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御講話「人間から神へ」

体の機能を促進するのはアートマ意識です。アートマ意識は人間の中で「ソーハム」〔呼吸をする時に生じる音〕として顕現します。「ソーハム」とは「私は神である」という意味です。「ソー」は「それ」(神)であり、「ハム」は「私」という意味です。「ソーハム」は「ハムサ ガーヤトリー」と呼ばれています。「ハムサ」〔白鳥〕は識別力の象徴であり、識別力は、人は体とは違うということを信じることを可能にします。

「ガーヤトリー」という単語は五感を支配していること意味しています。「ガーヤトリー」の二つ目の名前は「サーヴィトリー」です。「サーヴィトリー」は生命を支配していることを意味しています。「ガーヤトリー」の三つ目の名前は「サラスワティー」です。「サラスワティー」は話す言葉を支配していることを意味しています。それゆえ、ハムサ ガーヤトリーを唱えることは、人に五感と生命と話す言葉を支配することを可能にさせます。

ガーヤトリーは、「ブール」、「ブヴァハ」〔ブヴァッ〕、「スヴァハ」の世界を語ります。「ブール」は体を意味し、「ブヴァハ」は生命、「スヴァハ」はプラグニャー(つねに神と一つになっている意識状態)を表しています。さらに、これら三つは、それぞれ、物質化、振動、放射を表しています。ブーローカ〔地上界〕とブヴァルローカ〔虚空界〕とスヴァルローカ〔天界〕という三つの世界は、実のところ、人間の中にあります。人間は三つの世界の具体化であり、三つの世界も同様です。人間は宇宙の神が具体化したものです。

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https://sathyasai.jp/discourses/discourses/d_19930520am.html

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