青年に対するババ様の御言葉
─1996年6月27日の御講話から─
喋りすぎる人は勉強することができません。勉強する人はお喋りをしません。いつも私が「話を減らして、もっと勉強しなさい」といっているのはこのためです。
今日、人間の価値は消え失せました。思いと言葉と行いに一致が見られません。話しすぎることによって、人間は集中力、記億力、そしてついには神聖なエネルギーまで失ってしまいます。その結果、人はより空腹を感じて、必要以上に食べ物を取ってしまいます。食べ過ぎは人を怠惰で鈍感にさせ、仕事に対する誠実さをなくします。そのため、今日の若者にはセヴァ(奉仕)の精神が見られなくなりました。喋りすぎると神経質になり、識別力がなくなります。(中略)
人間の悪い習憤はこの度を越えた喋り過ぎに原因があります。一旦あなたが必要以上に喋り出すと、噂話が始まり、あなたは悪い言葉を聞いたり口に出したりしなければならなくなるでしょう。どうしてあなた方はこのように自分を甘やかしてしまうのですか。
人生の四つの段階においてブラフマチャリア(学生期、聖典を学ぶ時期、克己と純潔の状態)はその土台にあたります。この段階で良い習慣を身につけなければ、あなたは良いグリハスタ(子を育て、祭祀を実行する家長期の家長、世帯主)にはなれません。
静寂の中にのみオームカーラの原始音を聞くことができるのです。静寂の中でのみ、神の柔らかな足音が聞こえるのです。これが静けさに存在する音です。眠った後はすっきりした感じがするでしよう。なぜなら眠ることによって感覚に休息が与えられるからです。ですから毎日少なくとも一時間は沈黙を守るべきです。そうすれば、失ったエネルギー全てが取り戻されるでしよう。深い眠りにあるとき、そこに心は存在しません。こうしてあなたがたは、ジャグラート(日覚めの状態)、スワプナ(夢見の状態)、スシュプチ(深い眠りの状態)という三つの段階を超えて、トゥリヤ(絶対至福の超越した心境)の状態へと入っていかなければなりません。
学生諸君、必要以上に交友関係を広げてはいけません。あなたの友情関係を『こんにちは、こんにちは。さようなら、さようなら』に限りなさい。誰に対しても敵意を抱いてはなりません。誠意をもって自分の仕事に励みなさい。
西日本青年部合同サーダナキャンプ開催
1998年平安の年に、サットサングの意味と平安を培うために何が大切であるのかをともに考える場として、下記のとおり西日本青年部合同サーダナキャンプを開催いたします。最寄りのセンター・グループに青年部がない方にも、青年部活動を体験していただける良い機会となりますので、たくさんの青年の方の参加をお待ちしております。
日時:1998年3月28・29日
場所:広島県岩国市
テーマ:『サットサング─神聖なる仲間─平安の道をともに歩もう』
参加資格:西日本在住の16歳から30歳までの男女(オブザーバーは35歳まで)
参加申込:各センター・グループに配布された案内を御参照の上、センター・グループごとにまとめてお申し込みください。
申込締切:サイラムニューズをみて申し込まれる方につきましては、3月18日まで受け付けますので、お早めに最寄りのセンター・グループにお問い合わせください。
*東日本青年部合同サーダナキャンプも今年度中に実施する予定です。
Sai Student Bulletin
アメリカのサイユースが発行しているニュースレター Sai Student Bulletin の最新号Vol.7(世界青年大会特集)が東京青年部に届きました。英語版のみですが、コピー希望の方は東京青年部までご連絡ください。
お知らせ
平安の年用スピリチュアルダイアリーは在庫がなくなりましたので、お申し込み受付を終了させていただきました。
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