ご案内 About

サイユース ジャパン

サイユース ジャパンは、バガヴァン シュリ サティヤ サイ ババの公式団体であるサティヤ サイ オーガニゼーション ジャパン(SSOJ)における18歳〜40歳までの青年が活動する部門です。運営は全てボランティアで行われ、会費は無料です。

【目的】
霊性や道徳性をベースとしたプログラムを企画・運営していくことを通して、各人がグループマネージメントやリーダーシップ、調和と協調について学びます。そして、高いスピリチュアリティと卓越した人格を育み、国の伝統文化を尊重しながら、真理と正義と平安と愛と調和をもって、将来の地域社会をリードしていく人へと成長していくことを目的としています。

サティヤ サイ インターナショナル オーガニゼーション ジャパン(SSIOJ)

サイオーガニゼーションは、会員の内なる神性を実現することを唯一の目的としています。そのため会員は、あらゆる人間関係を真理(サティヤ)、正義(ダルマ)、平安(シャーンティ)、愛(プレーマ)、非暴力(アヒムサー)の原則に基づいたものとすること。無私の愛の実践者として社会への奉仕活動を行うこと、また、各人が信仰する自分の宗教の真の精神を正しく理解することにより、誠実かつ献身的人間として成長することが求められています。

『サイ オーガニゼーションの唯一の目的は、人が、その内なる神性に気づくよう導くことである。神への信仰と、自己への信念を取り戻させることである。その信仰と自信は、どんなことも耐え忍ぶ力を与える。この真理に立ち返り、それを生きるよう人々を導くこと、それがオーガニゼーションの使命である -Sathya Sai Baba』

SSIOJについて

SSIOJの沿革

サイユース ジャパンのヴィジョン

神我顕現

2008年10月20日、アヴァター宣言の日に、サティヤ・サイ青年部のヴィジョンが発表されました。これは、SSIOJの役員と青年部の役員が、共にスワミに長い間お祈りして作り上げた、サティヤ・ サイ青年部メンバーの永遠の目標であり、人生の指針です。このヴィジョンで掲げられている私たち青年部の最終目標は、「神我顕現」です。

 神我顕現とは、「本当の自分は神であるということを、はっきりと顕す」、ということです。では、本当の自分が神であるということを、はっきりと顕すためにはどうすればよいでしょうか?それは、古今東西、無数の霊性の教師たちが、様々に語ってきました。時には、人々は御教えの 表面的な違いに着目して混乱し、大きな争いに発展してきました。しかし今日、人類全体を 救うために、世界をお創りになり、一人ひとりを千の母よりも愛しておられる神が、その栄光を 完全に顕現されて、サティヤ・サイ・ババ様として降臨され、すべての宗教のエッセンスである 普遍的な霊性の道を説き、身をもってそれを示してくださっています。スワミの御教えはまさに、スワミご自身が体現されている神我顕現のための王道です。スワミは様々なことを教えてくださっていますが、それらの御教えのキーワードが、青年部のヴィジョンのわずか4つの文の中にちりばめられています。この4つの文は、「サティヤ・サイ 青年部のメンバーは」という言葉で始まります。

サティヤ・サイ青年部のメンバーは、

サットサングを通じて、神への信仰と真我への信頼を強め 真の愛と無執着を育みます。
識別心を使ってダルマの実践に励み、セヴァを通じて 多様性の中に一体性を見ます。
感覚のコントロールやナーマスマラナなどのサーダナによって、心を浄化し、平安と至福 を獲得します。
自己探求により、「私は私である」という真理を悟った後、 他の人々も神へと向上する 助けとなります。

サティヤ・サイ青年部では、このヴィジョンを掲げて、すべての活動を行っています。

青年に関する御講話

「Divine Discourse 神の御講話集」(第一回サティヤ・サイ全国青年サーダナ・キャンプ記念御講話集)より

1997年1月2日 日本人のグループインタビューにて

Q:スワミ! 日本のユースのためにメッセージを下さい。

Baba:『メッセージは特に日本のユースに限りません。インドのユースにもアメリカのユースにもすべてに対するメッセージです。See good; Do good; Be good (よいものを見、よいことをし、よくありなさい)。思いというのはタンクに入った水のようなものです。口にすること、耳にすること、見ることは、タンクの蛇口のようなものです。タンクの中の水がきれいであれば、そこから流れてくる水はきれいです。タンクの中の水が汚れていれば、流れてくる水もまた汚れています。よい思いを育てなさい。それが大切なことです。怒りや嫉妬、欲望や高慢といったものは動物の性質です。皆さんは人間として生まれたのですから、動物的な性質をなくし、人間的な性質をもつように心がけていかなければなりません。それだからこそ、人間として生を受けたのです。愛、同情、帰依心、優しさといった性質が人間的な性質です。人間的な性質を増やすことによって、神聖な性質が手に入るのです。』

『青年は大変な精力家です。青年が団結するとき、彼らの内にある力が増します。どのようにして? プラス+プラス+プラスが、「マハープラス」となるのです。もしもここに集まっているすべての人々が何らかの仕事に取りかかるとするならば、びっくりするぐらいに成し遂げることができるのです。』

『若い皆さん! 今は黄金時代です。一秒の半分でも、無駄にしてはなりません。何らかの仕事か、他の社会にとって有益な奉仕をしなさい。利己的になってはいけません。利己心を減らすために仕事に就きなさい。ここにいる多くの人々はセヴァダルに入っています。そうであれば、あなたたちは優しく親切に話さなければなりません。私たちは常に正しい行動を取るべきです。それは規律です。私たちの行為によって私たちの繁栄は決まります。あなた方はもっともっと多くの若者たちを奉仕に駆り立てなくてはなりません。もし、若者たちが一つになるなら、世界をたちまちのうちに繁栄へと導くことができます。もし、村全体が一つになるなら、田畑での収穫作業はあっと言う間に済ませることができます。ですから、一体性がなくてはなりません。一体性によってのみ純粋さは生まれます。そして、純粋さから神性が生じます。神性があるとき、私たちは社会を忘れます。

愛の化身である皆さん、この集まりだけで満足してはなりません。このオーガニゼーションの発展をこれから先にも熱望しなさい。必要なプラチャーラ(よい行い・習慣)とプラブボーダ(目覚めていること・良心に忠実でいること)をなし、仕事において理想的な人でありなさい。どこにもなんら不安はないはずです。セヴァに参加し、よい評判を得、理想的な人々となりなさい。これが、私が望んでいることです。私はこれ以上のことは何もあなたたちに要求しません。』


『サイの理想』(第一回シュリ・サティヤ・サイ世界青年大会記念御言葉集)より

 『犠牲を払うことのできる若者たちが、今日非常に必要とされています。それだけではありません。私たちは、世界に対し神の遍在を宣言することのできる勇気ある若者たちを必要としています。不正、不親切、残酷さから生じた状況に対し、勇気をもって立ち向かい、戦うことのできる若者たちが必要です。この世の物質的な利益のみを追いかけるのではなく、道徳的な面、精神的な面に十分な重要性を置く若者たち。模倣をやめ、自分勝手な考え方を捨て去る用意があり、非利己的な方法で社会に奉仕することのできる若者たち。自分自身の体験から、他の人々に、内なる神性が最も大切なものであると話すことのできる若者たちが必要です。』


「青年のダルマ」(第一回シュリ・サティヤ・サイ世界青年大会御講話集)より

『プラシャーンティ・ニラヤムはまるで自動車修理工場のような所です。そこでは車のあらゆる部品が修理、修繕され、新しいタイヤ、新しい部品がつけられ、きれいに塗装をされて持ち主の元に戻されるのです。ここに来たあなた方は、悪い習慣や真理でないことを思うといったことを取り払い、新しい視野をもって帰りなさい。そうすればあなたの友人や他の人々は、あなたが変容したことに気付くに違いありません。彼らはあなたのより善い態度をうれしく思うでしょう。このようにしてあなたは自国に進歩をもたらすのです。』


『たとえ世界中に何百万という青年がいたとしても、ここに来たあなた方だけがこの比類のない機会を体験する幸運に恵まれたのです。あなた方が奉仕のためにどこに行こうとも、スワミはいつもあなたと共にいます。何が起ころうとも私はあなたを守ります。』

『あなた方はここで学んだことすべての要点を復習し、それらにきちんと従わなければなりません。あなた方は神への信仰と多様性の中の一体性という原則に忠実でなければなりません。ここで説明した道をあなた方がたどり、善良で、社会の役に立つようになるならば、スワミはどのようなことでもあなた方のためにする覚悟でいます。これだけが私の望みです。

あなた方は、それぞれ自分の故郷で何百人もの人々に説明し、他の人々にメッセージを広めなければなりません。

あなた方が村で奉仕をしているときに、村人たちを励まし、彼らが自分自身で仕事をするよう勇気づけるべきです。あなた方が奉仕に出かけるときは、必ず両親の許可を得なさい。もし両親が反対したら穏やかに、この身体は食べたり飲んだり眠ったりして怠惰にして浪費するためではなく、奉仕をするために与えられたのです、と話しなさい。あなた方が心からの奉仕をしようとしているのだということをいったん納得すれば、両親はそれに反対しないでしょう。あなた方は模範的な態度で振る舞わなければなりません。』


「サイの宝」(第二回シュリ・サティヤ・サイ世界青年大会御講話集)より

『皆さんは、サティヤ・サイ・オーガニゼーションで責任を担わなければなりません。今日、この大会に参加している人たちの中には、いくつかの困難を乗り越えてきた年長者もいるでしょう。また、様々な拘束に縛られているかも知れません。皆さんはオーガニゼーションの活動に参加し、しかるべき責任を担い、類まれなリーダーとなり、それぞれの国や州でそのリーダーシップを発揮しなければなりません。皆さん方全員が責任を引き受けるべきです。あなたたちは、そうした力を伸ばさなければなりません。そうした地位に就かなければなりません。しかし、一つ重要なことがあります。政治とかかわってはなりません。社会の幸福のために働き続けなさい。社会の発展のために働きなさい。あなたたちは社会の進歩のために働くべきです。懸命に努力をしなさい。それに勝るものはありません。それが最高の苦行(タパス)です。これ以上のものはありません。ですから、誠実な生活を送って、責任を引き受けられるようになりなさい。』

『皆さんはここに来て、三日間を過ごしました。とても長い時間を過ごしました。とてもたくさんのお金を使いました。しかし、あなた方は自分がつぎ込んだものに見合うだけの収穫を得なければなりません。それぞれの国に帰ったら、活動に参加していない人たちにも、あなたたちの体験を分かち合い、彼らを招き入れなさい。ここで得た体験のすべてを彼らと分かち合いなさい。自分さえよければ、という態度であってはなりません。これらすべてを分かち合うべきです。そうすれば、あなた自身、幸せになることでしょう。それが真の成果です。大会が行われることになり、皆さんはここにやって来ました。あなたたちが行ったことは何でしょう? あなたたちは、その成果を示さなければなりません。自分たちの行いを通じて、それを立証しなければなりません。あらゆる人に手を差し伸べなさい。奉仕を始めなさい。奉仕を通じて、人はそれぞれ自分が受けるに値する成果を得ます。奉仕に勝るものはありません。』