勧め、別 の患者にはそれを禁じます。肥満の人にはある種の食事を勧め、やせすぎの人には、別 の食事を勧めます。体の病気を治療する医者が、いろいろと異なる治療を施さなければならないのであれば、精神的状態や、霊的願望や向上心に関する、複雑で多岐にわたる状況に応じた治療は、どれだけ、さらに特殊で個別 的なものでなければならないでしょうか?

真剣に探求しない限り、あなたの気質と問題点に見合った治療法を見つけることはできません。信仰と帰依心をもって学びなさい。文章で読む内容の意義と、その意味について深く考えなさい。そして読んだ内容を実践に移すことを、常にあなたの目標としなさい。そうしないかぎりスタディー・サークルは、いつまでも半円(ハーフサークル)のままで、完全な円(サークル)になることができません。

それから、もう一つのポイントにも注意しましょう。あなたの学習を、このスタディー・サークルや、ここにある書物だけに限定しないことです。宇宙(Universe)全体が、あなたのための大学(University)なのです。皆さんは、空、雲、山々、川、夜明けや日没という日々の現象、季節、小鳥、木々、花々、虫たち――実に、自然界のあらゆる生き物や物事のすべてから、英知を学び取ることができるのです」

4.サイの時代の教育(1980年2月18日の御講話)

「平安をもたらす最高の手段を学びなさい。教養のある人々が会合や会議や集会を開くことによって、いったい何が達成できるでしょう? 多くの話し合いの後に皆で決めた決議事項は、少しも実践されません。多額のお金と、数え切れないほどの多くの書類が無駄 になっています。勧告や決議事項は、実践という試金石によってテストされなければなりません。そのような形で無駄 になるお金なら、村人たちの生活水準の向上のために利用するほうが、よりよい使い道となるのです。

皆さんは、スタディー・サークルを結成しました。平安をもたらす最高の手段を研究して、それらの手段をいくつかの村で応用して、それが正しいものであることを証明しなさい。そうすれば、それらの手段をよその国に住む人々にも教えることができるでしょう。サークルのメンバーは、障害や欠陥を抱えて他の子どもたちに追いつけなかった学生たちを、いっそうの注意と特別 の指導を与えることによって助けることができます」

スタディー・サークルに関するワークショップの開催

スタディー・サークルは、サイ・オーガニゼーションの活動の一部として、欠かせないものです。帰依者の中には、特に新しい参加者たちの中には、スタディー・サークルの目標を知らず、それがどのように行われるかを知らない人がいるかも知れません。この意味で、ここに示した、ヒスロップ氏の『バガヴァン シュリ サティア サイ ババとの対話』や、スワミの御講話からの引用は役に立つことでしょう。しかしながら、サーダナ・キャンプや大会において、参加者がファシリテーター(進行役)の促しに従ってスタディー・サークルについて話し合うことができるワークショップを開催するとよい場合があります。次に、このようなワークショップを開くためのアイデアをいくつかご紹介します。

この種のワークショップを、次のような形でスタディー・サークルのように行うのもいいかもしれません。ファシリテーターは、一つの問題について3〜4分論じて、これに関するいくつかのポイントを提示します。次に、ファシリテーターは参加者に、この問題に対するそれぞれの考えや助言を述べてもらうことができます。輪になっている参加者に、順々に(希望者から)意見を述べてもらいます。ファシリテーターは、参加者が順番を抜かしたりせず、自分の番を待つように見守ります。

ワークショップは、次の四つの問題に焦点を当てることもできます。
 A.スタディー・サークルの目標
 B.スタディー・サークルの進め方(プロセス)
 C.ファシリテーター(進行役)の役割
 D.参加者の役割

A.スタディー・サークルの目標

スタディー・サークルの基本的な目標は、もちろん、どうしたらより霊的な生活を送って、神に近づくことができるかを、私たちが理解するのを助けることです。サイ ババがある語講話の中でおっしゃるように、ただ単に読んで理解するだけでなく、何か実践するものを見つけることが大切なのです。スタディー・サークルの目標に関する話し合いを始めるときに、ファシリテーターは、サティア サイ ババの御言葉を引用して、全体の目標について論じることもできます。そのあと、参加している人々に、スタディー・サークルの目標をどのように考えているかを尋ねてもよいでしょう。人々の考えが述べられるにしたがって、誰かがそれを黒板に書き留めることもできます。次に示すのは、あるスタディー・サークルで出てきた、主目標と、二次的な目標のリストです。(ファシリテーターは、このリストの全部を紹介すべきではありません。――その作業は参加者のために残しておきましょう!)

1 スワミの御教えについて学び、それによって、霊的生活を送ることに関する知識を深めること。
2 スワミの御教えが他の人々にどのような影響を与えたかを学ぶこと。これは私たちを啓発し、私たちがもっているかもしれない疑問を取り除き、より確固たる信念を与えてくれる。
3 霊的に向上すること。
4 すべての側面を見ること。
5 私たちが「知っている」と思っていることを明確にする。――考え違いを解消する。
6 霊的努力に関して、互いに支援し合う。
7 スワミの御教えの具体的な応用法を発見する。
8 経験を分かち合う。
9 スワミの御教えに関する学習速度をゆるめて、物事をじっくり考える。
10 ババの御教えをより深く掘り下げる。
11 サイの御教えをどのように実践するかを学ぶ。
12 よい人々と交わる――サットサング
13 人前で話すことに自信をつける。
14 自分の中に価値を培う。
15 霊的なバッテリーを充電すること。
16 忍耐することを教わる(自分たちの順番を待つことによって)。
17 問題に対する答えを見つける(集団セラピーではなく、御教えを通じて)。
18 他者と意見が食い違う状況への対処法を学ぶ。
19 自分を表現することを学び、恥ずかしさを克服すること。

重要な目標の一つであり、参加者からの発言があるとよいのは、「これからの一週間(次回のスタディー・サークルまで)に実践すべきことをスタディー・サークルの中で見つけること」という目標です。スタディー・サークルは、単なる知識のやり取りではなく、結果 的に参加者の変化がもたらされるようなものにすべきです。

B.スタディー・サークルの進め方(プロセス、手順)

まず一つの文章を読み、次に、円形に座った参加者たちに、順番にその文章に関するコメントを言ってもらうやり方が一般 的です。参加者は、自分の順番が来ていないときに、突然発言することはひかえるようにすべきです。こういう行為が一、二回あっても、ファシリテーターは見過ごしておくことができます。しかし、もしそれが問題になるようであれば、ファシリテーターはそのような行為をやめさせなければなりません。

一般的に、参加者は、誰かを傷つけるような個人的な発言は避けるべきです。また、ソーシャルセラピーのセッションのようになるべきではありません。あるスタディー・サークルの参加者たちからは、次のようなアイデアが出ました。

1 スタディー・サークルの最初に読んだ文章の内容に関する意見を述べる。
2 テーマとなった文章の中で、自分がわからなかった点について、疑問をもった理由も含めて話し合う。
3 その文章を読んで浮かんでくる疑問を発表する。
4 その文章によって自分がどのように影響されたかを説明する。
5 自分に起きた出来事の中から、その文章に関連性のあるものについて話し合う。
6 この文章が、これからの自分にどのような影響を及ぼすことが考えられるか話し合う。
7 誰かが以前に提示していた疑問に答える。

スタディー・サークルの目標は、単なる知識のやり取りではなく、変化をもたらすことなので、次のようなアイデアは役に立つかもしれません。サークルが終わる前に、スタディー・サークルに出てきた御教えで、その後の一週間(次回のスタディー・サークルまでの期間)の間に、実践できるものについて話し合いをします。グループ全体で、一つの御教え、もしくは一つの原則に焦点を当てることができるかどうか確かめましょう。次回のスタディー・サークルでは、サークルを一巡して、どのように先週の御教えや原則を実践したか、それによってどのような影響があったかを各人に発表してもらうことから、その日のセッションを始めてもよいでしょう。

C.ファシリテーター(進行役)の役割

誰でもファシリテーターを務めることができます。必ずしも霊性担当がこの役をやる必要はありません。

よいファシリテーターになるには、実践を重ねる必要があります。それは、学習によって身につけるべきスキル(技能)です。次にあげるのは、あるスタディー・サークルで出てきたいくつかのポイントです。―――繰り返しますが、これは説明のためのリストにすぎません。このリストをそのまま参加者に配ることはしないでください。参加者自身に、自分たちのリストを作ってもらうようにしましょう。

1 全員に理解できるテーマを選ぶこと。スワミの御教え以外の伝統的な(宗教等の)関連資料を使ってもよいが、スワミの御教えに焦点を当てるようにすること。しかし、スワミの御講話や著書には、私たちが何年にもわたってスタディー・サークルを続けることができるほど十分な内容があります。
2 全員に配るために資料のコピーを準備すること。あまり長いものは不可。
3 紙を節約すること。参加者が読めるようなOHPやコンピューターの画面 を用意するのも一法。
4 準備をしてくること。前もって資料を研究しておくこと。必要であれば、それ以外の関連資料も準備する。
5 使われているサンスクリット語の意味も調べておく。
6 話し合いをコントロールすること。輪になって座っている参加者に、順々に発言させて、全員に発言の機会を与えるようにする。このルールは、時には少し緩めてもかまわない。もし途中で、順番に関係なく誰かが質問に答えたりするときは、その動きに任せてもよい。しかし、話し合いがコントロールできない状態にならないように注意すること。
7 ファシリテーターは、話し合いがしやすくなるような働きをしなければならない。グループがテーマに意識を集中するように導いて、話がそれないようにする。話が行き詰らないように進行を促す。場がだれてきたら、次の文章か別 のテーマに移る。
8 ユーモアを用いること。
9 必要な場合は、テーマに関係する体験談を準備しておく。
10 参加者が快適に感じる雰囲気作りをすること。ユーモアやアイコンタクトを活かす。
11 丁寧な「保安官」のような役を果たすこと。参加者たちが他者の発言にしばしば口をはさむようなことが起きないように注意する。時間に注意を払う。一人の人があまり長く話し続けることがないようにする。(一回の発言の持ち時間の例:2分間くらい)
12 個人的な問題は避けること。
13 オーガニゼーションのガイドラインを知っていること。
14 参加者同士の個人的な話のやり取りは最小限に留めること。輪になって座っている人々が順番に発言するプロセスを繰り返すようにする。
15 話し合いに参加しない人々について。もし、長期間(例:6ヶ月くらい)にわたって話し合いに参加しない人がいる場合は、誰かが個人的にその人と話し合い、真に参加することによる恩恵について話をしたりして、参加への努力を促すようにする。これは、思慮深く行うべきであり、決して高圧的な態度は取らないこと。それでもその人が参加しなければ、最後は本人が決めることなので、本人の意思に任せる。

D.参加者の役割

スタディー・サークルは、一人のメンバーによるプレゼンテーションではありません。一番よいのは、出席者全員が参加する形です。私たちのスタディー・サークルで出てきた意見を次にご紹介します。

1 読むべき資料やテーマが前もって知らされているときは、準備をしてくる。
2 参加すること! 発言すること! 自分でその場に貢献した分だけ、収穫がある。
3 誰かが資料を朗読しているときは、よく耳を傾けて聞くこと。完全に理解できなかった場合は、もう一度読んでくださいとお願いする。
4 他者の発言を、よく耳を傾けて聞くこと。
5 テーマに関係する経験があれば、皆に話して経験を分かち合うこと。
6 疑問が浮かんだら、それについて問いかけを行うこと。
7 意識を集中して焦点を絞ること。テーマから脱線しない。
8 忍耐を忘れないこと。自分の順番を待つ。
9 何も言うことがないときはパスすること。
10 心を開いて参加すること。
11 頭を使って話すのではなく、ハートから話すようにする。
12 政治がらみの問題は避けるようにする。
13 たとえば、誰かが言ったことを攻撃したりして、個人的な話にしないこと。
14 グループセラピーのセッションにはしないこと。
15 発言に時間をかけすぎないこと。
16 肯定的な内容がない場合は、発言を控えること。
17 繰り返しを避けること。他の人の発言を繰り返すだけではいけない。
18 知的な能力をひけらかさないこと。
19 ディベートをしないこと。他の人を評価しないこと。
20 目標はあなたの個人的な変容であることを忘れないこと。
21 ファシリテーターに協力すること。

「信仰と帰依心をもって学びなさい。あなたが読んだ内容の意義や意味を知り、それを実行に移すことを、常に目標としていなさい。それをしないのであれば、スタディー・サークルは、いつまでも半円のままに留まり、完全な円にはなりません」

「Sathya Sai Speaks」アメリカ版 p59

 


出典:http://www.sathyasai.org/devotion/study/study.html